劇場公開日 1958年1月15日

「高千穂ひづる」張込み(1958) kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0高千穂ひづる

2018年11月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ストレートすぎるほどの展開。暑い部屋で辛抱強く待つ二人。犯人は拳銃を持ってるかもしれない。3年前に別れ、今は人妻となっていた女だったが、身寄りが少ない犯人のこと。現れるに違いないと信念を貫く姿があった・・・

 目的の女性の家の目の前だったため、旅館には刑事と告げず、農機の営業マンを装ったのであるが、ここから笑えるシーンが派生する。高度経済成長時代に突入した時期。まだまだのんびりした雰囲気がとてもいい。

 伏線として、独身刑事の結婚物語。銭湯で働く高千穂ひづるがいい感じ。浦辺粂子や菅井きんが脇役として引き締めていました。

kossy