劇場公開日 1968年11月30日

濡れた二人のレビュー・感想・評価

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2.510年ぶりに鑑賞

2023年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

10年ぶりに鑑賞。
初見は池袋・新文芸坐での若尾文子28本特集上映(2013年2月)だったが、若尾文子×増村保造監督の作品にも拘らず、若尾文子があまり綺麗に撮られていなかったのと、全編にわたるガサツ感を思い出すと、なかなか二度目の鑑賞にたどりつけなかった。
ようやくDVD購入する気になって再見したが、やはり映画館で観た時に「あの北大路欣也がバイクでグルグルする場面は嫌な感じ…」という印象を再認識するとともに、北大路欣也が若尾文子に暴力ふるう場面も今回は特に嫌な感じだった。
別に、嫌な感じを再認識するために観たわけではないのだが…(笑)

冒頭、妻の万里子(若尾文子)が夫(高橋悦史)と旅に行く計画だったのに、夫が仕事で行けなくなり、妻だけが旅に出る。若尾文子は32歳の人妻の役。
旅先で若い漁師(北大路欣也)と出会うが、彼は荒っぽく、たくましい男。若尾文子より7歳若い役。
北大路欣也のバイク後部座席にまたがる若尾文子。
そして、若い女性を巡る事件、人妻の情事など性的なエピソードが続くが、若尾文子のボディダブルでヌード場面は差し替え。

本作は、傑作多数の若尾文子×増村保造監督がほぼ終わる頃の映画であり、残念な感が残る映画。
やはり、若尾文子主演作は、「おぉ~、綺麗!」とか思えたり、「楽しい!」とほほ笑んだりする作品が好きだ。

なお、購入DVDの特典映像は初めて観たが、予告編は本編と違うフィルムを使用するなどしていて、これは興味深く楽しめた(^^)

<映倫No.15581>

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たいちぃ

3.0はだか

2020年4月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

68年大映。監督増村保造。主演若尾文子。

旦那とすれ違いの人妻文子。田舎へ旅行した先で北大路欣也がメッチャ濃い顔で登場。早々に口説く欣也。釣ったクロダイ投げたりバイクに乗せたりワイルド極まる。メイク濃すぎてコントみたいだぞw

その後も欣也はエキセントリック&ストレートにアプローチ。文子もつられてエキセントリックに。そして意外にも大胆なラブシーン(こんな映画で脱いでるとは!)

増村映画としてはかなりの異色作。とにかくダイレクトな表現。そういう路線もやってみたくなったのか?
バイクぐるぐるやずぶ濡れシーンなど印象的な箇所多数。話はチープだが意欲作とお見受けしました。

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散歩男