劇場公開日 1962年11月4日

人間のレビュー・感想・評価

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4.0嵐に遭遇した漁船。「舵がやられてしもうたーっ!!エンジンがとまって...

2021年3月5日
PCから投稿

嵐に遭遇した漁船。「舵がやられてしもうたーっ!!エンジンがとまってしもうたーっつ!」船員は4名で船長の亀五郎、甥の三吉、船頭の八蔵、海女の五郎助(ゴロスケは女の名前?)船長だけは冷静で分別があるが他はダメダメ。
泣き喚くし文句ばっかりで辛抱が無い。船長が全員分の食糧を管理してチョビチョビ食べていたが、言いがかりつけて先に均等に分配しろと言い出し、ガマンのない2人はそのわずかな里芋もメチャクチャに食べてしまう。
飢えに苦しむ五郎助と八蔵。食べ物の妄想話をしていくうちに人間もさぞ旨かろうとか言い出してヤバイことに。五郎助の悲鳴で状況に気付く船長。船長もさすがにキレる。五郎助はこの時点でメンタル崩壊→ラスト発狂。
密室・飢餓状態で人間は何を思うのか。

最後の最後までどんな状況に陥っても、人間を生かす選択をし続ける船長にリスペクト。

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collectible

4.0タイトル通りに人間の一面を描き切った作品

2015年8月23日
iPhoneアプリから投稿

DVDにて視聴。小さい画面で見たにも関わらず、冒頭から船内での息詰まる展開に引きずり込まれます。殿山泰司、乙羽信子に佐藤慶ら名優の迫真の演技に感服。今作の様に極限状況で現れる人間の一面をストレートに描く映画は、今では作りにくいのでょうか。その意味で一見の価値有り。

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M.E