劇場公開日 2000年2月19日

「なんか全部すごい」アメリカン・ヒストリーX 映画Kanさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0なんか全部すごい

2015年3月10日
iPhoneアプリから投稿

有色人種に対する差別を白人の目線で、かつ一般市民という身近な規模で描いた作品。

すごいです。
エドワード・ノートン 感情の変化を自在に操り、怒りや戸惑い、悲哀を表現し
時には「目」のみで見るものに訴えかけてきた。もうとんでもない役者です

エドワード・ファーロングも劣らず、純真に兄からアイデンティティーを学ぼうとするダニーを演じきっていた。
彼も実力派なんですね。もったいない。

そしてストーリー
エドワード・ノートン演じるデレクは半黒人主義集団の神的存在。
どうしてもファイトクラブと設定が少し似通ってしまってるが、断然こちらの方がオススメ。
父親を黒人に殺された主人公デレクは、半有色人種主義を身を捧げる。
彼はボスであるキャメロンの右手となり、組織の怒れる若者たちにとってリーダーのような存在になっていく。
弟であるダニーはそんな兄を誇りに思っていた。いつか自分も兄のように…と。
しかし、ある晩の事件によりデレクは3年の懲役を受けてしまう。
この3年間がストーリーの火種となりクライマックスへと拍車をかける…‼︎

すごい。

映画Kan