肉弾(1968)のレビュー・感想・評価
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時を経るごとに評価が高くなっている
戦後23年目、岡本喜八が脚本監督をつとめたガチガチの反戦映画。
昭和40〜50年代、テレビも映画も本当に反戦ものが多かったのが記憶にある。家族や友人、大切な人を失う設定が必ずセットされていた。
公開当時においては、本作はまさに ″one of them″ だった。
そういう意味では、むしろ、令和のいまに見ることでノイズなしの感覚が得られるかもしれない。
本作は、
戦中戦後の平均寿命の比較からはじまり、
(ナレーションは仲代達矢!)
衝撃?のラストシーンに至るまで、徹頭徹尾、シニカルな視線で当時の日本を斬って斬って斬りまくっている。
古本屋の夫婦、女郎屋の女学生、幼い兄弟、看護婦たちなど個性豊かで現実離れした登場人物群が、
まるで『オズの魔法使い』のような夢と現実のハザマにある夢幻の世界観を醸し出している。
主人公の寺田農が乗り組む特攻兵器は、デフォルメされている前提で見ても、胸が切なくなる。
人の命が、恐ろしいほど軽い。
ヒロイン役の大谷直子は、NHK朝ドラ『信子とおばあちゃん』でブレークする1年前に、本作で体当たりの演技を見せている。可憐だ。
全体を通して、モノクロで製作した効果もキチンとでており、後になればなるほど、評価を高める一作だと思う。
寺田農さんを偲んで
寺田農さん
2024年3月14日肺がんのため81歳で他界
監督と脚本は『殺人狂時代』『日本のいちばん長い日』『座頭市と用心棒』『ダイナマイトどんどん』『ジャズ大名』『大誘拐』『助太刀助六』の岡本喜八
1968年の作品
あえて白黒映画
終戦間近終戦後の二等兵の青春コメディ
戦争映画だが戦闘シーンはない
映画会社から予算をもらえず自主制作で完成させた
粗筋
21歳6ヶ月のあいつ
本来なら大学生だった
もっと勉強しておけば良かったと後悔していた
陸地で様々な人との出会い
昭和20年夏に和傘を被り魚雷付きのドラム缶の中に入り海を漂うあいつは終戦を知らない
漂流の末に東京湾に
屎尿を運ぶ船の船長に発見されたあいつは終戦を知らされる
ロープで繋いでもらい東京の港に運ばれる途中でロープは切れた
時はたち昭和43年夏の海水浴で賑わう海でいまだ漂うドラム缶の中には白骨化したあいつがいた
魂はなお叫んでいた
寺田農の初主演作
当時25歳くらい
声まで若い
全裸の大谷直子
11PMの温泉レポーターうさぎちゃんの由来だろうか
それにしてもあれはなぜうさぎちゃんなのか未だにわからない
下北沢の学生劇に出てくるような理屈っぽい黒い看護師3人組がキャラ的に一番好き
うまく表現できないがなぜか全体的に飄々としている
BGMも夏の島の木陰でハンモックに揺られてる感じでのんびりしている
戦争となれば映画鑑賞どころじゃなくそれ故に自分は戦争は嫌いだが反戦映画という言葉を好まない
戦争映画で充分
わざわざ反戦などとメッセージを掲げるとパヨク臭くて良くない
配役
自称ねずみの特攻隊のあいつに寺田農
両親と兄を戦争で亡くした女郎屋の若きカミさんで因数分解を解いていたおさげのセーラー服の少女「うさぎ」に大谷直子
あいつの父に天本英世
学校長閣下に今福正雄
B29の爆撃のせいで両腕がない古本屋のオジイサンに笠智衆
観音様のような古本屋のオバアサンに北林谷栄
女郎屋の前掛のオバサンに春川ますみ
雨のなかで出会う軍曹に小沢昭一
軍曹のカミサンに菅井きん
漁業組合の飯炊きをしていたがアメリカ兵の妾にされるのが嫌であいつの拳銃で自殺を図るも失敗するモンペのオバサンに三戸部スエ
浜辺で出会う少年に雷門ケン坊
少年の兄に頭師佳孝
竹刀で少年の兄を叩く教師に園田裕久
あいつらを怒鳴る区隊長に田中邦衛
女郎屋の行き先を聞かれる憲兵に中谷一郎
ひげの下士官に高橋悦史
あいつを助けるオワイ船の船長に伊藤雄之助
ナレーターに仲代達矢
主人公の寺田豊の唐突な感じがとてもコミカル
監督・脚本の岡本喜八の動員学徒、幹部候補生の実体験がもとになった戦争映画という。
といっても戦争のシーンはなく、陸軍の理不尽な扱いや本土決戦に向けての特攻隊の訓練、出陣前の兵隊の様子などを断片的に描いている。
若い女性(大谷直子)との淡い恋心も出てくる。
主人公の寺田豊の唐突な感じがとてもコミカル。自分を失わないものの、特攻への訓練にがむしゃらに取り組む。
皇国日本。その結果、主人公はどこに向うのか。
オムニバス的でニヤリするところもある。多くの若者を死にやる戦争の愚かさ。それをストレートに表現する訳ではないが、今の時代から見ると、主人公の真剣さが逆に可笑しくもみえる。
この時代の映画からは、俳優の生々しい迫力が伝わってくる。かっこよく見せるというのではなく、さらけ出しているから迫力がある。
@広島市映像文化ライブラリー
ドラム缶から出られない
Amazon Prime Videoで鑑賞(レンタル)。
自主製作ならではの自由度が監督の作家性を前面に押し出して、監督自身の体験が反映された濃厚なカオスに呑まれる。
シュールでコミカルな作風にも関わらず、否だからこそか、戦争の理不尽と残酷さを浮き彫りにしていました。
古書店での老夫婦との出会いや女学生との恋や幼い兄弟との交流は、普段なら何気無い幸福な日々のはずなのに、そのどれにも「戦争」が深く食い込んでおり主人公を苛んでいく。戦争が何もかもを目茶苦茶に壊していく怖さが身に沁みました。
終戦直前が舞台なのは、同時期につくられた「日本のいちばん長い日」と同じであり、姉妹的な立ち位置の作品だと思いました。もしかしたら本作は、監督が本当に語りたかったもうひとつの「日本のいちばん長い日」かもしれないな、と…
神も仏もありゃしない。ありがたい言葉も枕にしかならないし、最後は魚を炙る火を熾すくらいしか使い道が無くなる。
ラストの主人公の怒りの叫びは、世界が戦争を欲する限り止まらない。彼を早くドラム缶から出してあげなくてはな…
[余談]
カメオ的に豪華な俳優陣が要所要所で登場するのが贅沢でしたが、彼らを食うほどの大谷直子の存在感が素晴らしい。
人生で一番心に残る邦画
17歳で見て以来、私にとってこれを越える邦画はない。
大谷直子さんのデビュー作品。大谷さんも撮影時は17歳。とても綺麗でした。
子どもたちにも勧めたけれど、「よかったけど、お父さん程は感動しなかったかなあ」と言われた。
追記
寺田農さんが亡くなられたそうです。大変ショックを受けています。
自分にとって、この映画がどんなに大切な映画か伝えなかったことをとても後悔しています。
ご冥福をお祈りいたします。
戦争はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。 米子映画事変万歳!🙌
終戦間際の太平洋戦争時を舞台に、最後の休日を過ごす特攻隊員の姿と、その特攻作戦の顛末が描かれた戦争映画。
名匠・岡本喜八監督の代表作。
『日本のいちばん長い日』の翌年に公開された、『日本の〜』と対をなすと言われている傑作(『日本の〜』を観ていないので個人的にはなんとも言えないけど💦)。
両作品とも仲代達矢がナレーションを担当していることからも、この二つの作品に関連性があることが窺える。
作品は前半と後半でその趣を大きく変える。
前半は、人としての喜びとは何ぞや、という非常に本質的かつ単純な問いに対するアンサーのような展開。
後半は超現実的な空間に主人公が身を置き、より観念的に戦争の愚かさを説いてゆくような展開になる。アントニオーニの『砂丘』を思い出したが、『砂丘』の方が後の作品だった。もしかしてこの作品からインスピレーションを得ていたりして?
こう書くと小難しい映画のように思えるかもしれないが、本作は基本的にはコメディ🤣
田中邦衛や笠智衆など、コメディアンとしても一流な役者のとぼけた演技は笑えるし、何より主人公を演じる寺田農の顔芸が素晴らしい✨
これまで寺田農といえば悪役のイメージが強かったけど、こんなにコメディアンとしても優れていたとは!おみそれしました👏
コメディだからこそ、クライマックスのあまりにシニカルな、ほとんど漫☆画太郎作品のような展開に込められた反戦メッセージがずしんと胸に響く。
特攻隊を全く美化することなく、その愚かさのみを徹底的に伝えようとしているところに、岡本喜八監督の矜持を感じる。
右翼が岡本邸に乗り込んできたというエピソードもあるが、たしかにこの作品は一部の人間の逆鱗に触れるものだろう。
東洋の神だろうが西洋の神だろうが、そんなものはなんの役にも立ちゃしない。せいぜい昼寝の枕になるだけだ。
靖国だの天国だの、そんなものに何の意味がある?
人間が生きるってことは、食べる出す抱く眠る、そんな「肉」の欲望以外に他はなく、それ以上でも以下でもない。
根源的な欲望と快楽があるからこそ、人生には生きる価値がある。
神様になるのも、ゾウリムシになるのもゴメンだね。
全く泣かせようとして作られた映画ではないだろうに、主人公の弾丸のように真っ直ぐと生きる姿を見ているだけで涙が出てきて止まらない😭
ちょっと中盤から後半にかけて間伸びしているとは思ったが、それを差し引いても傑作であることは間違いない。
前半の雨&裸が凄まじい〜!☔️
※岡本喜八監督の地元、鳥取県米子市で毎年開催されている「米子映画事変」でのイベント上映で鑑賞。
岡本喜八監督の奥さんでプロデューサーでもある岡本みね子さんも来場され、色々とトークを聴かせて頂きました。
壇上で涙を流しながら、深々とお辞儀をして観客にお礼を言われていた姿にもらい泣き…😭
今回で10回目を迎えた「米子映画事変」。
主催者は知る人ぞ知るプロデューサーの赤井孝美さん。
今回のゲストは、赤井さんを先輩と慕う『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の監督である樋口真嗣さんと、TV版『ウルトラマン』シリーズの監督を務める田口清隆さん!
『シン・ウルトラマン』や『仮面ライダー BLACK SUN』の制作で死ぬほど忙しいはずのお二人ですが、まさか僻地鳥取まで来ていただけるとは〜😭
樋口真嗣監督なんて、一日中イベントに出続けてくれていて、業界の噂通りとっても良い人であることが伝わってきました!大河ドラマで渋沢栄一が取り扱われたことに対する毒舌もチラリと…笑。NHKから出禁になりますよ監督!
とにかく出演者と観客の距離が近い映画祭で、こじんまりとしていながらも凄く楽しいイベントなので、来年は皆様も是非ご参加ください♪
日本人は76年も経って何世代も変わっても、結局同じ、変わりないようです そんなペーソスを噛み締める映画です
世紀の名作「日本のいちばん長い日」のエピローグのような作品です
本土決戦を軍部がいくら呼号してみても、実態はこんなものだったというものです
近代的な装備、潤沢な兵力と補給で迫ってくる米軍を迎え討とうにも、もはや肉体を爆弾とするしかない
それが「肉弾」という意味です
つまり「日本のいちばん長い日」と表裏一体をなしています
セットで鑑賞されるとよろしいかと思います
悲愴をもはや突き抜けて、ペーソスの段階でしかないとコメディタッチで本土決戦の準備に勤しむ学徒動員された大学生の主人公を描いています
ちょうど東京で「日本のいちばん長い日」での緊迫した終戦工作が行われている数日間のことです
映画会社の資金をひきだせず、事実上の自主制作のプライベート映画の趣です
しかし見応えがあり印象に強く残る映画だと思います
コロナ禍で、オリンピックの開催が危ぶまれています
何が何でも開催するのだと、戦争中の軍部のようなことを主張する人々がいます
中止すべきとか言おうものなら非国民と言われそうです
でも感染状況はどうか
緊急事態宣言は延長を繰り返し、その地域も拡大していくばかり
頼みのワクチンの接種はそれを巡って大騒動
まるで本作のような有り様です
主人公のあいつのように、悲愴にならずおかしみを持って生きて行くほかないようです
日本人は76年も経って何世代も変わっても、結局同じ
変わりないようです
そんなペーソスを噛み締める映画です
いやー知りませんでした。 悲惨さ、むごさを見せつける反戦映画は数あ...
いやー知りませんでした。
悲惨さ、むごさを見せつける反戦映画は数あれど、こんなコミカルに、しかししっかりと戦争の無意味さを教えてくれる作品があろうとは。
地獄の黙示録のようなグロが苦手な人もこの映画なら大丈夫。もっと多くの人に見られてしかるべき良作です。
名もなき「あいつ」が主人公の何かよくわからぬ展開なのですが、なぜか不思議と引き込まれてしまいます。女郎部屋の話が効いてるからかな。もちろん大谷直子のセクシーショットも。こころなしか土屋太鳳に似てる気がします(笑)
嘘、嘘、嘘
トラウマ映画かな。昔、見たような気がする。素っ裸で走る大谷直子が衝撃だったのかな。
実際に大戦の経験談を聞くと、今と変わらぬ日常と戦争の異常な状況が同居しているもんだが、この映画はまさしくそれ。そして嘘で塗り固められた建前がのさばり、それを痛烈に揶揄する。正直言って笑えなかった。闇が大きすぎる。日本で一番長い日で、監督は当時の政権にあった人物をこき下ろす意図は感じられなかった。では、あいつをこういった目に遭わせたのは誰か?あいつは建前の嘘を看破していたが、建前が支配する社会を覆す方法は知らなかった。上も下も覆せない日本人自らが自らに覆った蓋。覆す術はない。そういう民族性を哀しく伝えようとしている。ドラム缶に乗って。
笑える…でも哀しい
冒頭から強烈で、
ラスト付近まで主人公が体験している出来事が現実なのか夢なのか、走馬灯なのか
わからなかった
映画というより舞台的。
特に砂丘のシーンはすごく劇的だった
主人公童貞喪失シーンもコミカルで笑ってしまった
結果的には前掛けのマダムのあとにかわいいお嬢さんと結ばれてよかった…
それにしても主人公のあのギラギラした雰囲気、演技すごいな〜と思いながら見ていました
ファンタジックなかんじが好きです
音楽もよかった
これぞ映画。
引き込まれた~。のめり込んだ~。
なんだろ?一つ一つの場面が新鮮だ。一兵の戦争への道を純粋な気持ちと葛藤と未来への希望をコミカルに作られてる。コミカルゆえに悲しい出来事の場面もせつなく画かれていてのめり込んで観てしまった。この作品を観て物に溢れた今の時代より当時の時代の方が人間生き生き出来るような気がしました。当時は戦争で貧困と死への恐怖の時代だがなんか人間の希望や知恵、生きると言う価値観を体全体で感じてる気がして羨ましいと思いました。もちろん戦争はいけない事ではあるが平和が当たり前のような現代もいけないような気がしました。この映画はそう言う気持ちにさせてくれる映画でした。後当時高校生だった大谷直子さんの体を張った演技は圧巻でした。無論寺田農さんの演技も良かったです。
「戦争に負けたらひどい目にあう」
太平洋戦争後の日本に生まれた私はいわゆる「戦争を知らない子供たち」世代で、近年の湾岸戦争やイラク戦争も、全く対岸の火事だ。メディアの発達により、「情報」としての「戦争」は知っていても、「体感」としての「戦争」は想像もつかない。
本作は名もない“アイツ”という一般兵の物語だ。戦争は国家間の争いで、勝敗により、国の未来が左右される世界的規模の出来事だが、一般人にはそんな大きなことはわからない。今の生活が戦争によって左右される家庭的(個人的)出来事なのだ。防空措置のされている部屋で、机上の論議を戦わせている首脳陣とは違う。今にも死ぬかもしれない状況だ。それは爆撃によってだけでなく、食糧難や物資難による餓死や凍死なども含まれる。恐ろしいのはそんな状況下に置かれながらも、国民たちは「神の国」のために戦うこと、お国のために死ぬことを教えられるのだ。
『肉弾』の素晴らしさは、そんな一人の兵士の悲劇を、コミカルかつファンタジックに描いたことだ。いくらでも陰惨に描ける戦争映画を、コミカルに描くことで、主人公“アイツ”の、心情を的確に表現している。人間、悲惨な状況下に置かれれば、悲劇的になるよりも、滑稽めいてくる。さらに、未来に希望が持てなければ、自暴自棄というよりも、何か諦めに似た無感覚(?)に陥る。それが冒頭のナレーションでも頻繁に使われる「たいしたことはない」という言葉と、主人公ののんきさに繋がるのだ。さらに、主人公のおかれている悪夢的状況をおとぎ話めいたファンタジックな表現で包み込むことによって、よりいっそうリアルな感情を見ているものに投げかけられる。
この主人公の一種の無邪気さ・のんきさは、目の前に迫る“死”への恐怖を振り払うために他ならない。それは本屋で買った聖書(分厚くてすぐには読み終わらないけれど、それなりに面白い本)を読むことや、因子分解の数式を暗唱することや、わらべうた「うさぎ」を口ずさむことに如実に表される。
さて、本作でも、「戦争に負けたらひどい目にあう」という認識が根強く市民の間にあることが記されている。その顕著な例が、無教養な賄い婦の描写だ。彼女は高い教養も、特別の愛国心も無いが、日本が戦争に負けると聞くと、“アイツ”のピストルで自殺を図ろうとする、扱い方もわからないのに・・・。結局はうまくいかないのだが、彼女は、日本を占領する外国人に対しての恐怖をこう話す。「ヘソまで見られちまったようで、恥ずかしいだよぉ・・・。」一般生活者が、敗戦により自決するのは、プライドや責任からではない、恐怖や羞恥心からだ。
戦争は、市民たちの生活を奪う、初恋を奪う、未来を奪う、理性を奪う、感覚を奪う。いきなり「戦争が終わったから、もう殺しあうな」と言われて、素直に実感がわくか?“アイツ”がそれを聞いて最初に感じたのは、喜びでも安堵でもなく、憤りだったのではないだろうか?戦うことに疑問を持っていた彼が、それでも命がけで戦っていた。初恋の相手を蒸し焼きにされても・・・。「何のために!?」“アイツ”はそう思ったはずだ。「何のために!?」。「たいしたことはい」と無感覚を装ってきた“アイツ”の憤りが、20年後の平和なビーチに漂う、盥船の中に凝っている・・・。
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