トラック野郎 男一匹桃次郎

劇場公開日:

解説

マドンナに夏目雅子を迎えたシリーズ六作目は、舞台を九州に移し、剣道三段の女学生に恋する桃次郎の活躍を描く。脚本は「空手バカ一代」の掛札昌裕と「トラック野郎 度胸一番星」の鈴木則文、監督も同作の鈴木則文、撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。

1977年製作/104分/日本
配給:東映
劇場公開日:1977年12月24日

ストーリー

熊本の青果市場で桃次郎と金造は、C調トラックを運転する電吉と知り合う。電吉のおごりでフグ料理を食べるが、桃次郎はフグ中毒にかかってしまう。この地方に伝わる解毒法といわれ、土の中に埋められた桃次郎の目の前に、女子大生の小早川雅子が現れる。一方、金造は築地の酒場の仲居和代の気をひこうとしているのを女房に見つかり、離婚を訴えられる。剣道の九州大会に出場する雅子を会場まで送ろうとする桃次郎の前に、タンクローリーを運転する袴田太一が現れ、雅子を連れ去った。袴田は雅子の姉の夫であった。友人の借金の保証人となった袴田は、借金を返すことができなかった友人のために生活に破綻をきたし、妻と別れたのであった。捜しあてたものの、意地をはり、太一のところへ戻ろうとしない由紀を桃次郎は説得し、彼と再会させる。一方、雅子は、結婚を誓った恋人・村瀬が不運の連続から海外に旅立とうとしていたため、心中は穏やかではなかった。桃次郎が雅子に求婚するが、村瀬の存在を知らされる。そして、村瀬は六時間後に鹿児島空港から出発するという。愛する人の元へ向うように桃次郎は雅子に話すと、彼女をトラックに乗せ、鹿児島空港へと驀走していった。

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スタッフ・キャスト

監督
脚本
鈴木則文
掛札昌裕
企画
天尾完次
高村賢治
撮影
飯村雅彦
美術
桑名忠之
音楽
木下忠司
録音
広上益弘
照明
川崎保之丞
編集
田中修
製作進行
小島吉弘
助監督
福湯通夫
スチール
遠藤努
協力
唐津市
唐津曳山取締会
唐津観光協会
唐津市旅館共同組合
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映画レビュー

4.0みんな逝ってしまった

2015年5月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

キンキンも亡くなって出演者が向こうに行った。そんなセンチな見方になってしまった。

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Bluetom2020

3.0鈴木則文監督による縦横無尽なギャグが満載で笑わせてくれる

2015年4月8日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

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松井の天井直撃ホームラン

5.0映画は、面白くてなんぼ。

2014年12月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

鈴木則文監督の振り切れ方と、それに応える俳優陣。
究極に馬鹿馬鹿しくて、底抜けに笑わせてくれる。
馬鹿で、惚れっぽくて、一本気。桃次郎、男も惚れるよ。

歌丸師匠は冒頭のみの出演ですが、ちゃんと落語の演目とリンクさせていて、そこだけでも脚本に感心しました。

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Nori
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