「ダイナマイト!ドン!ドン!!」ダイナマイトどんどん 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
ダイナマイト!ドン!ドン!!
78年大映。
菅原文太で戦後とくれば東映映画を連想してしまうが、今作は大映、監督は岡本喜八!まず長い。東映はだいたい100分以下だがこれは2時間23分もあるよ。
だが開始15分での「任侠野球」をぶち上げ快調な出だし。本気のふざけた展開だ。ピンクのスーツ着た岸田森がビンビンに来てる。そして任侠映画では見たことのないフランキー堺がいい味出してるぞ。あと田中邦衛の投球フォームw
喜八監督といえば場面転換の上手さ。今作でも実に見事。北大路欣也の投球シーン転換は唸った。
後半は任侠系に傾きつつもラストの試合を盛り上げる展開。これは燃える。試合は無秩序だがちゃんと進むというww 最後はカオスの極み。ここまで徹底してやってくれたら言うことはありません。アッパレw 痛快娯楽任侠野球映画でした!
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