劇場公開日 1989年1月14日

「命がけだから、おもしれえ」将軍家光の乱心 激突 MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0命がけだから、おもしれえ

2018年11月1日
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当時ポスターにあったアオリだ。
80年代映画特有の大袈裟なアオリではない。本気でそれ位やってる。

自分が時代劇(チャンバラ)好きになったきっかけの作品です。そして男の映画の最後は、やっぱ一騎討ちだよな。という偏った嗜好を持つに至った作品です(笑)。
平成も終わりなんで、大好きなこの作品のレビューでもしようかと思ったんだが、この作品は昭和だった(笑)。

多分日本映画最後のスタントアクション映画。スタントとアクロバットとアクションは厳密にはそれぞれ別の物なんだが、まあそんな事はイイ。これを観てもらえれば何となく判るでしょう。
今じゃもう作れない映画なんで、観る価値は大いに有ります。何故作れないかも、観れば判ります。とにかく凄い映画なんで。

この映画で自分は時代劇が好きになったんだが、これを超える時代劇に未だに出逢えていないし、多分これからも出逢う事は無いでしょう(勿論「用心棒」も「七人の侍」も「切腹」も「柳生一族の陰謀」も観た上で言ってますよ。文句あるか(笑))。

けど作品として冷静に評価して星4つ。
まあアルフィー要らないとかクライマックスの後長過ぎとか。いや、アルフィーは要るな(笑)。
個人的には星なんか100個あげても足りない位だ。

今この作品を観るのはなかなか難しいかも知れないが、機会が有れば是非オススメ。

リメイクしてみやがれ

MAKO