劇場公開日 1991年12月14日

「勝手に喋っているだけ」12人の優しい日本人 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0勝手に喋っているだけ

2016年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

総合55点 ( ストーリー:55点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:65点|音楽:10点 )

 『十二人の怒れる男』は、一人の男が論理的に仮説を投げかけて間違いを次々に指摘して真実に迫っていった。

 だがこの作品は各々が感情をぶつけ思い込みを押し付け屁理屈を並べて飛躍の理論を思いつくままに喋る。かなり支離滅裂であり、理路整然とはいかない。だから観ていていらっとする。喜劇ではあるから最初から事件の解決を真面目にする気はないのだろうが、そのために面白くない。とりあえずこれだけ話し合ったのに、結末だってそんなことで結論としていいのかと思った。
 良いところは、12人の性格と立場の描き分けが出来ているところ。適当に済ませようとするものもいるが、再考を促す者だってそうするのは事件の真実を求めている純粋な動機とばかりも言えなさそうだ。

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Cape God