劇場公開日 1965年4月3日

「集団戦闘で勝新の殺陣を最大限に魅力的にする技術が光る」座頭市二段斬り tさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5集団戦闘で勝新の殺陣を最大限に魅力的にする技術が光る

tさん
2019年1月19日
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初っ端から、勝新太郎が飯食ってます。本作では徳利を斬る。

コメディアンとして三木のり平が出ていますが、この人が役に合っていてなかなか良い味出してる。

本作の見せ場はラストの勝新の殺陣。これがカッコ良い!集団戦闘の形式を取りつつ、勝新の殺陣の魅力が最大限に出るように撮ってる(・・・ような気がする)。上手いなぁ・・・と思う。勿論、勝新の殺陣もレベルが上がってるんだと思いますが・・・。

本作の殺陣のシーンを見ると、役者の迫力のある演技だけでは良くならないというのが分かる。カメラワークと、チュエーションの設定(本作では夜の宿場町)、どんなシーンでどんな風に斬るのか?斬られる人のタイミングの取り方なんかも上手い。

本作は井上昭監督。またちょっと雰囲気が変わります。監督が変わると、シナリオが前と似たようなものでも違うものができるということか。

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