劇場公開日 1986年2月1日

「恐縮です。」コミック雑誌なんかいらない! kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0恐縮です。

2019年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 梨本勝本人も同業者として出演しているし、ロス疑惑の三浦和義本人も使ってた。そんな芸能レポーターから夜の番組の性風俗突撃レポートまでやらされる。山本晋也に負けないくらいにやれとはっぱをかけられる。ホストクラブに片岡鶴太郎やら郷ひろみなんかがいたりするのが面白い。

 本物を撮ったりするドキュメントを織り交ぜ、徐々に本当の社会問題を取り上げたくなったりするキナメリ。隣のじいさん(殿山泰司)が金の先物取引に2千万払った事実、たまたまキナメリを買った主婦から金の証書を見せられ、独自に取材するようになる。

 日航ジャンボ機墜落事件のシーンは胸が痛むし、豊田商事をモチーフにした刺殺事件はビートたけしの怪演が見られる。1985年にどんな事件が起きていたのかを思い出すためのドキュメンタリーとしても面白いし、途中にダレてくるが、終盤のキナメリの心変わりと自分が取材を受ける立場になったラストなど、見どころは多い。

kossy
kossyさんのコメント
2020年8月10日

恐縮です!
クロロホルムに詳しくならないようにしてくださいね♪

kossy
きりんさんのコメント
2020年8月10日

こんばんはー
どんな変わった映画にもkossy さんのレビューがあるのが不思議ですし、なんか安心感あるんですよね。

内田裕也は、異星人になってしまったあの姿しか知らないので今夜は別姓作「水のないプール」を借りて観ました。
(レビューはなしです)。

樹木希林出演作品ばかり観ていては御大に失礼だと思ってレンタル。でももういいや、という感じで(笑)

ではまた。
コロナにご注意。

きりん