劇場公開日 1960年2月14日

「日活ムード・アクションの王道!」拳銃無頼帖 抜き射ちの竜 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0日活ムード・アクションの王道!

2014年1月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

赤木圭一郎の1960年の作品。
21歳の若さで事故死した赤木圭一郎にとって、唯一のシリーズ作。第1作目。

相手を殺さず、相手の肩を射ち抜く事で有名な“抜き射ちの竜”こと剣持竜二。暗黒街のボスに気に入られ、用心棒となった竜は、対立する麻薬組織との抗争に巻き込まれていく。

一番の見所は、竜と、宍戸錠演じるライバル“コルトの銀”との戦い。
シリーズが進むにつれ、この二人のコミカルな掛け合いが人気になるそうだが、本作ではまだまだ至ってシリアス。
ストイックな赤木圭一郎と、ふてぶてしさたっぷりの宍戸錠。お互い男惚れし合いながらも対立する様は定番だけど、この二人にしか出せない味がある。

男の哀愁、美女、ライバル、悪漢一味…日活ムード・アクションの王道!

近大