劇場公開日 1996年12月14日

金田一少年の事件簿のレビュー・感想・評価

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3.0アニメ版

2019年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 堂本剛、ともさかりえ、古尾谷雅人の顔が浮かんでくる・・・ということは、テレビ版を結構観ていたのだなぁ。こういうアニメだと、登場人物がよくわかんないんですよね。

 しかし、ラストの独白はすごい・・・はっきり言って絵は要らない。ちょっと涙が出てしまった。ラジオドラマで充分かもしれない。

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kossy

3.0じっちゃんとミステリー漫画の先駆けの名にかけて!

2018年7月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

興奮

名探偵・金田一耕助の孫、金田一一(はじめ)が名推理を見せるミステリー漫画の先駆け。
TVアニメ化の前に公開された劇場アニメ第1作。

じっちゃんの名にかけ、数々の難事件を解決してきたが、中でもこの“オペラ座館殺人事件”は原作漫画は当然として、この劇場アニメ版、TVアニメ版、TVドラマ版、ノベライズ版と様々な形で展開/映像化されただけでなく、作中でも二度三度と事件に遭遇。
金田一少年の代名詞とも言える事件ファイル。

絶海の孤島にある劇場兼ホテルに招かれたはじめと美雪。
上演に向けて稽古に熱が入る中、惨劇が…。

『金田一少年の事件簿』は昔メチャメチャハマり、原作漫画もアニメもドラマも見、ノベライズまで読んだ。
この“オペラ座館殺人事件”も勿論知っているが、実に久し振りに見ると、あれ、こんな展開だったっけ? コイツが犯人だったっけ?…と何となく覚えてるようで結構忘れてた。
覚えてたのは別バージョンと言うか、原作に沿った話だったか。

原作やアニメは一つの事件が数話構成だが、本作は約1時間半に圧縮。
なので話の展開や推理もかなり急ぎ足で、設定も説明不足の部分も。
はじめがかつて起きた惨劇を解決した縁でオーナーと知り合いで、一応台詞でも語られるが、全くの初見だと唐突の印象も。

話自体は無難に面白い。
絶海の孤島、密室殺人は高校生探偵の王道。
“オペラ座館”のゴシックさやおどろおどろしい雰囲気もなかなか。
全て解けた謎と共に明かされる、犯人の哀しい動機。
今やすっかり国民的超人気となったもう一つのミステリー・アニメが劇場版が推理よりアクション推しなのに対し、こちらはちゃんとミステリーの醍醐味や話に悲哀もある。

久し振りに見ると、別の事件ファイルもまた見たくなるね。好きな事件/名推理が他にも沢山。
でも一番見てみたいのは、じっちゃんとの共演。
横溝サイドの抗議で今は名を伏せられ、“かの名探偵の孫”とされてるそうだが、じっちゃんと孫の共同推理が実現したら、堪らないほどワクワクするのになぁ…。

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近大