劇場公開日 1963年3月1日

「すごい妻を授かった。」影を斬る みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0すごい妻を授かった。

2017年6月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

硬派な題名とは裏腹に、明るく活気あふれる楽しい時代劇コメディでした。
美人で腕っぷしの強い押しかけ女房(瑳峨美智子)に、こてんぱんにやられてしまった剣術指南役の雷蔵が、一念発起して剣術修行の旅に出る。
ところが、修行先の江戸では相も変わらず女遊びにうつつを抜かすばかりで …。
時代劇での雷蔵と言えば、本作を見るまではニヒルな剣豪・眠狂四郎のイメージが頭にこびりついていたので、このコミカルな昼行灯キャラはスゴく新鮮に感じられました。
しかし、江戸で恋仲になった芸者の君竜から人間のクズ呼ばわりされてショックを受ける雷蔵の演技が、もうオーバー過ぎて爆笑もの。何もそこまでショックを受けなくったって (笑)。

みつまる。