劇場公開日 1982年6月5日

鬼龍院花子の生涯のレビュー・感想・評価

全39件中、1~20件目を表示

3.5昭和の女優

2025年8月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

なんか昭和の女優さんて、今より艶っぽいな。

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光陽

4.0往年のスターは素晴らしい!

2025年8月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドキドキ

BSで放送するから興味湧いて観てみました。
昭和の映画(アニメ以外)はあまり観たことなかったけどすごく面白い。
岩下志麻も夏目雅子も超絶美しい…!
菅原文太も渋くてかっこいい!!
今つくる昭和とは世界観がやっぱり違う。
他の方が言うように、ちょっと2時間サスペンスみたいな演出が時々あってもったいない…。

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もちこ

1.5女優陣の美しさ

2025年7月27日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

美しいシーンはあるし俳優陣は豪華だけど。時代のせいなのか、登場人物たちの行動が支離滅裂すぎてつまらない。
任侠の親分は、まるで近所のガキ大将がそのまま大人になったような男で、男も女もなんでそんな男を親分として慕うのか?さらになんで養子、養女が欲しかったのか?後に妾が産んだ娘を溺愛するので、娘が欲しかっただけなのかもしれないが、養女をもらった当初は親分も正妻も特に養女を可愛がってはいない。
更に、養女に男ができたと思ったら、父親である親分が養女を手篭めにしようとするし。娘じゃないの!と思わず突っ込んだが、未遂以後は、特にわだかまりもなく、養女は結婚を正式に認めて貰いたいと夫同伴で里帰り。娘で良かったと親分と沁々お酒を酌み交わす。あの未遂シーンはなんだったのか?
それ以後も夫の指を切り落とされたりと、あんまり父娘としての交流もあったように見えない。親分を父親と慕う理由がわかる場面をいれて欲しかった。
いろいろムチャクチャな父親だけど、養女であっても任侠道は受け継いでると言う。
「なめたらあかんぜよ」のカッコ良いはずの場面にあんまり感動できなかったのが残念。

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mi

3.5夏目雅子

2025年7月22日
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「舐めたらあかんぜよ」の元ネタはこの映画だったのか。宣伝ポスターをちょっとエロチックにしたり、宣伝がなかなかうまい。

女性にヒットしたらしく、興味深いと思った。

主演夏目雅子という感じで凄みがある。岩下志麻もいいけど夏目雅子に譲ってる。この役をきっかけに極妻ができたとしたら納得。

映画というよりよくできた2時間TVドラマな感じがするのは何故だろう。

脇役の室田日出男がいい。あんな優しいおじちゃんがいたらなあ。

花子も縁談がうまく行っていればしあわせになれただろうと思うとかわいそうだ。

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hyvaayota26

5.0大スクリーンで観る夏目雅子氏は輝くばかりの美貌、息をのむ美しさ。 激しいシーンも体当たりで演じきっており、女優として脂の乗った時期の夭逝は本当に惜しいですね。

2025年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ドキドキ

約65年にわたって愛され続けた丸の内TOEIさんも7月27日(日)の閉館まで残すところあと1週間。
本日は『「鬼滅の刃」無限城編』が絶賛公開中の最中、五社英雄監督『鬼龍院花子の生涯』(1982)を鑑賞。

『鬼龍院花子の生涯』(1982年/146分)
監督・五社英雄氏、原作・宮尾登美子氏の大ヒット作。
夏目雅子氏のドスの効いた「なめたらいかんぜよ!」は流行語にもなりました。

ちょうど公開当時に高知県に在住。
本作同様高知(土佐)を舞台にした宮尾氏原作『陽暉楼』(1983)、『櫂』(1985)や、武田鉄矢氏主演『刑事物語4 くろしおの詩』(1985)、果てはTVドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(1985放送)では2代目麻宮サキ(演:南野陽子氏)が土佐弁を披露と、にわかな高知(土佐)ブームに地元民として歓喜しておりました。
「ちゅーちゅー、にゃーにゃー、がーがー」の独特の土佐弁の言い回しとイントネーションに苦労したのは良い思い出、当時はまだ桂浜に「土佐闘犬センター」も営業中でした。

本作の面白いところは表題の「鬼龍院花子」が夏目雅子氏ではないところ。

土佐の侠客・鬼龍院政五郎(演: 仲代達矢氏)に12歳で養女として貰い受けられ、政五郎の義侠心あふれ豪放磊落な生き様や一家を取り巻くしがらみに翻弄されながらも、政五郎の反対を押し切り学問をおさめ小学校教師となる「松恵」を夏目雅子氏が演じ、「花子」は政五郎と妾の間にようやく産まれた一粒種のため甘やかされて育てられ無学、一家の人間関係に最後の最後まで翻弄され身をやつす悲劇的な女性を「松恵」とのコントラストを強く描かれています。

侠客の世界を肌身に感じつつ、決して周りに流されず自分の信じた道(学問・恋愛)に邁進するが、政五郎たちに育てられた影響で、内に激情を秘める女性に成長。
その発露が亡夫の分骨に難色を示す遺族に対しての「なめたらいかんぜよ!」の一発の啖呵セリフに凝縮されており見事です。

基本は鬼龍院政五郎の波乱万丈な生涯を描いた作品ですが、松恵(=女性)の目線から描いた点は、既存の任侠・実録作品にはない新鮮さと多くの女性も共感でき大ヒットも納得です。

大スクリーンで観る夏目雅子氏は輝くばかりの美貌、息をのむ美しさ。
激しいシーンも体当たりで演じきっており、女優として脂の乗った時期の夭逝は本当に惜しいですね。
また松恵の少女時代を演じた仙道敦子氏も名演。
少女時代(仙道氏)から大人(夏目氏)へのオーバーラップは違和感なく驚きでした。

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矢萩久登

5.0凄味のある作品

2025年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

テレビで何度も観た作品ですが好きな作品でしたが、さよなら丸の内TOEIで初めて映画館で鑑賞しました。映画館の大画面大音量だと感動もひとしおですね。仲代達矢のドスの効いた野太い声が凄い迫力。夏木マリや岩下志麻の凄味があるほどの美しさなど、やはり映画は映画館で観るものと思いました。
純粋で真っすぐな性格で、(自称)侠客としての生き方を貫き通した男だが、かなり強烈な性格で笑ってしまうほど。仲代達矢さんも気持ちよく演技してたのでは。
松恵役の夏目雅子さんも素晴らしいですが、子供時代を演じた仙道敦子さんもいい演技してます。
ちなみに、岩下志麻のヤクザの姉御役はこの作品が最初だそうです。

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koji

4.5やっぱり夏目雅子

2025年7月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

久しぶりに観た。やっぱり夏目雅子が登場すると熱くなるね。夏目雅子ばかりでなく、仲代達矢の狂気の単純明快な迫力、夏木マリの気風など今どきの映画では見れないものばかりだね。

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重

4.0大ヒットの割には

2025年4月22日
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仲代先輩の超絶技巧演技について、さすがに凄いと感心する一方、あまりにも大げさで浮き上がっているとも言えます。一方岩下先輩は抑えめながらさすがの大女優の格調と貫禄が圧倒的です。

ヒットした割にはドラマチックが不足でちょとお金をかけたTVドラマの域です。キネ旬の評価がイマイチであるのも、先に述べた演技水準のバラツキも含めて演出力が弱い故と言えます。

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越後屋

1.0鬼政のように倫理観の薄い甘えた男は今でも日本の男性リーダーに多いのでは?

2025年4月21日
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貧しい生まれから力でのし上がってきた荒くれ男の鬼政。彼はなにしろ自分の欲望に忠実です。家族も部下も力で抑えつけます。複数の妾を家に同居させ好き勝手。倫理観も欠如しています。

恩義のある権力者、須田(丹波哲郎)に電車のストの仲裁を頼まれた鬼政。スト指導者(田辺恭介:山本圭)にあんたは「飼い犬」だと喝破され、カッとなってタコ殴り。「怪我をさせるな」と指示されていたのに。でもその後なぜか仲良くなって「資本家を倒せ!」と息巻いて一緒に酒盛り。で、その男を花子(実の娘)の婿にしようと画策。花子じゃなくて松恵(血縁のない娘)をくれと言われカッとなっていきなり指詰め。さらに松恵の処女を自分が奪おうと襲いかかる。なにしろやることなすこと行き当たりばったりです。

須田に叱られたら一人で出かけていって土下座謝罪。それでも許されなかったら「今日をかぎりに鬼政、きっぱりと飼い犬の身分、返上いたしますきに!」と威勢よく啖呵を切ったあげくにノープラン。子分どもに「どんな汚い手を使ってもいいから、一人100円ずつ集めてこい!」とほざく始末。妻が重病にかかっても医者の指示に従わず入院もさせず。やることなすこと自分本位。自分はヤクザじゃなくて「侠客」であると口にする鬼政ですが、その生き様には品性の欠片もありません。

松恵と夫婦になった田辺恭介は義理の父となった鬼政を評して言います。「あの人には飾りがない、ひたむきで純粋だ、だから強い、だから強いんだ…」飾りがないというのはいいとしても、ひたむきで純粋というのはちょっとどうなのか。無理やり指詰めさせられた恨みは忘れたのか。もうわけがわかりません。松恵も松恵で、鬼政とサシ飲みで和解し、殴り込みに行く際には身支度の手伝い。無理やり犯されそうになった恐怖は忘れたのか。「なめたらいかんぜよ!」という松恵の決め台詞は、結局彼女の本質は鬼政であるということか。鬼政周囲の人間はみんなひどいことばかりされて来たのに、いつの間にか鬼政大好きになってしまう不思議。結局鬼政を裏切ったのは溺愛されていたはずの花子だけでした。

宮尾登美子の原作は未読ですが、本作の鬼政は自分の欲望に忠実で、すぐ暴力に訴え、短絡的で、あけっぴろげで、規範に縛られない、「どこか憎めない男」として描かれ、仲代達矢が大熱演しています。鬼政はまるで子どもがそのままおっさんになったかのような男です。多少周囲に無理を言ったり乱暴を働いたりしてもどうせ許してくれるだろう、泣き寝入りしてくれるだろうという、甘えの心理が透けて見えます。倫理観の薄い甘えた男鬼政の生き様を、本作はどこか肯定的に描いています。日本人は割とこのタイプの男性に好意的です。古いタイプの日本人男性リーダーには時々いるタイプです。今でもフジテレビなどに。しかし男の甘えほどみっともなく、はた迷惑なことはありません。鬼政も、客観的に見るとただの横暴な父親であり、無能なボスでしかありません。ニューヨークマフィアの男たちから見たら「やっぱり日本人は頭おかしいw」と言われそうです。ゴッドファーザー公開以降、すべてのボスたちはヴィトーと比べられる運命にあるわけであり、当然勝てるわけがありません。本作はゴッドファーザーから10年遅れた1982年の公開です。二人のボスを比べて見ました。

①生年:鬼龍院政五郎(通称・鬼政:仲代達矢)は1872年生まれ、ヴィトーより約二十歳年上になります。
②享年:鬼政は開戦直前の1939年に67歳で獄中死、ヴィトーは1955年に庭で病死、享年64。
③本拠地:鬼政の活動場所は高知、ヴィトーの本拠地はニューヨーク。
④家族構成:鬼政には義理の娘一人(松恵:夏目雅子)、実の娘(花子:高杉かほり)一人いますが、ヴィトーには三男一女があります。
⑤事業継承:鬼政は組織の存続に失敗し、一家は一代限りで消滅。一方ヴィトーは三男に跡目を継がせます。
⑥行動方針:鬼政は自分の欲望優先、家族も犠牲に。ヴィトーは信頼優先、家族を大事に。

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jin-inu

3.0鬼龍院政五郎の生涯

2025年2月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

五社監督の映像美と昭和の役者魂に加え
土佐弁の熱い台詞がこの作品のド迫力の根源となって
最後まで引き込まれました。
やんちゃ坊主がそのまま大人になった様な仲代達也は新鮮で、その奔放な生き様はなんかカッコイイですね

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映爺

3.0大正、昭和初期がそれ程昔ではないですが、TBSのドラマのあかんたれ...

2025年1月26日
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怖い

興奮

難しい

大正、昭和初期がそれ程昔ではないですが、TBSのドラマのあかんたれも観てましたが、戦後もその奉公制度が養子縁組でその親方に奉公する制度があったのかなと思いましたが、ネットに学歴がない東北出身者が都心での稼ぎ所が男子が土木建築で女子が風俗とあり、若いうちにしかできないですが、何方も肉体労働ですが、また不景気だと客が来ませんが、日本の市民が優秀で読み書き算盤が江戸時代から皆できるが、その知能程度が江戸時代から皆、変わらないとしたならば、日本に原子力発電所があり、それが核の平和利用ですが、その核を核兵器に転用も可能と政治家がテレビで言ってましたが、あまり報道されないインドとパキスタンが核実験を同じ頃にもう行っていますが、核実験もその関係の頭脳がないとできないことですが

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39stepbacK

4.0【”なめたらいかんぜよ!”土佐の侠客・鬼龍院政五郎と彼を取り巻く”はちきん”女たちの生き様と死に様をエロティシズム溢れる映像で描いた作品。迸る熱量がトンデモナイ作品でもある。】

2024年11月5日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

難しい

ー ”はちきん”・・高地県に仕事で頻繁に行っていた時に、飲み屋街で教えて貰った言葉である。
  意味は、(その後、キチンと調べた。)酒を呑んでばかりいる土佐の男を4人程度は首根っこを掴んで働かせる、男勝りの女性の事を言うそうである。
  ウーム。”はちきん(意味分かりますね!2掛ける4は8ね!)の一人にはなりたくないなあ・・。-

■大正時代、土佐の大親分「鬼政」こと、鬼龍院政五郎(仲代達矢)の養女となった松恵(少女時代は仙道敦子。成人してからは夏目雅子)。
 土佐電鉄の労働争議で知り合った高校教師・田辺(山本圭)に惚れ込んだ松五郎は、彼を自らが溺愛する実の娘・花子(高杉かほり)の婿にしようとするが、松恵と田辺がいつしか愛しあうようになり、政五郎は激昂し、二人は土佐を離れる。

◆感想

・この映画には、”はちきん”が多数描かれる。
 1.政五郎の妻である歌(岩下志麻)
 2.政五郎の妾であるつる(佳那晃子)
 そして、松恵である。
 だが、只一人、政五郎に振り回され、哀しき人生を歩み客死した女がいる。政五郎が溺愛する実の娘・花子である。
 冒頭は、彼女が京都の遊郭で死んだ花子の急死するシーンから始まる。

・この映画は、松恵を演じた夏目雅子さんが、田辺の遺骨を貰いに行った際に激しく父親から拒絶された時に切った啖呵”なめたらいかんぜよ!”が有名であるが、冒頭から他の”はちきん”も頻繁に口にしている。
 特に、歌を演じた岩下志麻さんの、臨とした着物姿の気品と、チフスの病に倒れてからの松恵に詫びる姿は、絶品の演技である。

・この映画の見所は、どうしようもない男だが、何処か憎めない政五郎を演じた仲代達矢の姿であり、彼を取り巻く”はちきん”女たちの生き様と死に様をエロティシズム溢れる映像で描いたところであろう。

<昔、チラリと見た時には(TVだったかな・・。)女優陣の裸ばかり取って、好きではないなと思っていたのだが、今観るとナカナカ気骨ある映画だなと思ったモノである。
 だが、それはこの映画に主要人物として出演している全ての女優さんの気概が凄いからだと思うのである。
 所詮、男なんてものは”はちきん”に振り回される生き物なのである。
 そんな中、哀れに表現されるのが花子の生き様、死に様という点の対比も見事な作品であると思う。
 タイトルが「鬼龍院花子の生涯」というのも、シニカルである。>

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NOBU

3.5昭和の作品は重厚

2024年5月16日
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悲しい

五社英雄作品を初めて見ました。
大人になってから見たので、面白いと思いました。 表情や背中だけでも「心情の機微」が伝わるんですよね。昭和の監督と役者さんの演技(演出)は重厚だなぁと改めて実感。

子だくさんの貧乏な一家が子供を売る、養父が養女を襲う(鬼政なりの哲学と、結果未遂ではありましたが・・・・)、妾と一緒に生活するとか・・・・・時代なんですよね・・・・

この歳で初めてみて、ビックリしたのが「え???夏目雅子さんが鬼龍院花子ではなかった!」ですね。今見ても本当にお綺麗だし、素晴しい演技でした。
そして、この作品お実質的な主役は仲代達矢さんですね。
岩下志麻さんも迫力があったなぁ~~。

任侠の物語なので、鬼龍院一家に対する嫌な感情はなく、むしろ、人に惚れ自分の信念で時代を読み違えたことによる没落の悲哀が印象的でした。

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ヤナコ

3.0面白かったです。

2023年1月8日
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まゆう

4.5今の日本にまるで無い義理と人情。

2022年9月2日
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2022/9/2
池袋・新文芸坐の
五社英雄監督 没後30年記念上映で観て来ました。

別日ですが、トークゲストが
友近とマツコデラックス。
名画座に来るメンバーでは無いってくらい
五社監督の凄さを感じる。

一度、銀幕で観たかったんだ。
同時上映に「吉原炎上」

タイトルとは違い主役は仲代達矢。
今の日本からどんどん無くなる義理と人情。
(暴露系を楽しんでるくらいだからね)

本当に大変な生涯をしっかり見せられる。
夏目雅子など大物女優が
「脱ぐ役なんでしょ?女優ですから」
というプロ根性に圧巻な芝居。

大人になる前に一度は観て欲しい。

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.5すげえ…

2022年8月27日
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どこを見せ場としてるのかが手に取るように分かる。

そしてモラルを超えるタブーによる刺激
ただしそれでは、現代人の心は動かない…
しかし、観客の中には泣いている人もいて
すこし恐ろしかった
本当にこの時代を生きた人か??

何にせよ、クセになってしまうような
作風、雰囲気であった

そして何より岩下志麻
素晴らしく美しくない!?
凛として、しかし、内に何か秘めているようで
華のような人ですな

あと牡丹ちゃんがいい人で好きだったわー

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JYARI

4.0当時以来何十年かぶりに観た ストーリーはかなり忘れてたな とにかく...

2022年8月7日
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当時以来何十年かぶりに観た
ストーリーはかなり忘れてたな
とにかく夏目雅子が美しくて
公開のちょっとあとぐらいにすぐ目の前で夏目雅子を数十秒見た事があって息が止まるほど美しくてあれが女性の基準になってしまったのがツラいw
当時は仲代達矢すげーと思ってたけど今回観たら鬼龍院親分さんこんなんだっけ?ってなってちょっとガッカリだったのはあります

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carlos

4.0“うちは高知の侠客鬼龍院政五郎の娘や…なめたら、なめたらあかんぜよ!”やはり夏目雅子のこの台詞に尽きるね!

2022年6月4日
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鑑賞方法:VOD

①RIP夏目雅子、は当然として今回はRIP 山本圭。インテリでしっかり自分の考えを持っている如何にも好青年を演じさせたらピカ一の人であった。劇団出身で演技力もあったし。今の演劇界で似たような人はいないと思う。

②侠客の家に貰われて育ち、しかしその家業とは一番遠い場所に身を置いていた養女が実はそのスピリットを一番理解していたという物語。

③正に“五社英雄”ワールド。令和では取り上げそうにない(取り上げられない?)題材=近代日本(明治・大正・太平洋戦争前の昭和)の「堅気」でない世界で確かに生きていただろう男達と女達との織り成すドラマを、骨太にダイナミックに時には官能的に描く独特の映画世界(映画の出来には凸凹があるとはいえ)。濃いィ映画を久しぶりに堪能した感じ(ニンニクの沢山乗った鰹のタタキを腹一杯食べたみたいかな)。

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もーさん

3.5山本圭さんを偲んで

2022年5月16日
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怖い

興奮

山本圭
2022年3月31日
享年81

過去数回鑑賞

原作未読

監督は『丹下左膳 飛燕居合斬り』『北の蛍』『極道の妻たち』『吉原炎上』『肉体の門(1988)』の五社英雄
脚本は『野性の証明』『復活の日』『北の蛍』『極道の妻たち』『新・仁義なき戦い』『茶々 天涯の貴妃』の高田宏治

これほどタイトルと内容にギャップを感じる作品は他に浮かばない
鬼龍院花子を演じるのは夏目雅子ではない
演じたの無名の新人でこの作品以外記録はなくWikipediaにも項目はない謎の人物高杉かほり
美人でもなく強烈な個性もなく演技力がずば抜けてるわけでもない彼女の生涯の方に興味が出てくる
どういう経緯で抜擢されその後どうしているのかますます知りたくなった
オープニングクレジットで最初に出てくるのは仲代達矢だから彼が主役なのか?
語り部を兼ねた夏目雅子は2番めでダブル主演という形だろう
この作品で夏目はブルーリボン主演女優賞を獲得した

夏目雅子のヌードあり
夏木マリも佳那晃子もヌードになった

ヤクザの抗争と裸の女
典型的な五社英雄作品

高い教育は受けなかった政五郎演じる仲代達矢とヤクザに物怖じしない大学出の恭介演じる山本圭の口論が見どころのひとつ
この作品で個人的に一番好きシーン

侠客を自負する鬼龍院家の親分・鬼政こと政五郎に仲代達矢
のちに小学校の先生になる鬼龍院家の養女・松恵に夏目雅子(少女時代・仙道敦子)
子供が産めず妾の同居を容認している政五郎の妻・歌に岩下志麻
政五郎とつるの間に生まれたちょっとオツムが残念な花子に高杉かほり
末長の下女として働いていたが政五郎に強奪され妾になったつるに佳那晃子
政五郎の妾・牡丹に中村晃子
政五郎の妾・笑若に新藤恵美
政五郎の子分のまとめ役・相良に室田日出男
闘犬育成から転向した政五郎の子分・兼松に夏八木勲
兼松の子分・六蔵に佐藤金造
政五郎の子分・丁次にアゴ勇
政五郎の子分・精に益岡徹
政五郎の子分・熊に古今亭朝次
高知商業の教師で土佐電鉄労働組合を支援する活動家でのちに松恵の夫になる田辺恭介に山本圭
土佐電鉄労働組合委員長近藤に役所広司
関西を拠点とする山根組組長山根勝に梅宮辰夫
花子と結婚を前提に付き合い始めた山根組組員権藤哲男に誠直也
鬼龍院家と山根組を引き合わせ兄弟の契りを交わすことに尽力した仲人役辻原徳平に成田三樹夫
加藤医師に浜田寅彦
龍松一家の刺客に福本清三
末長組の組長・末長平蔵に内田良平
平蔵の妻・秋尾に夏木マリ
平蔵の兄弟分三日月次郎に綿引勝彦
土佐電鉄筆頭株主・須田宇市に丹波哲郎

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野川新栄

4.0鬼龍院歌の生涯

2022年2月14日
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花子
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