劇場公開日 1994年2月19日

「「ずべ公!」と言ってる方がよっぽど下品な件」今日から俺は!! 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0「ずべ公!」と言ってる方がよっぽど下品な件

2021年6月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

『今日から俺は!!』最初の劇場版
東映Vシネマから3作目
94年の作品
当時はきっと元々東映Vシネマして製作したが調子にのって映画館で小規模に公開したんだろう
それが18年の劇場版2作目のおかげで再び脚光を浴びることとなった

18年
賀来賢人
伊藤健太郎
清野菜名
橋本環奈

94年
三橋貴志
中倉健太郎
久我陽子
高橋かおり

洗練されている18年と比較したら94年はメンバーがかなり微妙

三橋貴志役の三橋貴志はこれをきっかけに芸名を三橋貴志にした
三國連太郎とその点は一緒だ

香川照之や塩見三省が学校の先生役として登場しているのが救い
今の2人の迫力ならヤンキーも尻尾を巻いて逃げ出すんだろうけど当時はかなり軽い

モト冬樹演じるヤクザは近藤真彦の「愚か者」がお気に入りでなぜかそれをちょくちょく口遊む謎の演出

18年版に比べるともっさりとしている
94年版はかなりクオリティーが低い
コメディー要素が滑りまくっている

バカボンのママの旧友のようにいまだに海外のものを有り難がり国産を蔑む輩はいつまでたっても滅びない
だが邦画に関しては80年代90年代より今の方が全体的にレベルが上がって面白くなっていることは間違いない

オスカーの会長の娘が海に突き落とされたときはヒヤリとした

クライマックスは鳥取砂丘か

つまらない
つまらない

野川新栄