劇場公開日 1992年5月23日

「鼻毛を読まれる」女殺油地獄(1992) カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5鼻毛を読まれる

2023年6月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

五社英雄監督の1992年公開作品。
近松門左衛門の おんなごろしあぶらのじごく は読んでません。
まあ、大抵の本は読んでませんけど。
なかなかよくて来ている話しだと思います。女は魔物。学生の時によく勉強しておけばよかった内容でした。
油屋が油屋に油を借りに行くのがよくわからなかったですけど😅
江戸時代の大阪商人文化に疎いので、いろいろ勉強になりました。それと言葉です。
どがいしょなし
どろく
どめろう
こめあげいかき
など、挙げたらきりがありません。
鼻毛を読むなんてのも。
嫌な言葉ですね。なにしろ、女性が自分に惚れている男性を冷静に弄ぶという意味。鼻毛を数えるとも言うらしい。たぶん正常位でしょうね。鼻毛のお手入れ気を抜けませんね。
樋口可南子33歳。女ざかりですなぁ。篠山紀信の写真集持ってます。糸井重里と結婚してスマホのコマーシャルでしか見ない存在に。とても残念です。糸井重里も40年前は超売れっ子でした。今は電通と博報堂から嘱託料貰っていそう。
堤真一(28歳)のフンドシ姿、とても色気があります。乳首も良かったです。
藤谷美和子は29歳。とても若くみえます。
カルビーのCM、ゆうひが丘の総理大臣の高校生役。ピカピカに光ってました。それから15年。いろんなことを乗り越えて、この作品で日本アカデミー賞助演女優賞を獲得。その2年後にはデュエットソング、愛が生まれた日がミリオンセラーとなり、紅白にも出ました。それからまた・・・・残念です。
樋口可南子と藤谷美和子の記念日的作品。永久保存版。
オセロの松嶋尚美が飴売り娘役で出てた。
うじきつよしも出てた。

カールⅢ世