劇場公開日 1992年9月12日

「頭蓋骨まで熱くなる。」いつかギラギラする日 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5頭蓋骨まで熱くなる。

2014年3月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

もうシビれるタイトルからカッコいいと思わせる、ピカレスク・ロマンの芳醇な香り漂うアウトロー映画。
銃撃戦、爆破シーン、カーチェイス…とアクション・シーンは日本映画にしてはよく健闘している方じゃないですか。
惜しげもなくパトカーをブッ壊していたカークラッシュも爽快でした。
ただ、作品自体が松竹のカラーじゃなかったんですよね〜。
深作欣二監督と言えば、東映の実録路線のヤクザ映画の人だから、出て来るヤクザのザコ・キャラなんかも、東映作品からそのまんま移植したような騒々しさでひたすら苦笑い。
ショーケンとの初タッグで素晴らしい化学反応を見せていた作品なのに、見事なぐらいにコケましたな。
だけど ラストで見せる熱き男の血がたぎるショーケンと木村一八とのガチバトルには興奮しましたね。
こんな品行方正とは無縁のエネルギッシュな日本映画は、もうこの先、生まれて来ないかもしれない。

みつまる。
としぱぱさんのコメント
2014年3月18日

みつまるさん

こんにちは。
コメントありがとうございます。
昔の作品も良いですよね。
今では倫理や世論的にタブーとされた
内容がフィルター無しに描かれている。
ここまでハチャメチャな作品はもう出ない
かもしれませんね。

としぱぱ