爆弾男といわれるあいつ

劇場公開日:

解説

「春日和」の下飯坂菊馬と、「燃える雲」の藤井鷹史が共同でシナリオを執筆し、「俺にさわると危ないぜ」の長谷部安春が監督した“あいつ”シリーズ第四作目。撮影は「恋人をさがそう」の山崎善弘。

1967年製作/91分/日本
原題:The Singing Gunman
配給:日活
劇場公開日:1967年6月28日

ストーリー

流れ者の浩介は相棒の熊五郎と共に久しぶりに東京に帰ってきた。それもつかの間、昔、熊五郎が世話になった魚住が、長岡の五人組ギャングが現金輸送車を襲った時、その巻き添えで死んだと知り、二人は長岡に向った。長岡警察の県刑事から、ギャングの拳銃弾を見せられた浩介は、神戸にいた殺し屋滑川が同じ超高速弾を使用していたことを思い出した。魚住の娘麻子をなぐさめた浩介は、犯人を必ずつきとめようと決心した。たまたま、浩介はかつて自分が仲をとりもった珠美と健に会い、幸福そうな生活を見て満足したが、健は暗い顔をした。五人組の一人が健だったのだ。そして浩介が乗り出してきたことを首領格の滑川に連絡した。それ以来、事件の真相を追求する浩介に滑川の手がのびてきた。そんな時健が滑川に殺されたが、それは、健が浩介と敵対していることを悔みはじめていたからだった。滑川のライフルによる狙撃、一味の星原の襲撃をかわした浩介は、ある日、熊五郎を一味に人質に捕えられてしまった。滑川らの卑劣なやり方に怒った浩介は、激しい挙銃戦の末、熊五郎を救い出したが、事件の犯人を捕えることは出来なかった。一方、現金輸送車襲撃で得た八千万を間に滑川と筧が争ったが、それを取った筧は温泉宿に逃げた。そこに待っていたのは意外にも麻子で、二人はいつの間にかグルになっていたのだった。しかし、麻子の不審な行動に後をつけてきた浩介が現われ、そして滑川も姿を見せ、奥只見のダムの上で再び拳銃戦になった。滑川の拳銃の前に筧と麻子が倒れた時、今度は浩介の拳銃が猛然と火を吹き滑川を倒したのだった。

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