劇場公開日 2007年9月1日

「タラちゃんの悪いところを寄せ集めたナンセンスギャグ映画」デス・プルーフ in グラインドハウス 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0タラちゃんの悪いところを寄せ集めたナンセンスギャグ映画

2022年3月5日
PCから投稿

タラちゃん贔屓なので3点つけましたけど出血大サービス。
4点5点の人が多いのは理解しがたい最低作品です。
タラちゃんを知らない100人がいきなりこの映画観たら、30人は途中退場、残りの50人はあきれ返る、といったところが客観的な評価です。以下、予備知識ゼロの人がどう感じるか列記してみます。
① 頭の悪そうな若いお姉さんが安っぽい化粧でダラダラ世間話を続けるんで、何か筋に関係するのかとおもったらまるで関係なし。英語がわからないから面白くないんじゃなくてアメリカ人でも飽きるんじゃない?
② まるでストーリーがない。お姉さんの無駄話のあとで唐突にカーチェイスが始まって脈略がない。B級映画のオマージュらいいけどB級だってそれなりのストーリーあるしB級に失礼じゃない?
③ 暴力シーンも大げさすぎてグロテスクすら感じない、「鼻血ブー」のコントですね。てか、そもそもスベッてる。
④ カーチェイスもこの程度のアクションならその辺にゴロゴロしてますよ。
タラちゃんは出来不出来が極端ですね。これと「キルビル」はスベッたギャグ映画です。それでも「キルビル」はギャグに徹したからまあ許すけど、こっちは一番悪いところだけが全員集合です。
いいところは、いつもダラダラ長いのに2時間で収めたところ。

越後屋