劇場公開日 2007年7月7日

「お下劣さをてんこ盛り」アドレナリン Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0お下劣さをてんこ盛り

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

興奮

総合:60点
ストーリー: 55
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 75

 最初から確信的に悪ふざけを追及したのだろう、物語はなんとも馬鹿馬鹿しいようなくだらないような。まるで頭のぶっ飛んだ麻薬中毒者が作ったような支離滅裂な映画だが、疾走感と緊張感はある。とにかく本人がエンドルフィンを分泌し続けていなければ死ぬというのだから、次々と巻き起こされる事件に本人だけでなく見ているほうも忙しい。

 1200万ドルの低予算映画だし万人受けするものではないだろうが、こういうとにかく忙しく駆け抜けるだけの奇抜なものが好きな人もいるだろう。元々の制作費の低さもあって、興行収入的にはしっかり黒字のようだ。

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Cape God