相棒 シティ・オブ・バイオレンス : 新作映画評論

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映画

相棒 シティ・オブ・バイオレンス

劇場公開日 2007年3月10日
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相棒 シティ・オブ・バイオレンス 3月10日よりシネマート六本木にてロードショー

ひたすら殴って、蹴って、前に進む、漢(オトコ)アクション映画

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コミカル路線だった「ARAHANアラハン」に続き、実写版「あしたのジョー」なシリアス路線で、カンヌ国際批評家連盟賞を受賞した「クライング・フィスト」。路線は違えど、いま漢(オトコ)アクション映画を撮らせりゃ、右に出る者はいないリュ・スンワン監督。最新作となる本作の主演は、前記2作でスターになった実弟(リュ・スンボム)ではなく、スンワン本人。もう、気合いの入れ方が違いすぎる! 旧友の死を機に、故郷に戻った刑事が仲間と再会。2人は過激な捜査をするうちに、意外な黒幕が浮かび上がる……。回想シーンで悪ガキ時代が描かれるなんていうと、「友よ/チング」など、韓国映画特有の湿っぽさを感じるかもしれない。だが、本作には心地いいほど、女々しいものはない。ひたすら殴って、蹴って、前に進む!

そんな「ワイルド・ブリット」な展開に、「ウォリアーズ」なストリート・ファイト、「ワイルドバンチ」な編集に、マカロニな音楽まで、名漢アクションに対するオマージュはハンパない。さらに、クライマックスの料亭バトルが「キル・ビル Vol.1」の青葉屋バトルに類似してることから、“韓国のタランティーノ”の異名も取る監督。だが、自らバイ・メイ役を演ることを望みながら、体力不足から諦めたタラと違い、スンワンはすべてのアクションを自ら実践。必殺!ベルトアクション(540度回転蹴り)を繰り出すなど、すべてがタラ超え。いちばんジャッキー・チェンに近い男は、じつは韓国にいたのである!!

くれい響

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ABOUT THE MOVIE

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  • 相棒 シティ・オブ・バイオレンス
  • 「クライング・フィスト」のリュ・スンワン監督が製作・監督・主演・脚本の4役を果たしたノワール・アクション。幼なじみのワンジェの訃報を受けて帰郷した刑事テス。ワンジェを殺害した犯人が逃亡中だと知らされたテスは、同じく少年時代からの仲間であるソックァンと共に捜査を開始する。ところが、事件の裏には衝撃的な事実が隠されていた……。スンワン監督自らが身体を張って挑んだ豪快なアクションに注目。
  • 原題:
    The City of Violence
    監督:
    リュ・スンワン
    製作:
    キム・ジョンミン
    撮影:
    キム・ヨンチョル
    音楽:
    パン・ジュンソク
    美術:
    チョ・ファソン
    出演:
    リュ・スンワンチョン・ドゥホンイ・ボムス、チョン・ソギョン、アン・キルガン
    製作国:
    2006年韓国映画
    上映時間:
    1時間34分
    配給:
    エスピーオー
  • 3月10日よりシネマート六本木にてロードショー
  • オフィシャルサイト

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