劇場公開日 1996年10月5日

「バランスよし。楽しいエンタメ映画。」レオン 完全版 あま・おとさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5バランスよし。楽しいエンタメ映画。

2024年3月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

様ざまな要素がバランスよく詰め込まれ、いろいろ楽しめてエンタメ映画としてはかなりよい感じ。

12歳の少女とレオンの関係はかなり曖昧だけれど、そこがよかった。人間関係は、こうだと決められるものでもない…。寂しかった二人に心の接点があった。まぁそれでよいじゃないの。しゃれた話。

バランスが良い映画だとわたしの場合は退屈に感じがちだけれど、この映画の場合は、俳優たちの演技がかなり楽しめたので退屈することはなかった。
特にスタンフィールド役。あの、ピリピリしてキレてくる感じ。気持ち悪い、でも見たい。吸い寄せられる。絶妙だった。ワタシ的には、彼が100点満点、マチルダ役90点で、レオン役が80点ぐらいといった感じ。レオン役はもう少し口元を締めてるともっと渋くてよかったかな。が、意外とそんなダメっぷりがギャップがあっておもしろいのか。トニー役もひとクセありそうな感じが最後の最後まで気になった。マチルダの家族、スターフィールドの子分、それから最後に登場の学校の先生に至るまで、なかなかの楽しさだった。

あま・おと