「いい悲鳴だ。」ミッドナイトクロス みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
いい悲鳴だ。
タランティーノ監督が本作に出演しているトラボルタにゾッコンだったのは有名な話で、自身が撮った『パルプ・フィクション』にも彼を起用するぐらいの大ファンでした。
さて本作のストーリーは、ヒッチコックが得意としていた巻き込まれ型のサスペンスを模写したものでしたが、トラボルタ演じる主人公の職業が、B級映画の音響効果マンと言うところが、一番の妙味ではないだろうか。随所にその設定がうまく生かされていたように思う。
また 、トラボルタとナンシー・アレンは『キャリー』以来の共演でしたね。
ヒーローになれなかった主人公の喪失感と最後の一言が深い余韻を残します。
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