ゾディアック

劇場公開日:

解説

「セブン」「ファイトクラブ」のデビッド・フィンチャー監督が、実際に起こった未解決事件を題材に放つサスペンス・ドラマ。周到に用意した手掛かりで人々を翻弄する連続殺人犯“ゾディアック”に挑み、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描き出す。出演はジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニー・Jr.、マーク・ラファロほか。

2007年製作/157分/アメリカ
原題または英題:Zodiac
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2007年6月16日

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受賞歴

第60回 カンヌ国際映画祭(2007年)

出品

コンペティション部門
出品作品 デビッド・フィンチャー
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映画評論

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映画レビュー

3.0なんか既視感あるけど明確に思い出せず、またもや理解不十分のモヤモヤ視聴に終始

2024年11月1日
PCから投稿

中盤位から「リメイクかなんかを見たんだろう」と気付き始めていたが、あくまでこの映画は初視聴なんだと思っていたら(思い込もうとしていたらだな苦笑)、視聴後調べでしっかり見ていたことにショック! 度忘れにもほどがある・・

今回もまた前回と同じく人物相関が完全に途中で途切れてしまい「雰囲気察し」で眺める感じとなってしまった。おまけに2時間程度かと思ったら2時間半であり、体感的には3時間半くらいととてつもなく長く感じ、終盤は飽き飽きしてしまったよ。苦笑

映画的には緻密に作りこまれたいい出来なのかもしれないけれど、エンタメ指向人間が見るには不向きであり、しっかりした観察眼と記憶力がないと最後まで付き合い切れないたぐいのマニアック作品だね。

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resuwisshu311

3.5もやっとするけど実際の未解決事件ってそんなものだよね

2024年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

ずっと気になっててやっと視聴できた。
いつ逮捕されるんだろうと今か今かと待ち侘びて見ていたのにこの肩透かし。
すこしもやっとしましたが、昨今溢れかえっている未解決事件をふらっと現れた探偵が解決したり、捜査打ち切りした事件を再捜査して逮捕したり、、などなどのドラマや映画を見すぎて感覚が麻痺していましたが、実際はそう簡単に物証は出ないし、証拠がないと逮捕はできない。
ましてや何年も経っている事件を掘り返されたところで物証がないと割り切っている犯人は今更自供もしない。
実際問題、現実なんてこんなものなのだろう。
今捕まっていない凶悪犯も、警察はある程度犯人を絞っているだろう。それでも捕まらないのは…。
真実はいつも一つなのかもしれないが、その一つを掴み取るのは容易ではないことを思い知らされました。

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カプリコルヌス

3.5クライマックスの無いサスペンス映画

2024年8月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

未解決事件を取り扱うと本来こういう展開になるのかもしれない。NHKの未解決ドキュメンタリー番組があるが、犯人像に迫ったり、犯人を取り逃したり、犯人の生い立ちがドラマティックに描かれていたり、役者さんたちがドラマのなかで迫真の演技で再現してくれている。

本作にも多少熱い演技で犯人探しをしていたが、基本的に謎解きのシーンは淡々と訥々と語り合っているので、いつ盛り上がるんだろうと観ていると肩透かしを喰い、睡魔と戦い続けることになる。

でもそれが未解決事件を題材にした映画ということなのだろう。何しろ犯人はわかっていないし、動機もわかっていない。あくまでも憶測の段階でしか犯人に接近していないし、犯人と疑われたアレンは逃げようともしていない。唯一盛り上がりそうな場面は犯人がテレビを通して電話で会話するシーンだが、あの内容が事実に基づいているのだとしたら、盛り上がりようのない会話だった。

これはドキュメンタリーではない。しかし“未解決事件を扱った事実に基づいた映画‘’と謳われしかも猟奇的な殺人事件である。何やらドキドキハラハラするんだろうと期待値はあがる。確かにドキドキハラハラはし続けた。そのドキドキハラハラを一瞬だけ満たしてくれたシーンは、ロバートとアレンが対峙した瞬間だけだった。

さすがデヴィッドフィンチャー。見事に観客の期待を裏切り未解決事件を再現してくれた。

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shin