劇場公開日 2003年3月8日

「ついにマネーペニーと・・・」007 ダイ・アナザー・デイ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ついにマネーペニーと・・・

2021年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ボンドガールはハル・ベリーだが、英諜報機関Mから送られたロザムンド・パイクのほうが好みだったりする。一見して敵側だと思えないし、ハル・ベリーの方が敵側のように見えるところもミソ。

 なんといっても北朝鮮を扱ったり、消えるアストン・マーチンを最初のアクションで使ったのが興ざめするところ。もっと車を活躍させてほしい!ザオ(リック・ユーン)が魅力的な悪役だけに、彼をもっと強敵に仕立て上げればよかった。でも、結局はザオって誰だったんだよ?てな終盤。

 DNAによる人間変換という医学的サスペンス、ダイヤモンドの謎、イカルスという衛星レーザーの恐怖。SFとしても斬新で、「まずは日本をぶっ潰す」なんて言ってたけど、北の将軍さんのほうが平和的だったのね。

 シリーズを短期間続けて見ると、「またかよ」って思い出せるほど、過去作品に対して数々のオマージュがあることがわかる(詳細はwikiにて)。個人的には氷の下に潜ったときの簡易ボンベが良かったかな。それ4分しか持ちませんから!

kossy
pipiさんのコメント
2021年12月26日

あはは。
そんな、観てない人が誤解するようなレビュータイトルを(笑)
いやぁ、ついに?と疑問符が浮かびましたが、やっぱり「マネーペニーはボンドガールではない」という40年間の路線は守られましたねw

pipi
かいりさんのコメント
2021年9月26日

私のファーストボンドがこの作品なので、幼いながら大人のオネエさんお二人を見た記憶は強烈に残っています。そしてザオも!

かいり