ロッタちゃんと赤いじてんしゃ
6月24日より、恵比寿ガーデンプレイスほかにてロードショー
小さなスーパー・ヒロイン、再び

あのロッタちゃんがまたやってくる! 大ヒット「ロッタちゃん はじめてのおつかい」で、愛豚バムセとともに日本中の人気者になった、スウェーデンのでこっぱちガンコ娘。今回は自転車でのカーアクション (?) あり、ピクニックでのハプニングあり、夏休みにぴったりのアウトドア編だ。
ロッタちゃんの魅力とは、いわゆる児童映画にありがちな「よい子」のイメージとはかけ離れ、意地っ張りで自立心に富んでいるところ。今回はヘソ曲がり度もぐんと増し、ほとんどビッチ?「お兄ちゃんたちみたいな二輪車がほしいよぉ」とゴネる彼女と、「まだ早いわよ」と許さない気丈なお母さん。大小ビッチ対決 (!?) もある。そんな緊張をやんわりほぐすのが、お人よしのお父さんと、お隣のベルイおばさん。お兄さんとお姉さんは、妹の強烈な個性の陰で目立たないが、ときに“ミニ両親”となってケアしてくれる。まったくロッタちゃんは幸せものだ。
おまけに、北欧の夏の美しいこと! 最近「太陽の誘い」というスウェーデン映画でも短い夏を惜しむような光、野の花、小鳥のさえずりが印象的だった。ロッタちゃんのキュートなサマードレスとともに、スウェーデンの豊かな自然もお見逃しなく。
(田畑裕美)

ニイマン家はスウェーデンの小さな町ビンメルビーに住むとても楽しい家族。パパとママ、お兄さんのヨネスとお姉さんのミア、そして末っ子のロッタちゃんという5人の家族構成。ある雨の朝、風邪をひいてしまったロッタちゃんは、ヨネスとミアと一緒に買い物に行きたいのにママが許してくれない。でも、我慢できない彼女は、黄色いレインコートを羽織ってとうとう雨の中へ飛び出して行った……。
英語題:A Clever Little Girl Like Lotta
監督・脚本:ヨハンナ・ハルド
出演:グレテ・ハヴネショルド、リン・グロッペスタード、マルティン・アンデション
字幕:松浦美奈
1992年スウェーデン映画/1時間18分
配給:エデン、ミラクルヴォイス
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