ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのレビュー・感想・評価

よくこんな映画作ったね。
ストーリーも無理やりだし、日本の印象も悪い。
半分以上見てしまった自分が恥ずかしい・・・
時間を無駄にしたことが悲しい

総合：45点
ストーリー： 20
キャスト： 40
演出： 60
ビジュアル： 65
音楽： 65

　日本でもこのシリーズが人気が出たし、クールジャパンで日本の文化が注目を浴びているし、これで日本をはじめとしてアジアでも稼いでやろうと考えたのだろうか。だがあまりにもあまりな日本の描き方には突っ込みどころしかない。大昔のB級映画かと思わせるし、国際化が進んだ現代でこんなのが出来ちゃうんだと悪い意味で感心する。物語の展開もきつい。いきなり見知らぬ外国人に車を貸して壊されてそれでも大丈夫なんて、いくらなんでもそれはないだろう。
　正直カー・アクションの場面くらいしか見所はない。或いはこれだけおかしな日本という設定を見て、どれだけ日本というものを好き勝手に設定して描いているのかを楽しむのがいいか。

なぜここでキャラクターを変えてしまったんだろうか？
ブライアンの方が絶対良いと思います！
最後にまさかのドミニクとショーンのレース！！結果はわかりませんがあれは絶対ドミニクが勝ったと思いますwww

このシリーズ、１作目と２作目はキャラが立っていて面白かった。
３作目にはマンネリがくると思ったのかキャストを一新。
今までとは違う主人公でスタートしている。

クルマが好きなんだな～というスタッフたちの思いは伝わってくるし、好感が持てるんだけどあまりにドラマ部分が弱くて、残念なことになってます（誰もドラマは期待していないか）。
ドリフトレースのシーンはかなり見所があるのだけれど、それ以外のところは突込みどころが満載で、バカ映画くささが随所に感じられ、個人的には嫌いではないです。
一昔前のステレオタイプなトーキョーを感じさせてくれます。でもどことなく変だけど（苦笑）

音響は良いので、これに没頭してみるべき映画かな。