劇場公開日 2006年3月25日

「題材は良い」サウンド・オブ・サンダー MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5題材は良い

2017年9月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

タイムトラベルを取り扱うSFはかなり頭を使う。適当に観ていると置いていかれること間違いなしだが、本作は違った。タイムトラベル特有の「変化」がタイム・ウェーブという波によって変わっていくという設定だ。アドベンチャー的な要素が多いため、細かな突っ込み所は無視するとして、分かりやすくて良いじゃないかと思う。第1波、第2波と波が来るにあたって未知の生物が出てくるなんて夢がある話だ。何でもかんでも凶暴な怪物になっているが、未知との遭遇として穏やかな性格の生物も出して良かった気がする。公開は2006年だがCGは恐らく虚しいレベル。壮大なスケールで描いたものの、比較的低予算だったことが伺えてならない。また、ストーリーに起伏があるんだか無いんだか微妙なところであり、全体的にどこを評価してもぼわっとしているということが分かった。しかし、評価の割には私個人は楽しめた方だと思う。

Mina