劇場公開日 2023年11月3日

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インファナル・アフェアIII 終極無間のレビュー・感想・評価

全35件中、21~35件目を表示

4.0善人になりたい

2020年8月2日
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鑑賞方法:映画館、VOD

知的

難しい

2023.11.4.
ヨンのことがすっぽり頭から消えていてラウしか記憶になかったことに驚いた。私達が見せられたのは、時間軸戻し、ヤンとリー先生の繋がり、皆が死んでからのラウの妄想と願望と狂気に重なるもう一つの世界だった。連続して3作見てそれぞれが有機的に繋がっていて、ⅡもⅢも続編として作った訳でないことがよくわかった。三作ともサウンドデザインというのか音楽のタイプや使い方が異なっていたのも面白かった。二日連続で三作を映画館で見ることができて幸せです。Ⅱが最高💕でした。映画館、ありがとうございます!
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ラウが目を真っ赤にさせて、半分狂ったような行動をしているのは、事実であってもいいです。でも、ヤンに取り込まれて、ヤンなのか自分なのか分からなくなった妄想ラウのこのⅢ、すごく私の趣味でした。

職場の部屋に、怪しいと自分が思った人間の写真や書類が壁一面に貼られている段階で、ラウは狂ってたことがわかる。それ以前でも、狂ったようにコンタクトレンズを入れる場面には、背中がぞぞーっとして、なおかつ痺れました。

このⅢはもう一つの有り得たかもしれない別の時間と空間の世界、この映画の言葉を借りれば、無間地獄の世界という解釈もあり得るのかなあ。

最後、車椅子のラウをマリー(サムの妻)が後ろからピストルで狙う場面がいい。ラウは彼女を好きにならなかったら悪の世界に入らなかったかもしれない。でもサムの為にタイに向かう彼女を殺した彼はマリーから撃たれても仕方ないと思った、因果応報だと。車椅子の手すりに置かれた彼の右手はモールス信号を打っている。

ⅠとⅡではヤンの苦しみが、Ⅲではラウの苦しみが前面に打ち出されている。Ⅲではヤンが救済されていて笑顔も多く救われました。

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talisman

3.5虚実入り交じる展開

2020年6月4日
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これまでは警察、マフィアの入り組んだ人間模様が描かれていたが、今作は時間が前後したり、妄想によって虚実入り交じる展開となっており、なかなか理解しきれない内容だった。

1作目の後付けで2作、そして今作と続いてきたが、2人は対照的だなと思った。ヤンは足を撃ち、ラウは頭を撃ち抜く。
ヤンは自分自身が警察官として、生きたんだなと救いがあった気がした。
一方、どんなに足掻いてもラウはマフィアの人間であることに変わらない、無問道をさ迷う、因果応報、救いの無いラストだなと思った。

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いたかわ

4.0ちょっと複雑💦

2020年5月20日
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 今作、映画館での鑑賞は今回が初。1日に1作品しかいつも観ないけど、今回は初めて3本。何度も観ている映画だから内容はわかっているので混乱することはないだろうと一気観。いや〜実に充実した1日でした。
 改めて観ると、Ⅲがこんなに面白かったことに感動。やはりこのシリーズは名作です。韓国映画がアカデミー賞を取るようになった近年、「インファナルアフェア」が公開された時はアジア映画があまり注目されなかった。こんなに良い映画が、、、その後「ディパーデット」がノミネートされたけど、だったらインファナルアフェアが何故?と当時悔しかったな。やはり映画館で観るとまた格別です。過去の名作をどんどんやって欲しいですね。    2023/11/19

 いよいよラスト!過去の話、現在の話、ラウの妄想と入り混じって少し混乱する。
 ラウは善人でありたいと思い続ける。でもその為にサムの手下を殺していたようで、やっていることは悪人。とうとう精神を病んでしまった。ラウにも少し同情してしまう😞
 それにしても潜入捜査官、多くない?いったい何人いるのやら💦今回観て思ったことは、ヨンが加藤浩次に似ている😅(どうでもいい事ですが)
3部揃えてひとつの物語、ではあるけど、ひとつひとつがしっかりと面白い。やっぱり何度観ても「インファナル・アフェア」好きです。アンディ・ラウにもハマってしまい、他の映画も色々観ましたね😍因みに私の名前はアンディ・ラウのアンディからいただきました😜
 何年かしたらきっとまた観るんだろうな❗️

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アンディぴっと

3.0メインストーリーは面白いけど・・。

2019年11月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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かつ

3.0面白かったけど・・・モヤモヤする。

2019年6月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

今作も良く出来てるし新たなヨンやシェン役も良かった。
ただ私の頭が悪いせいか今作は所々で不可解な点がありスッキリしなかった。
例えばなぜ急に取引相手の頭を灰皿で殴らせたのか?
ラウの告白を受けて精神科医のリーは通報しないの?
その後リーは気を失ったの?寝てたの?
ラウはヤンと自分の区別がつかなくなったんじゃろーけどなにからそーなった?罪悪感?そんなタイプには思えんかったけど。
その他にも腑に落ちない点が・・・。
あと3作ともだけどオープニングとその曲のセンスがちょっと・・全然ワクワクしない。

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トラ吉

3.0ⅠとⅡの内容があまり記憶に残ってないので、物語の時間軸の行き来が多...

2019年4月17日
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鑑賞方法:VOD

ⅠとⅡの内容があまり記憶に残ってないので、物語の時間軸の行き来が多くて、話に没頭出来る肝みたいなものが自分の中に作れなかった。

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Ray

3.0今日のマッサージの女はサム似!これも因果応報、無間地獄。

2019年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 今日のマッサージの女はサム似!これも因果応報、無間地獄。シリーズ最終章の今作ではラウが中心に描かれてはいるが、実はバカのキョンもサム似のマッサージ嬢に当たってしまうという因果応報が隠されていた!

 とうとう終わっちゃいましたか。何となく寂しい気持ちです。ラストの衝撃度は強かったものの、前作、前々作のような感動は生まれせんでした。まさしく香港の『ゴッドファーザー』と喩えられるように、3作目は感情を揺さぶられずに終わってしまったのです。しかし、終極無間(意味はよく知りませんが)のごとく、また1作目を見たくなるという気持ちにさせる不思議な作品でした。

 1作目から伏線張りまくり、謎を残しすぎという部分ではある程度納得がいく出来にはなっていましたが、ヨン警視(レオン・ライ)やシェン(チェン・ダオミン)という新たなキャラクターにのめり込めなかったのが原因なのでしょう。それと、ヤン(トニー・レオン)に感情移入しまくった1作目をまだ引きずっていたのだろうと自己分析してみました。

 それでも脚本は上手く出来ていると思います。サム、ウォンそしてキョンという脇役でありながら重要な伏線でファン・サービスし、ラウ(アンディ・ラウ)の精神状態がおかしくなる様子とリー医師との関係。時間軸を自在に操り、複雑ではあるがしっかり一本線になるという構成は見事なものでした。小道具のテープ、監視カメラ、目覚まし時計等々もいい味付けになっていたと思います。台詞が重なって幽霊に憑りつかれたような様子も・・・

 疑問に思ったのは、灰皿で殴れといったサムの心理と、その後の行動。単に潜入捜査官を炙り出すためではないと思ったのですが・・・私もキョン程度の理解力なのかもしれない・・・

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kossy

5.0香港ノワール最高傑作 第3弾

2018年11月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

再鑑賞。

絆に泣。
時系列は交差するけど随所に入る張り巡らされた線と点との一致、1と2を観てきたからこそ解る展開。

絶対にこの作品から観てはいけない

ちょっとした仕草や表情が全てを物語る。

ありがとうと言いたい

香港ノワール最高傑作!

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豆

3.5三本中、三番目かな

2018年9月24日
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鑑賞方法:映画館

時間が複雑にいり組んでて、中国マフィア出てきたりでついていくのに必死でした。
劉徳華がけじめをつけてきれいにラストを飾ってくれました。
何度も見たい三部作!

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きょん

4.0悪人の末路

2016年12月24日
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悪人の末路を描いてますな。汚職警官の末路、悲しいものですな

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素子

3.0無間地獄の完成

2016年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

10年も経つと記憶も曖昧で、3はその後のラウの話だけかと思ってたら、1を結構補ってて、補い過ぎて辻褄が合ってるのか疑問にもなった。
三部作同時に撮ってたと言うから話の破綻はないと思うのだけど、1に出て来なかった重要キャラがIIIではメインなので、え?となってしまう。
だけど、話の流れは男臭くてミステリ要素もあって好きだった。
マフィアの潜入と思わせといて、ヤンとの友情を見せるラストにはサブイボが出た。

あとはラウ。ラウも人間であり、自分がやった事を自分で正しいと騙してたのも限界を越え、苦しむ様がとても良かった。
善人になりない。と言うラストも心の叫びのようで胸が苦しくなった。

2でサムはヤンを信頼出来るわけないと思ってたけど、やはり心から信頼はしてなかったのだなと分かって腑に落ちた。

1と3をまとめて編集し直したらめちゃくちゃ面白いんじゃないかな?と思った。

男の友情に痺れる三部作だった。

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奥嶋ひろまさ

3.0地獄巡り。

2014年12月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

三部作最終章。
どう落とし前をつけるのか、と胸膨らませつつ鑑賞。そう落としてきたか…。
死ぬも生きるも地獄。呪縛から解き放たれるのはかくも難しいものなのか。

善人ってなんなんだ?
失敗や間違いは一生拭えないものなのか?

本当のことだけで生きること、それができないから少なくない人々が同じ空の下で苦悩しているんだろうなぁ、と思う。
私自身も色々封じ込めているコトあるし。

黒社会に縁のない、凡人にも通じる普遍性を有する三部作でした。

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Nori

3.0あくまでも1作、2作目の補足として観ましょう。

2013年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

この作品は、決してこれだけで観ても解る良い作品ではありません。あくまでも前作、前前作の疑問に応え、ストーリーの補完として作られています。まあファンの声に答えたって所かな。なのでこの作品は必ず予習、復習してから観ましょう。個人的には前作より、潜入捜査官にフォーカスをあててあり、楽しめました。少し時系列があっちこっち飛んでしまうのできをつけて下さい。

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としぱぱ

3.0あと出しジャンケン。

2008年8月5日

泣ける

難しい

ついに完結。
パート3においては、1,2で登場しなかった人物が登場。
しかも、その人物たちはやたらと重要な役柄。
なんだか、2のテーマが「因果律」ならば3は大事な人物を後から繰り出す、何ともあと出しジャンケン的なストーリー展開。
これが、何とも言えずバツが悪い。
1から小出しに伏線を張っておけば納得だが、それが無いから、どうも場当たり的な感じがする。
1撮影中に3部作構想になったと聞いて納得。そりゃ、伏線張れないわね。

良い点は、ラウの狂気。そして時間軸。
錯綜する時間軸。決して解りやすいとはいえないが、確信犯的な錯綜ぶりである。随所に挿入されるヤンとリー先生のエピソードは清涼剤でもある。
そして、日に日に狂気じみていくラウ。
あれ?おかしいぞと思ってからは一気呵成にラストに突っ込む。
「善」と「悪」だけでは語ることの出来ない世界がそこにはあった。

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マロピ

3.5お疲れ様でした

2008年7月30日

悲しい

幸せ

インファナルアフェアⅡが予想以上にいいとなると、もちろん三作目を観たい。さらに、どうせなら、トニー・レオンとアンディ・ラウをもう一回観たい。でも、いままでのストーリーの既成事実上それは無理である。

そんなファンの心理に応えるように、監督、脚本、製作を全部一人でやってるアラン・マック監督、かなりがんばりました。でも、出来としては、結局つじつま合わせに集中したストーリーで、一、二作目ほどの出来になりませんでした。

でもファンにとっては、あの二人の姿をもう一回見れたんだから、あまり文句は言えません。感無量でした。(四作目はつくらないでね。)

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あんゆ~る