劇場公開日 2002年6月8日

「特別な愛情じゃなくていい」I am Sam アイ・アム・サム りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0特別な愛情じゃなくていい

2023年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

400レビュー書いてる中でTOP5に入れたい一本。
数年おきに観ている大好きな映画。
小説も出ているので、ぜひ観て欲しい!!(土下座)
映画では時間の都合上、省いてしまった出来事も知れるのでより深く楽しんで欲しい。

親になれば、どの親もどうすればこの子を幸せに出来るのか苦しむもの。
それは自閉症のサムも同じ。
サムは娘のルーシーにたくさん愛情を注いでいて、観客も幸せな親子に目尻が下がる。
娘のために給料を上げようと難しい仕事を覚えようとし、周囲の応援に心が温まる。

このままルーシーは健やかに育つかと思いきや問題が。
ルーシーがサムの精神年齢を追い越してしまい、パパより賢くなるのを嫌がるように。

役所は子供のためにサムから引き離す、サムや友人はサムの深い愛情を知ってるので二人が一緒にいるのを諦めない。
奮闘する中で運命の出会いが。
非情な女性弁護士がイメージアップのためにサムに協力することに。
二人が深く関わることで変化が…。

子供を育てるにはお金や知識もなくてはならない。
でも、愛もとても大切なんだと。
それは何も特別な愛ではなくていいんだと思わせてくれる映画です。

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りりまる