劇場公開日 2005年5月21日

「ニコール・キッドマンの背の高さが目立っていた。六尺くらいあるそうだ。」ザ・インタープリター kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ニコール・キッドマンの背の高さが目立っていた。六尺くらいあるそうだ。

2021年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 冒頭から衝撃映像だ。子どもでも銃の使い方がを知っている政情不安の国。ドキュメンタリー番組でも取り上げられたことがあったけど、銃を扱えないと大人にはなれない教育をされる。一方で、3秒に一人が死に続けているという事実をも本編開始前の映像で知った。アフリカの非人道的な国への政治介入も国連主導の下で・・・という主張にはわざとらしさも感じられたが、ショーン・ペンの言葉の端にそれさえも「疑問だ」と言わせてるところに良心を感じました。政治的なシニカルな部分では、かつては英雄として民衆に称えられた人物でも虐殺・粛清を繰り返す独裁者となってしまうこと。考えさせられるところが多かったです。

 国連通訳を主人公にする設定も面白いし、二重三重に張り巡らせた伏線もサスペンス・ストーリーを盛り上げてくれました。特に、死亡者を記したノートを上手く使っていたし、ズワーニ大統領に対立する平和的指導者が二人いるという構図も緊張感を与えてくれたように思います。そして、身内を殺された者が犯人を川で溺れさせるか否かという風習もいいポイントです。中盤に起こるバス爆破というテロが強烈な印象を残しますが、シルヴィア、クマル・クマル、テロリスト、モハメッド、それと尾行する捜査員が一斉に鉢合わせするという、偶然にしてもちょっとやりすぎだったでしょうか。一番驚愕だったのは、「モハメッドって誰よ?」と感じたことでしたが・・・

 クー語も話すキッドマンですが、フランス語も翻訳していませんでしたか?彼女は『バースデイ・ガール』ではロシア語もしゃべっていたようですし、かなり語学が堪能のご様子。一流のハリウッド女優になるためには語学力が必要なんでしょうね。そういや、ジョディ・フォスターもこの前はフランス語をしゃべっていたし、ネル語(?)まで話せるし・・・

【2005年5月映画館にて】

kossy
こころさんのコメント
2022年6月6日

kossyさん
コメントへの返信を有難うございます。
ひぇーー。。
調べてみたら‥結構前でした。
今の若い人達は知らないかもですね 😅

こころ
こころさんのコメント
2022年6月6日

kossyさん
ニコール・キッドマンとトム・クルーズ‥今も尚トップスターであり続ける華やかな二人がご夫婦だった‥まさにスクリーンの世界ですよね 👀

こころ