劇場公開日 2004年4月24日

「映像美にこだわった作品」CASSHERN Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要ですさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5映像美にこだわった作品

素晴らしい映画でした。 映像美にこだわった作品という印象をもちました。 斬新かつ独創的な映像を次々に提示して、 視聴者にあきさせないように構築されていました。 戦闘シーンも面白かったのですが、 映画のほとんどは会話シーンで成立しています。 その時の映像・美術、 が極めて優れていました。 良い意味での [雰囲気映画] でした。

欠点もありました。 まず、 キャシャーンではありません。 キャシャーンといえば [正義のキャシャーンが戦う勧善懲悪の物語] ですが、 これは違います。 キャシャーンが登場するものの、 決して正義のヒーローとして あくと戦うわけではありません。 だったら、 最初から別の主人公を用意して、 別のタイトルにしたほうが良かったと感じました。 これでは原作通りの展開を期待していた人には酷評されてしまうでしょう。

また、 ストーリーを含め多くが意味不明です。 テンポよく進行するものの、 ないようの把握は困難です。 ただし、 それでも楽しめるので、 特に不満は ありませんでした。

ラストも意味不明です。 そして、 最後に数分間の音楽が流れますが、 これは長すぎます。

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