劇場公開日 2007年4月22日

「革命についてのアクションサスペンスみたいな話だったけれど,アクショ...」V フォー・ヴェンデッタ しょうけらさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0革命についてのアクションサスペンスみたいな話だったけれど,アクショ...

2022年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

革命についてのアクションサスペンスみたいな話だったけれど,アクションもサスペンスもどうでもいいと思っている自分には,その革命に至るまでの道筋の描かれ方が面白くて見入ってしまった.映画として登場人物に中心化して描かざるを得ない以上,Vとヒロインの周辺での殺人に中心化されていることは否定できないが,それでも最後の革命のシーンは鼓舞するものがある.もちろんあんなシナリオが現実に起こるとは全く思えないんだけれど,無血開城というのはロマンがあるし,音楽に合わせて爆破が同期していることも最高だった.明治維新当たりの江戸城の無血開城の背景について掘りたいと思ったりしてしまった.

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