劇場公開日 2024年3月22日

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「親/自由/人権を奪われ、奉納金を稼ぐ宗教2世のリアル」ゆるし アルちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0親/自由/人権を奪われ、奉納金を稼ぐ宗教2世のリアル

2024年3月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

宗教2世問題が取り沙汰されたのは、山上被告による、安倍晋三元首相の暗殺事件。

平田うらら監督は、その前から、友人宗教2世の自死に衝撃をうけ、その悲劇を繰り返さない為、
友人を救えなかった自分に出来る事として、新興宗教からの妨害/嫌がらせを受けつつ、この作品を自腹とクラファンで制作し、宗教2世救済の必要を世に問うている。

同じ日本人として、宗教2世の実態を知らなかった自分を恥じる。
自分にも出来る事はないか...

細かい心理描写を挟みつつ、展開に無駄がなく、三池崇史監督に師事しただけの事がある見応え。

関西でも上映されるみたいなので、また、観に行きます。

アルちゃん