劇場公開日 2024年3月15日

「英国制作なので英国寄り」COUNT ME IN 魂のリズム ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0英国制作なので英国寄り

2024年4月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

楽器切りの音楽ドキュメンタリーってめずらしい。大御所、中堅、若手と次々にドラマーたちが登場してドラム愛を語る作品。

上映時間わずか85分を短いタームで章立てしいるので飽きないし、ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーの60年代英御三家から始まって、ハードロック、プログレ、パンク、メタル、グランジ、ミクスチャー等々…とゆるめの時系列でバンドやドラマーが紹介されるのでわかりやすい。キース・ムーンだけは多少、尺を取ってキャラを観せていて、ほかは表面を掬い取ってる感じだが(ヒューマン・リーグの電子ドラムの話は必要あんの?)、しっかり紹介し出したら何時間あっても足りないだろうし、自分の音楽嗜好のかなり真ん中に刺さってきてることもあり曲に合わせて手足を動かしたくなる衝動に駆られた(周りがいい迷惑)。

最後に何人かのドラマーたちが集まってのドラム・セッションがあるのだが、いまいち盛り上がらないこともあり、日本語サブタイの「魂のリズム」はやや大袈裟な気が…。「ドラムだいすき!」ってぐらいか。

ジョンスペ