劇場公開日 2024年5月10日

トラペジウムのレビュー・感想・評価

全26件中、1~20件目を表示

3.0自分にとっての幸せを問われるような感じ

2024年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

自分は何の為に生きているのか、自分にとっての幸せとは何かを問われる映画だなという印象。自分に迷いがある人は鑑賞してみても良いかもしれません。起承転結がかなりハードモードです。高山さんだからこそリアルに描けたキャラなんだと思うんですけど、アイドルのドキュメンタリーを映画にした感じなんで感情がとにかくリアルなんですよ。爽快感満載な青春群像劇と人間の醜さ全開を掛け合わせた作品です。まぁ、ここまで語っておいて面白くはなかったんだけど笑
ちなみに高山一実さんと西野七瀬さんは作中で出演シーンあるので、もし観に行くなら探してみてください。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
水城

3.0なんかフワッとした感じ

2024年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なんかフワッとした動悸、出来事、目標が映し出される。終盤でその辺が結びついて結実していく。バックボーンもその辺で掘られる。
全体的に鮮やかさは無かった。ただただ策士が策に溺れていく様が描かれているように見えた。

始まりはテレビアニメの様な感じ。リコリスリコイルの最終回は映画っぽい始まりだったが逆のパターン。これはあんまりお得感を感じない。
人集めをする主人公。東西南北も名前に由来してないからそこまでキャッチーかな?という疑問。私は親戚に東西南北が揃ってるから余計にそう思うのかな?
テレビスタジオでの歌唱シーンは上手くCGを使ってて流石。ちょうどアニメに溶け込んでしっかり動いてた。

主人公が嫌なヤツってなかなか面白い設定だったがもうちょいなんか出来たんじゃないかな?

コメントする 1件)
共感した! 2件)
mrkc7

4.5叶えたい夢がある人に見て欲しい…✡*✧

2024年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

私は普通に主人公のこと好きだなぁって思う。年齢が近いのもあるし、それが叶えたくて叶えたい夢であるほど周りが見えなくなる気持ちもわかる。高校生って聞こえはもうすぐ大人だけど、本人にとってはそんな実感とか全くない、幼稚でバカで目の前のことが精一杯なそんな親近感を見れた気がする。
性格悪いっていうのは否定しないけど、今の女子高生なんてみんなあんな感じだから笑
逆に最後自分が周りを傷つけたことに気付けて大人になったんじゃないかな…
西南北の女の子達も一人ひとり魅力的でかわいい子ばかりでほんっとに面白い!
負の感情全部捨てて、彼女達の成長物語として見て欲しい

残りの星0.5は原作のあの最後の一言を入れてほしかった…!
小説もぜひオススメです(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠

コメントする (0件)
共感した! 2件)
はな

3.0主人公に共感できないのが残念

2024年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

予告ではそれほど惹かれなかったのですが、長編アニメは好きなので、公開2日目に鑑賞してきました。期待していなかったぶん、それなりに楽しむことができました。

ストーリーは、アイドルになることを夢見る高校生の東ゆうが、自身が街の東にある高校に通っていることから、南と西と北にある高校のかわいい女の子と友達になり、4人組アイドルとして売り出すことを計画し、華鳥蘭子、大河くるみ、亀井美嘉らと友達になり、さまざまな活動を通して注目を集め、テレビ出演、アイドルデビューと順調に夢の階段を駆け上っているように思えたが、少しずつメンバー内にすれ違いが生まれていくというもの。

アイドルをめざす東ゆうが、夢に一途で、積極的に行動を起こす姿勢は嫌いじゃないです。むしろその潔いまでの暴走っぷりに感心してしまいます。しかし、野心家で計算高く、他人の気持ちを顧みず、利用することしか考えていない本性には、どうしても共感できず、ずっと一歩引いて観ていました。

メンバーを見渡しても、華鳥蘭子はともかく、残り二人が前向きに協力している姿にもずっと違和感を覚えていました。そもそも人との関わりを煩わしく感じているような大河くるみと、日の当たらないボランティア活動に勤しむ亀井美嘉が、テレビ出演に興味を示し、アイドルデビューに向けて練習に励むなんて、キャラ設定がブレ過ぎではないかと思います。

そんな感じで、イマイチのめり込めず、冷めた気持ちで観ていると、案の定、不協和音が響き始め、気持ちのすれ違いから和が乱れていきます。ここでキャラたちの本音が見え始め、やっとおもしろくなってきます。ここまで自己中だったゆうが孤立していく様子に溜飲が下がり、久しぶりに再会した美嘉が語る思いに熱いものが込み上げてきます。

この再会で、美嘉が協力的だった理由もわかり、ゆうが自身を省みることにもつながり、物語は収束へと向かい始めます。終盤になって、ここまで長く続いたモヤモヤやストレスが一気に解消されていきます。その後のゆうの成功も、ちょっと出来過ぎな感じはしますが、後味は悪くないです。

そんな感じで、終わってみれば、夢に向かってがむしゃらに突き進むことは悪いことじゃなく、真剣だからこそ困難や挫折に深く傷つくこともあるけれど、だからこそ多くのことを学び、深く心に刻まれることもあるはずと教えてくれる、よい作品でした。この結末のために、主人公はあえて共感を得にくいキャラ設定だったのかもしれませんが、周囲も彼女の思いに気づきながら協力していたのなら、もう少し早い段階で衝突したり、それぞれの本音を語る場面を加えたりして、観客がそれぞれに共感しながら応援できるような展開だとさらによかったです。そうすれば、もっと熱い友情や絆を感じさせる物語になったような気がします。

キャストは、結川あさきさん、羊宮妃那さん、上田麗奈さん、相川遥花さんらで、声優陣が主要キャラをが演じているので安定感は申し分ないです。その陰で、脇キャラに高山一実さん、西野七瀬さんら乃木坂メンバーを起用していますが、あえてお爺さん役にした意味がわかりません。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
おじゃる

5.0実はSNSで評価が割れているのを知って確かめるために見に行った口で...

2024年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

実はSNSで評価が割れているのを知って確かめるために見に行った口です。
いろいろアニメ映画を見ましたがこの映画の主人公はどれにも当てはまらない性格をした子です。(男性キャラなら少し似ているの思いつきますが)
正直こんな子が近くにいたらあまり好きじゃない。
ただ「いろいろ壁があってもみんなで頑張れば乗り越えられるよね!」といったありきたりの成功物語じゃないところは評価できる。
むしろ身勝手な行動はいずれ破滅に向かうということを綺麗事なしに描いていることに潔さを感じる。
映画というエンターテイメントにすべきかは疑問が残るが今のところ最近見た映画でベストです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sazanami

3.5原作未読だが楽しめる人間臭さが魅力の主人公

2024年5月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

前半だけならありきたりな物語だったが、後半へのプロローグと考えれば素晴らしい
原作者ご本人がアイドルグループにいて、地元の房総が舞台なので、体験談?と感じる部分がある。果たして、、
とにかく主人公の野心が憎らしくもどこか人間味があり、見る人の人生観で感情も変わると思う。
高山さん作詞のエンディング曲は作品のまとめとしてピッタリ

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ダルメシアン07

3.0なかなか難しい

2024年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読

出だしから主人公には全く共感できませんでした。
最後には皆が幸せになっているようだったので良かったですが…

今時の世界観なんだろうけど、ある意味怖い部分もあったかな。

キラキラのアイドルの映画と思うと、ちょっとビックリするかも。

原作を読んでみます。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Hozumi

4.0原作未読。酷いヤツだが生っぽさが割と良かった

2024年5月12日
iPhoneアプリから投稿

オーディション落ちまくったアイドル志望の女の子が計画的に自分の夢を叶える為に友達のふりをして周りを巻き込んでいくんだけどまぁRPGのクエスト感覚とか強烈な自己中ぶりとか他人の痛みに鈍感なとこが10代あるあるって言うか、これくらいじゃないと芸能界生きていけないぞってかんじ。ホント自己中で他の三人を道具としてしか見てなくてなんだよコイツってなる。でも怒った後にすぐ落ち込んだり普段は礼儀正しかったり自分の夢に真っ直ぐ過ぎるのは観ていてわかる。友人にはなりたく無いけど(笑)
他の三人が聖人過ぎる。6年後に会ったら和解出来たならわかるけどあのタイミングで和解して感謝を述べているのもスゴイけどそこで自分はアイドルを諦めないって宣言する東は徹底してイカれてる。
ラストは何かキレイに纏めて良い話しにしてるけど消化不良だよね。尺が足りな過ぎ。
6年後に二人目って亀井ちゃん?てのもまぁリアル…

あ、ライブシーンは良かった。あえてTVカメラの後ろからの映像にする事で虚像としてのアイドルが良く出ていたかな、と。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
mug

4.0「今日の空も君の味方」

2024年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

今年81本目。

どこかで今日の空も君の味方の言葉。
空見上げると本当に気持ちいい。
歌2曲が見所。
最後の歌の歌詞がお気に入り。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ヨッシー

4.5主人公の未熟に起因する破綻した仕事の当然な帰結

2024年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

萌える

失敗を描くビジネス映画として出色の出来。見るべき映画だ。

女子高生 東ゆうは地方都市に住むアイドルワナビーである。
彼女はアイドルという「ビジネス」を進める上で3つの間違いを犯している。

1.同僚に対する目的の意図的な隠蔽
 アイドルになりその仕事を続けて活躍することが活動目的と最初に伝えていないこと。お互いの目的が異なるのだから、プロセスが進むほど同僚との間で見解の不一致が広がる。
 腹黒と感想ではよく言われるが、当然ながらこの事実はいずれ明らかになることが予見できる。それを予め伝達できないのは、騙していることに対する良心と納得させる交渉力の不足に基づく、主人公の未熟さが原因だ。実際、カメラマンには目的を伝えられている。彼女には同僚を納得させる自信がなかったのだ。

2.素質と適性の混同
 かわいい外見と魅力的な個性という素質と、芸能人としてスポットライトが当たることへの耐性という適性は異なるのだが、それらを近似のものと認知していたこと。
 適性がなければ継続できない。つまり、目的は達せられない。まあ、何度もオーディションに落ちている、素質側が一方的に不足している彼女にとって区別をつけることは難しいのだろうが。

3.自己と他者のモチベーション、ベネフィットの不分別、または不足
 自己の利益は他者にとっての利益と同一と勘違いしたまま仕事を進めたこと。彼女にとって脚光を浴びることによる承認欲求の充足が最大のベネフィットであり、それによりモチベーションを維持していた。しかし他の3人はそうでなかった。
 本来はそこをカネで解決するのだが、学生であり所詮は事務所の雇われである主人公には対応不可能である。従って、最初のメンバーの選定に誤りがあった。

ビジネス映画ならば中盤で一度解散したあと、プロセスの振り返りと改善を行い次のメンバーを揃える展開へ進むことが妥当。
そこを個々人の素質に合わせた活動を続ければそれぞれの夢は叶うと帰結させるのは、まあ90分青春アニメ映画というフォーマットの限界かな。十分面白かった。

コメントする 1件)
共感した! 4件)
僧ヶ鍬崎

2.0あまりにも薄っぺらい感じ

2024年5月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

期待してなかったが、大きく下回った。前半の謎展開(3人の選び方や大谷風?ノート、そこへの自己中プロセスなど)でかなりゲンナリ。
誰でもアイドルを目指せる時代で多種多様なのでサクセスはありえるが、破綻の仕方、クラスメート絡みのあるある、スター?として再生、成功。もうチープ過ぎて原作が悪いのか脚本がさらに悪いのか悩むレベル。最初は嫌な女でも更生しました感がファンの方には良いのかなぁ、キラキラ☆が全く無かったです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
JAG

3.0「東西南北」の絆の物語

2024年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

高山一実の長編小説をアニメ化した青春物語でアイドルを目指す少女の心の葛藤を上手く描いている。主人公が結成するアイドルグループ「東西南北」のメンバーの想いがヒシヒシと伝わってきてそれぞれのメンバーに共感しました。東西南北は魅力的なアイドルグループです。

2024-82

コメントする (0件)
共感した! 1件)
隣組

3.5青春夢追いサイコパス映画

2024年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アイドルになりたい少女がアイドル候補を集めてアイドルグループを結成し、夢をつかもうとする話。
主人公の性格がかなり極端で、自分の夢のためにアイドルグループ候補としてかわいい女子に近づいて、本人の資質など関係なしに自分の夢のために利用する。そうまでしてアイドルになりたい説得力のある動機があればいいのだが、そういうわけでもないので、ほとんどの人は主人公に全く共感できないだろう。

大筋では王道展開でいい話っぽく終わるけど、主人公の性格を生かすならもっと波乱があってよかったように思う。王道展開にするなら性格をマイルドにして感動的な話にするべきでは。
中身と梱包がチグハグな印象。
それなりに波乱はあるので期待外れというわけではない。色んな見方ができるということでもあるので、人によって評価が割れる作品だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ひとふで

4.0後半は良かった

2024年5月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

幸せ

千葉県の高専。私の母校です。
今はあんな可愛い子がいるのか。
贅沢を言えばもう少し千葉県の風景が欲しかったかな。高山一実さんの出身地、南房総市ですし。後半のあるシーンの写真たちは全部が千葉県では無いかもしれませんが、知っている風景が美しく、自分の千葉愛を確認できました。

前半のアイドルデビューまではイマイチ。応援する気にもならないし。なんか自分勝手過ぎ。

デビュー後はいろいろと話が展開します。ウルっと来ました。いい話でした。

たぶん、コントラストというか、前半がグチャグチャというか、胸くそ悪いというか、そういう印象だからこそ後半が生きるのかな。
劇場で観る人は最後まで半強制再生ですが、今後配信とかで観る人は後半まではガマンです。

トップアイドルだった高山一実さん原作ということで、どうしても乃木坂と重なり、やっぱりこういう大人いるのかな?とか思ってしまった。
せめてバナナマンが入ればな、、、あんなことにはならないと思いますが。
ちなみに、乃木坂配信中で高山一実本人が、自分のいたグループが良いグループだったので、前半のグチャグチャが描きづらかったとのこと。ちょっと安心。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
だるまん

3.0“アイドルになる” 事が目的? アニメで魅せる話ではないかも

2024年5月11日
PCから投稿

楽しい

単純

幸せ

個人的な印象ですが、サッコンこの“東ゆう”の様に、目的を見失ってる、或いは最初から間違ってる、意味を理解せずワケ解らずひたすら突っ走る人や組織って、多々見受けられると思うのです。本来目指すべきもの、目的の先にあるものを見出だせなくて、状況に流され、成る様にしか成らない結果を生む不毛な話アレコレ。
自分の周辺にもいまして、ただしその掲げるモノは “綺麗事” なので、コチトラ経済活動に精一杯で日々苦労してるんだ!と聞こえそう。この話はそんな『ヒューマンドラマ』でして、決してアイドルアニメではありません。
ですがコレこそ『アニメでやるべき話か』なのは否めません。新進気鋭のアイドルを起用した実写映画にすればよかったのでは?(ファンも取り込めますし)

そう云う訳じゃないにしても、キャラが魅力薄めで妙にリアリティがありません。東ゆうの自己中極まりない行動原理も、アニメだからか何となくソフトな質感です。
また、伏線である冒頭からの東ゆうの違和感マシマシな展開からの、中盤以降の騒動からの結末がワリと予想できてしまう、ご都合的な展開をたどります。
キャラの掘り下げも東ゆうは積極的に魅せますが、後の3人は必要に応じて適宜補足程度。そしてラストは収まる所に皆収まりました的な、台風の様に過ぎた青春時代、的なお話だった、何と言うか、決して薄っぺらくはないけど淡白な内容です。
良く言えば、解りやすい伏線と解りやすいシナリオで構成された素朴な内容なので、ティーンな若者には良いのかなと思います。一方目の肥えたアニメ視聴者にどう映ったものか。

という訳で良かった所と言えば、一風変わったアイドルになるためのアプローチで、ソレが主人公の悪い部分を引き出してソレを軸に話が展開していくので、仕組みとしては巧く出来たシナリオだったのかなと。
中の人も、原作者が元アイドルなだけに、マンマ主役を任される様な企画になりそうなところを、キチンとプロを使って‥‥と思いきや、観光地の城の3爺ちゃんシーンでブチ壊され、強制的に素に戻されます。ココなぜ婆さんじゃダメだったの?

漫画アニメの実写化を疑問に思う作品が多々排出される中で、本作は逆で(必要性という意味で)なぜ実写にせずアニメにしたのかが不思議に思う作品でした(今後実写化するかもw)。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
Geso_de_Nyoro

3.5なった本人がそう言うんだからそうなんだろうな…

2024年5月11日
PCから投稿

アイドルモノアニメと言えば大概がアイドルになるまでの話でその苦労や
葛藤が描かれる事が多くアイドルになった事がゴールである事が多いですが、
本作は順調にアイドルになれちゃいました!感があり普通ならそれは
リアリティが無いとか言われそうな展開ですが
なった本人がそう言うんだからそうなんだろうな…
と言えるのがとても面白いです。所謂持ってる人間でありそういうある種の
輝きに選ばれた人とそうでない人又は耐えられない人間の物語ですかね。
原作はそうなってるのか未読ですが興味深いですね。

けろりら氏の雰囲気も挟まる今時感のある全体的にテンポのいい画
や歌もとても良かったですね。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
azuma

2.5絵は綺麗だったが・・・

2024年5月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

アイドルを夢見る高校生の東ゆうは、東西南北の美少女を仲間にしようと考え、自分の高校が東なので、それ以外の3つの方角にある高校へ行き、かわいい女の子と友達になろうとした。3人の仲間を見つけたゆうは、文化祭などのイベントを通して彼女たちとの繋がりを深めていった。だんだんと注目を集めるようになった4人はテレビ出演のチャンスをつかみ、アイドルデビューの夢へ向かって進んでいくが・・・さてどうなる、という話。

絵は綺麗で声優も違和感なくて良かったとは思うが、東ゆうが自分勝手であまり共感できず、アイドルになろうとする動機もよくわからなかった。
原作が高山一実らしいが、自分の経験を重ねたところがあるのかな?
共感出来ず、合わなかった。
トラペジウムが台形の意味だということと、オリオン座の小三星の所にある事を知れたのは良かった。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
りあの

4.0中盤までのサイコホラー感

2024年5月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アイドルに憧れるゆうは何としてもデビューの夢を掴むため、計画を実行に移す…。

元乃木坂46の高山一実原作映画。中盤までは目的のために偽りの友人関係を築いていくほぼサイコホラーな作品。人を誘導しアイドルを強要した末の破滅と再生を描いた終盤は不覚にも感動しました。

友達が少ない子に取り入って友達を失う恐れを感じさせながら、やりたくもないアイドル活動に誘導していく恐ろしすぎる主人公を描いていて中盤までは本当に怖かったです。
計画に支障が出るたびに主人公の目もキマッていくし、友人たちも発狂し始めるキラキラしてないアイドル作品。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
shotgun

4.0隣の芝生は青く見える、自宅の芝生も青いのに…

2024年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

原作未読。

前半部分と後半部分とで各キャラクターの描き方の”深さ”を変えたことで、少女たちの苦悩がより際立ち、主人公の成長物語として秀逸な作品へと仕上がった。

前半部分はテンポ重視で進める中、仲間たちは浅めに主人公は深めに描くことで、主人公に対するマイナスな印象を視聴者に植え付けることに成功している。
そしてライブシーンを挟んだ後半は一転して、仲間たちの内面を深く描写しながらメンバー内の関係性の変化が繊細に丁寧に描かれる。
ここからの展開とラストへの繋ぎ方は、人によっては物足りなさを感じるかもしれないが、個人的には非常に好感の持てる展開だった。

また、導入のOP曲も大いに評価したい。音響・演出が相当凝っており、物語へスムーズに没入することができた。

爽やかな余韻が残る映画なので、是非とも午前中に視聴することをお勧めしたい。

p.s.ベランダでのきったねぇ泣き方、たまらん。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Riii

3.5小説と映画の表現の違い

2024年5月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画『トラぺジウム』は高山一実の一人称の小説を三人称に変えることでほぼ原作に近い展開でありながら大きく印象が異なる。

小説は主人公がアイドルになりたいが為に策を巡らせ3人の仲間を集める過程が彼女の純粋さ、情熱の合わせ鏡としての辛辣さ、計算高さ、エゴイズムが内面の一人称の語りを通して描かれている。

映画ではこの辺りの負の感情が三人称になることでラストまでほぼ見えないように設計されている。明け透けの感情が情熱の強さと絡めて描かれる小説と映画の表現の違いは比較する観点で非常に面白い。

ただこうすることで終盤の主人公の強い苛立ちが、さながらサイコホラーのように唐突なものに見える(特に辛辣な描写は映画オリジナルである)のでそこに違和感を覚える人もいるのではないだろうか。

小説をテンポよく再構成して見せている点は好印象だが残念なのは原作で最も印象的な車椅子の少女サチの抱えた感情を主人公たちが理解できていない件りは巧く取り入れてほしかった、というのはある。

かっての角川映画の「読んでから見るか、見てから読むか」の謳い文句を強く感じさせる作品。
ある意味相互補完的な関係にあるので読んでから見る、という観賞方法はお勧めかもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
おさかな