記憶の居所

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記憶の居所

解説

長編劇場デビュー作「この日々が凪いだら」で高く評価された常間地裕監督が、「記憶」をモチーフにオムニバス形式で撮りあげた中編映画。母娘の交流を描いた「味の話」、男女の逃避行を描く「香の話」、2人の少女の関係を瑞々しくつづった「音の話」の3編で構成。

他者の死に慣れてしまった看護師の唄は、疎遠になっていた母が亡くなったとの報せを受けて故郷へ向かう。一方、美術館で出会った男と女は、ゴッホの「夜のプロヴァンスの田舎道」で描かれた風景を見に行こうと、フランスへ旅立つため月夜の中を空港へ向かって車を走らせる。そしてある少女が名もない音楽を奏でる時、もう1人の少女がその姿を夢中になって見つめていた。

「あのこは貴族」の山下リオが唄役で主演を務め、「花束みたいな恋をした」の小久保寿人、「茶飲友達」の磯西真喜、「猫は逃げた」の山本奈衣瑠、「この日々が凪いだら」のサトウヒロキ、事務所未所属者を対象に行われたオーディションで選ばれた新人・橘舞衣、富山雅、朴聖賢が共演。

2023年製作/54分/G/日本
配給:Filmssimo
劇場公開日:2024年2月17日

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映画レビュー

2.51話で良い

2024年2月18日
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単純

難しい

幸せ

記憶に纏わる繋がりのない3つの話のオムニバス。

味の話
高校の時3年間だけ一緒に暮らした継母が亡くなったと聞いて何も感じられないことに気付いた看護師の話。
実家を離れて13年、看護師として働く中で人の死に慣れたのか?的なことを言っていたけれど、母親として認めていないし3年間しか一緒にいなかったしということですよね。
自身に経験がないし、継母を受け入れられないお年頃の感情を良く理解出来ないからちょっとモヤモヤ。
しかしながら30代の主人公だし、なる程「味の話」だし、なかなか面白かった。☆3.0

香の話
屋台のおでん屋でしこたま飲んだ、美術館で偶然出会った女性とランデブーなお話。
尻切れトンボで終わったと思ったら、音の話を挟んで再開…振り回されただけってことですかね…そういえばオープニングもこの話だったのね☆1.0

音の話
自作ピアノ曲を弾く少女と横で聞く少女の話だけれど…これはある意味片想い?短すぎて良くわからないし、モノクロで過去のことと表現して記憶ってことなのかね。☆1.0

味の話約40分、香の話計約10分、音の話約5分という構成だけど、香と音はいらないような…というか、オマケの併映という位置づけでしか感じられなかった。

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Bacchus
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