海街奇譚のレビュー・感想・評価
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自分探しの変態殺人鬼。
わざと過去と現在、虚構(おそらくもらった変態殺人鬼シナリオ)と現実を混ぜてわかりにくくしている映画です。
そういう分かりにくい映画苦手な人は絶対見ないように。いなくなった妻を探して港町に現れた男、、と現実ぽくはじまり、、カブトガニ連があらわれてあれ??、、どれが現実か捕まえるのが難しいですが、そのあやふやさ、、を楽しむ趣向です。
そも現実ってなに?現実に意味あんの?的な人生を送ってる人ってこう言う倒錯感あるのかもしれない。
とまあ書きましたが、はでに散らかした作りなんで正直見づらいです。もうちょい工夫して膝ポン出来るネタがあると良かったかな。
中国、韓国映画のカッコいい、詩的な映像好きな人にはお勧めです。美術周りはケチったようでしょぼいけど全てのカット美しいしカッコいいです。
撮影部のかたは見といて損ないと思います。
好き嫌いが分かれる
アートムービーというのでしょうか?こういうジャンルが好まれるのは分かりますが、やっぱり私的には?でした。象徴的な映像が多数あり何かの意味を成すのかもしれませんが、解説を読まないとわからない様な作品は、ちょっと。。
ストーリーは深く考えないで、映像を観て感覚で楽しめば良いのでしょうね。
ミステリアスな物語が展開される海街の、悲しげで鄙びた雰囲気は良かったです。
オアシスの変態殺人鬼
いなくなった妻を捜して彼女の故郷の離島にやって来た映画俳優の男の話。
フイルムカメラを手に何をしに来たのかという状態で、小学校を訪ねてそして灯台へ…カブトガニ面達や町長と遭遇し宿に入り、ようやく何をしに来たのか語るけれど、捜してる様子ありましたか?
まったりじっとりなにをみせたいのかという感じから、突然女将に???
なんだかイマイチはっきりとした描写をせず、現実か妄想か回想か、そしていったい何がしたいのかという状態がずーっと続くし、なんだかやけにモテるブラマヨ吉田。
終盤になって取ってつけた様に「役柄」が説明されて、思い返せばあーそういうことかとは思うけれど、そこに面白みは感じない。
そして更に…納得感は増したけれども、やはりそれって面白いですか?という状態で、こういうのが苦手な自分的には雰囲気という印象しか残らなかった。
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