劇場公開日 2024年2月9日

「なんとも感情移入が難しかった。」風よ あらしよ 劇場版 Mさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0なんとも感情移入が難しかった。

Mさん
2024年2月16日
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肝心の伊藤野江さんや大杉栄さんに感情移入がしづらい映画だった。二人に限らず好きになれそうな人がなかなか出てこない。唯一いい人だなあと思えたのが、悪代官(お主、悪じゃのう)のおじいちゃんだったのは笑えた。
ちょうど同じ頃を描いた「福田村事件」のようにヒットしてしまったら、(主義思想からではなく)「なんか違うよな・・・」と思わずにはいられない。
知識がなかった人(私のこと)に、調べるきっかけとしてはよいと思うが、映画としてはなあ・・・という感じである。
とはいえ、私にとってはなぜか愛多き人のイメージだった伊藤さんについて、少しは調べてみようかなと思えたのは収穫だった。

M