水平線

劇場公開日:

解説

「ロストパラダイス・イン・トーキョー」などの俳優・小林且弥が長編初メガホンをとり、「凶悪」で共演したピエール瀧を主演に迎えたヒューマンドラマ。福島県のとある港町を舞台に、大切な人ときちんとお別れできないまま立ち止まってしまった父娘の複雑な心情を描く。

震災で妻を亡くした井口真吾は、個人で散骨業を営みながら、水産加工場で働く娘・奈生と2人で暮らしている。高齢者や生活困窮者を相手に散骨を請け負う彼のもとに、かつて世間を震撼させた通り魔殺人事件の犯人の遺骨が持ち込まれる。苦しい選択を迫られた真吾は、ある決断を下す。

心に深い傷を抱える主人公・真吾を瀧が演じ、真吾の娘・奈生を「青葉家のテーブル」の栗林藍希が好演。「夜を走る」の足立智充、「ピンカートンに会いにいく」の内田慈、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」の押田岳、「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」の円井わんが共演。

2023年製作/119分/G/日本
配給:マジックアワー
劇場公開日:2024年3月1日

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(C)2023 STUDIO NAYURA

映画レビュー

4.0今年の日本映画のベストの一本となる傑作

2024年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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エロくそチキン2

4.0円井わんは好演だがセリフ噛み気味

2024年3月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ある親族の葬儀後お骨を拾っていると、白くて如何にも無機質的な「ただのカルシウム」に接する事で故人がこの世から去ってしまった事を深く実感した。お骨は、亡き者を偲ぶ手掛かりであると同時に残された者が死を受容する象徴でもあるのだと思った。
死の受容は、当然だがそれがかけがえの無い人であればある程苦しい。生前いかに邪悪であったとしても、その遺族の受容に優先順位をつけていいのか?恐ろしく重い問いかけだろう。

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ひろちゃんのカレシ

3.5難解

2024年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

 途中から観たこともあり、特に娘役と他の女性との区別がつき難く、理解が難しかった。散骨の実行に反対する理由もよくわからなかったが、死者に原因があるとすれば、散骨業者を責めるのではなく、依頼客に依頼を撤回させるのが筋ではないかと感じた。そういう意味でも、あの記者のやり方には疑問を感じた。あまり説明がなく、観客に考える余地を残した作品だという感じは受けたが、難解で眠気を催すところもある。

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てつ

3.0散骨対象者と土地の関係性によって議論にならずに終わりそう

2024年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

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Dr.Hawk