劇場公開日 2024年5月3日

「18才の思いが浄化されている清々しさ」青春18×2 君へと続く道 chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)

4.518才の思いが浄化されている清々しさ

2024年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

18才の時にたまたまであったバックパッカー・アミ  短い間の語らいであったであろうに、その後の彼の人生の大きな礎となる  映画ではあるけれど、そのような純粋な思い・美しさが人間には備わっていることを信じたくなる、そんな気持ちを持ちました
18年思いを持ち続けることのできる、そして自分の目標を達成する拠り所となるアミの存在に、清原さんはそのものでありました
数年前「君の膵臓を食べたい」という作品でも、主人公桜良が死ぬまでのわずかな期間一緒に過ごしたことが、主人公「僕」(北村拓海)のその後の人生に大きな影響を及ぼしていました  ささいな偶然の出会いであっても、相手を思い、相手の人生を共有したいという思いから、自分の人生が相手の存在によって「生かされる」こと
美しい風景や、「Love letter]へのリスペクトを絡めつつも、他人の人生を、幸せをずっと自分の中に持ち続けられる 恋愛映画の枠にとらわれないところが素晴らしかったです
本作も「君の膵臓を食べたい」もエンディングはミスチル  儚い生命が散っていく中で、残された者の思いが伝わる歌詞でありました(5月9日 イオンシネマ シアタス心斎橋にて鑑賞)

chikuhou
みかずきさんのコメント
2024年5月15日

沢山の共感ありがとうございます
フォローありがとうございます
私の方からもフォローさせて頂きます

私、10年位前から、キネマ旬報、kinenote、yahoo検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は二回目のキネマ旬報採用です。
ダメモトで映画.comレビュー大賞にも応募しました。
こちらのサイトには2022年2月に登録しました。
宜しくお願いします。

本作、恋愛映画としても素晴らしい作品でしたが、仰る様に、恋愛映画の枠にとらわれずに人生にまで踏み込んだところがGoodでした。
人生は、出会いの喜びと別れの辛さを繰り返しながら続く旅であることを示唆している作品でした。

ー以上ー

みかずき
humさんのコメント
2024年5月11日

達成する拠り所…目にみえなくても
支えになる強い思いの年月でしたね。
だから今回のことが大きな転機になった。遠回りとは、貫いた心の在り方の整理として必要な時間だっだと思うと😢。しかも途中には大きな壁がふたつも…。その純粋なきもちにも打たれる、まさにタイトルにされたような気持ちになる作品でした。

hum
トミーさんのコメント
2024年5月11日

共感&コメントありがとうございます。
ジミーが大きな挫折を味わった後も、自暴自棄にならず立ち直ろうとする姿勢が終始見えて良かったです。その際にアミやお父さんの言葉が有ったのも感動的でした。

トミー
トミーさんのコメント
2024年5月10日

インターバルは大きく違いましたし、認知が最初から出来ていた所も全然違いますが「キミスイ」と同じような展開でエンディングでしたね。

トミー