99%、いつも曇り

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99%、いつも曇り

解説

短編映画「橋の下で」「ヴィスコンティに会いたくて」で監督としても注目を集める俳優・声優の瑚海みどりが長編初監督・脚本を手がけ、自ら主演を務めたヒューマンドラマ。

アスペルガー傾向にある女性を主人公に、「発達障害」という言葉の違和感や他者とともに生きることのメッセージを描く。正義感が強くおしゃべりでパワフルな45歳の楠木一葉は、母親の一周忌で会った叔父から子どもを作らないのかと聞かれて大きく揺れ動く。生理も来なくなり子どもは作れないと言い放つ一葉だったが、夫の大地は子どもを欲しがっている様子。15年前に流産した経験があり子作りに前向きになれない彼女は、自分がアスペルガー傾向にあることに悩んでいた。養子を迎えるよう勧められるも、一葉と大地の想いは次第にすれ違っていく。

夫・大地役で「バベル」の二階堂智が共演。2023年・第36回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門上映作品。

2023年製作/110分/G/日本
配給:35 Films Parks
劇場公開日:2023年12月15日

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(C)35 Films Parks

映画レビュー

4.0これから晴れていくと思いながら、「普通」攻撃から守る盾だと思えれば良いのかも

2024年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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Dr.Hawk

3.5そんなに曇ってない。

2024年1月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

特に生活に不満なく暮らす中年夫婦。ある日親戚から子供は作らないのかと言われたことをきっかけに子を持つという価値観の違いが見えてくるというストーリー。

ここで重要になるのが妻の一葉がアスペルガー傾向にあるということで、この作品自体がそこをテーマにしている。一葉本人もそのことに悩みを抱えているけど、正直私にはよくいるせっかちでちょっと空気読めない人くらいな感じで、むしろいいお母さんになるんじゃないかなと思ったくらい。旦那さんが人格者過ぎて「変わった奥さん」みたいな大袈裟なキャラになってるだけな気がする。ま、きっとこの微妙さが狙いなんだろうけど。

面白いタイトルだと思ったけど、ここに関してはあまり意図が分からなかった。

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はるたろう

5.0夫婦とは!

2023年12月21日
iPhoneアプリから投稿

東京映画祭で観ました。
結婚する相手によって人生は大きく変わる。
自分が選んだ人がアスペルガーだとしたら。
大なり小なり不一致な部分はどんな夫婦にもあって、この映画はいろんなカップルに観てほしいと思いました。

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かつ

2.5個性

2023年12月17日
Androidアプリから投稿

単純

難しい

幸せ

アスペルガーの45歳の主婦が、子どもがいないことを親戚からやいやい言われ、考える話。

主人公がアスペルガーという設定だけど、比較的というかかなり軽度な感じでしょうか…叔父さんも弟もなかなかのものですね。

結構そこら辺にいるレベルの猪突猛進型だけど、それが多かったり早かったりという感じで、ちゃんと診断されて自身で認識されている設定なんですね。
ということで話しはわかるけれど、結局夫婦の過去の出来事に対するわだかまりというか齟齬というかコミュニケーション不足がメイン?
切っ掛けではあるけれど、なんかアスペルガーはあまり関係無いようなところのお話しで、でもアスペルガーを強調してくる感じがあって、つまらなくはないけれどコレと言って…という感じ。

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Bacchus