デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のレビュー・感想・評価
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絶絶絶絶対聖域
アニメ映画が今年も豊作、今作も原作は未読ですが、雰囲気が好みでしたし、終末世界ものには目が無いので喜んで鑑賞。特典はポストカードでした。
東京の上空に突如現れた母艦が空中に停滞したまま数年過ごしていて、それが日常に溶け込んでしまっているような状況、身も蓋もない情報に踊らされる人々、人の目を気にしいで動けないもの、このコロナ禍でより浮き彫りになった課題などを浅野先生が既に描いていたのは先見の明があるなぁと感心するばかりです。
SFの部類の中でも<すこしふしぎな>に該当する作品で、ズレた日常の中で生まれる青春や友情や葛藤が詰め込まれており、主人公2人がその状況下でわちゃわちゃする合間に過去が語られたりするので、頭をフル回転させながら観れたのがまた良かったです。
事故で亡くなってしまう友人の喪失感だったりを紛らわそうと必死になったり、過去の出来事が現代に繋がっていったりと、ならないでくれと願った方向へと全速力で向かっていってしまうのもダークさが滲み出ていました。
終盤はセカイ系に当てはまる感じの壮大な物語になっていきますが、浅野先生の毒は要所要所に残っているので、原作がより一層読みたくなってしまいました。
幾田りらさんとあのちゃんがメインキャラクターを演じていますが、超熱演でクセのあるキャラクターを乗り切っていたのが印象的でした。
真面目さの中に自分の正義を信じすぎてしまうがために、暴走してしまう未熟な狂気を兼ね備えていた門出ちゃんが凄かったです。全体的に聞き取りやすい声でしたし、幾田さんマルチな方だなぁと再認識しました。
おんたんはもうドンピシャリであのちゃんがハマっていました。ふにゃふにゃな喋り方やハイテンションで駆け回る姿、殻にこもっていた昔の姿だったり、もうあのちゃん以外考えられないんじゃないくらいのはまりっぷりには拍手ものでした。
ドラ○もんをブラックな方に昇華させた「イソべやん」が良いモチーフになっていて、この作品も読みたいですし、杉田さんとTARAKOさんの邪な掛け合いも魅力たっぷりでした。
作画も素晴らしく、浅野先生の独特な絵柄がアニメになって動き回っているのが衝撃的でしたし、クセの強さもどんどん馴染んでいきました。
爆発描写や東京の街のディストピアな雰囲気だったり、背景部分にも凝っていて
前章だけでもとんでもないボリュームと情報量が襲ってきて最高でした。
後章は2ヶ月後、ここからどんな決戦が始まるのか、どんな結末を迎えるのか、注目していきたいです。
鑑賞日 3/22
鑑賞時間 10:00〜12:15
座席 M-6
異次元の人生オワコン‼️❓多様性のワンチャン‼️❓
幾田りらが中学生の時から、彼女のYouTubeを楽しみにしていた。
彼女の声優が聴けただけで、最高の気持ち😀
ところで、この映画では、小学生時と、高校生時が、交錯していくのだが、幾田りらのヒロインの小学生の頃、大殺戮をするのが、果たして、現実なのだろうか、なんで、あれで、恋っする❤️乙女できるのだろう。
疑問はさておき、会話が、どれも小気味よく、時間を忘れる、幾田りらの声の表情だけで、見る価値あり。
とんでもない展開のようで、とても引き込まれる。
後半が、待ちきれない、ありがとうございました😭😊
ちょっとダークなドラえもんみたいな話
観を終わった後・・・
後章が気になる!!気になる!めちゃ気になる!
漫画、読んじゃおうかな!ってなります。
でもどうせならアニメ映画で観たいので我慢します
1年も待つわけでもなさそうなので助かります
------------【軽くストーリーに触れる】-------------------------------------------
突如、上空に宇宙船が現れ。中に乗っている宇宙人含めて攻撃してくる訳でもなく
一方的に攻撃をする人類、それから3年後、今日もある意味平和な日本でありました。
門出ちゃん視点で物語が進む中で途中から凰蘭が実は主役になっていく。
宇宙人という侵略者のような存在を助けた事により二人の仲は次第に良くなっていき
門出にとって凰蘭が親友を超えた『特別な存在』へとなっていた。
侵略者がドラえもんのように道具をいくつも出してくれて『正義』を行う内に電車事故
を発端に悪へと突き進む門出。凰蘭の為と言う勝手な言い訳をしたり悪人を裁く自分を正当化していく。そして多分、過ちに気づいていながらも目を瞑り『正義』を行う事で多くの人を救っていると言う盾で自分を守っていたのではないでしょうか。
しかし『凰蘭』の言葉に壊され盾がなくなり、罪を償えない彼女は自分の死をもって
終わらせたかったのかも知れない
実は冒頭での門出の『凰蘭』のイメージが全然違う事に驚きました。
性格も大人しく、実際は門出の味方をしていなかった。
美形の青年は宇宙人だろうけど仲間が一方的にやられてるのを傍観してる。
----------【笑ってしまった】-----------------------------------------------
中川ひろしの痩せたらイケメンであろう顔と会話にはめちゃくちゃ笑った。
過去編ではしっかりとイケメンでしたが、どうやら凄い天才っぽいが自分より上がいて
1人で、できる事なんて知れてるような事を言っていて天才だなぁと思いました。
------------【作られた世界】-----------------------------------------------------
たぶん【この世界は凰蘭が作った世界】だと思う。
TVを都合よく見てサインを読めたり担任の先生が卒業式前に都合よく彼女と別れたりするのだけど、じゃあ付き合おうとはならず現実味があるような、ないような話の作り方。
門出が生きている世界を共に生きたかった凰蘭が便利な道具や門出の罪も全部!記憶を失ってなかった事にした世界
だけど宇宙人や侵略者が出てくるのは完全には消せない闇のせいかも知れない
それを消そうと人類として戦わせているのではないでしょうか
----------------【シックスセンス】------------------------------------------
よく思い出せないけど門出ちゃんと話してた友達っていたっけ、常に凰蘭が門出と会話したり周りの友達と会話したりするのしか思い出せない。強すぎるんだよ凰蘭のキャラクターが!何が言いたいかと言うと門出は実は作られた世界でも周りの生徒との接し方を想像できず、なんとなく成長したら友達ができて~とかそんな感じで作られた世界なのではと思って今感想を書いてます。まぁ、でも多分会話してるでしょ。シックスセンスと言うような映画
で一度やられてるので疑ってしまうのです。
夢でも、そうですが自分の知らない知識の範囲を超えた場合、専門用語は【でてこない】か
【完全な造語】でしかない
------------【感想】-----------------------------------------------------
キホが死んだ時、それを知らないであろう凰蘭は。はしゃぎまくっていて
門出に言われた時『知ってるよ!』には泣いた。あの場面で凰蘭の強さと優しさが
見えて泣きました。
ただ、現実世界でも本当は宇宙人なんていなかった可能性もある。いや、いても、便利な道具が非現実的。実は凰蘭の夢だったって言われても納得できる。
空を自由に飛んで、頭や首への負担が半端ないだろ
そもそも飛ぶのに屋上からわざわざ飛び降りたり落下する必要性を感じない
その場で浮けばいい話である
宇宙人が一方的に人類にやられても何もしない理由が不明
偵察機のような小型に関しては遅いくせに電線に引っかかって落ちるとか、お前カツより酷いぞ!とZガンダムを思い出す。
母親が汚染が気になってたり突然の再婚とか
実の父親が何度も回想で、でて来るけどやたら元気なさそうな姿しかない
----------------【最後に】------------------------------------------------------
後章が気になる。
パンフレットの出来が凄く良いです!
後章のパンフレットにも期待してます!
原作未読です
最初のSFスペクタクルのシーンから3年後のユルイ女子高生たちの日常。主人公の門出の少しおかしな家庭環境と引きこもり兄貴を抱えたおんたんの家庭やその友達の友情を描きつつ次第に狂ってくる異星人を目の前にした政府の対応。
前半戦は見事に引き込まれて観てましたが、おんたんの回想シーンに出てくる小学生時代と現代の対比はいったいどう結び付けるのか。ぬいぐるみの中の異星人と現代の空から降ってくる多数の異星人たちの死骸(?)はどうなるのか。
後半の公開日が遅くなり少し残念ですが、吉田玲子さんの脚本なので期待しています。
世界観たまらん!!あとエンディングが超良い
予告観てかなり楽しみにしてた原作既読勢。
地球外からやってきた謎の宇宙船と〝侵略者〟。上空にそれらが留まり続けてる異常事態の中、その状況に麻痺しながらも日常生活を送る女子高生の門出や凰蘭(おんたん)の日々を描くところから物語は始まる。
本作は明らかな非日常(異常事態)とそんな中でもゆるく進んでいく日常の対比や、物々しい円盤や兵器と、少女たちのゆるいやり取りの温度差、カウントダウンされていく世界の崩壊に向けた終末感がたまらんのだけど、というかアニメーションでそこを改めて体験したくて楽しみにしてたんだけどかなり満足。
また原作の要所要所をうまく拾いながら限られた時間枠の前後編の映画にするために再構成してるのがうまかった!!
作品冒頭、謎の円盤襲来で自衛隊対応や東京が大打撃受けるショッキングでマクロな映像から始めといて、門出たちの生活風景というミクロな部分に移行するのとか、話をわかりやすくしつつ対比のインパクト大にしてて良いなーと思った。
門出とおんたんの過去エピソードの入れ方も後編へのフックになるタイミングで入るしうまい。
アニメーションも丁寧で良かった!
原作でクセが強い造形になってたキャラもマイルドになってて面白かった(宝田さんが謎の美形化しててちょっと笑った)。
あとおんたん役のあのちゃんの声が絶妙に良かったな。
声優としてうまいかと言われるとわからんのだけど、よくも悪くも周りから少し浮き出てて、でも可愛くて不思議な儚さもある声は「おんたん」だよね…!
あと、エンディングの「絶絶絶絶対聖域」がめちゃくちゃ良かった。
あのエンディングへの持っていき方(後編へのつなぎ方うまい)もめちゃくちゃ良かったし、楽曲が前編の雰囲気にめちゃくちゃ合っている…!
TKのクソやば格好良い楽曲とあのちゃんのシャウトを劇場の爆音で聴くだけでテンションぶちあがるし、もはや美しい。
エンディングはほんとに良すぎた…。
本編も良かったけど、物語の余韻に浸りながらあのエンディングを劇場音響で体感するだけでも劇場に観に行く甲斐あると思う。
もう一度観に行くかもだし、後編も楽しみ。
良いアニメーション化だったと思う。
製作陣の皆さまありがとうございました!
なんでまだ3月なんだよ。
原作未読。常識人(?)の門出と不思議ちゃんののんたんと彼女らを取り巻く人々の世界の終わりの近づく世界とは思えないのんびりパート、自衛隊と未確認飛行物体との緊張感漂うシリアスパート、そして、その二つが重なり合ったラスト。後半が気になって仕方がない。ゴールデンウィーク無くなってもいいから早く見せて!!
面白かった
原作は好きで読んでました。
よくぞ納めたな、という感想。
ところどころ、あれこんな展開だっけ?と思いつつも、そこまで大きな違和感でもないかな。
アニメとしても、すごい映像美や演出というわけでは無いですが、原作の雰囲気は出てるかと。
おんたん役のあのちゃんが想像以上にハマってた感がありましたね。
キャラのイメージとあってたな。
後編も楽しみだ!
謎が残されたまま後章に続く
原作漫画は未読です
3年前8月31日に母艦が飛来して
世界が終わるかに思えたが
そのまま何事もないかのように日常が続く
前半は女子高生たちの日常
中盤はクラスメイトが亡くなったことなどが起こる
後半は幼少期に異星人と思われる者と出会ったことで
門出が過ちを犯してしまったりする過去がわかる
母艦に対しては政府は手をこまねいてるわけではなく
兵器で攻撃したりするが
現場に無理をさせたり、情報を隠したりすることによって
逆に被害が大きくなる感じがした。
極端なオーガニック思想になったり
ネットのよくわからない情報を信じたりする人がでているのは
現実でも変わらないのかなと思ったし
これは3.11を意識しているのかな
異星人の正体とか謎が多いが
基本的に前章ではほとんどわからないまま
後章に続く
評価は後半次第な状況
劇中作のイソベやんはどう考えても
あの作品のオマージュにしか見えない
主演の二人の演技は個人的には違和感がなかったが
なんとなくキャラのイメージが逆だと思っていたので
ちょっと驚いた
デベ子の声をご担当されたTARAKOさんは今作が遺作になるのかな?
ご冥福をお祈りいたします。
原作未読でも楽しめる 後編はよ!
まったく前情報なしで鑑賞。GANTZの奥浩哉さんが面白かったとポストしていたので見たのだけど、いや〜面白かった!
女子高生の日常と異星から(?)訪問したであろう巨大な宇宙船のかかわりが、すこしづつ明かされてゆく展開に引き込まれた。
3年間ものあいだ、ただ空に浮いているだけの直径5キロの巨大母船が不気味で、その光景がすっかり日常になり、自衛隊の攻撃で母船が大きな損傷をおったあたりで後編へ。
目玉のロボットみたいな異星人らしきものの正体や、主人公の女子高生は本人なのかとか、伏線散りばめて終わったので後編が待ち遠しい。
主役の声優のあのちゃんと幾多りらさんが上手すぎて驚いたのと、絵が綺麗。
原作未読でもとても楽しめるので、ぜひスクリーンでご覧ください!
おんたんのヲタ台詞が笑えます
原作未読、
作品についてもリテラシーゼロの状態で臨んだため、勘違いな事を言っていた場合は先に謝っておきます。
普段からアニメを劇場鑑賞することはほとんどないが、予告映像と声優さんに惹かれて観に行ったところ思いの外面白かった。
まずは幾田さんとあのちゃんアーティスト2人の多才ぶりに驚かされた。
特にあのちゃんの声は台詞自体の面白さでドライブもかかり、当て書きしているのかと思うほど違和感なくすんなりと受け入れる事ができた。
宇宙船が地球上空に浮遊して以降緊張感はあるものの、恋愛、友情、進路そして家庭の悩みなどを持つ普通の高校生たちが日常生活をいつも通り送っている一方で、地球に何かが起ころうとしているという、このままでは済まされないような不穏な空気感をコミカルとシリアスを絶妙な配合で織り交ぜながら見せるのでグイグイ引き込まれ、120分があっという間に過ぎてしまった。
物語の後半からは、実はこの状況について彼女たちは何らかの関わりがあるのではないか、と言う事を思わせながら前章は終わるが、この後彼女たちの日常とどのようにクロスしていくのか後章がほんとうに待ち遠しくて仕方がない。
ドラえもんのオマージュのイソベやんは内緒道具を与えても失敗ばかりするデベ子を何故許すのか?の答えは素敵な考え方だと思った。
デベ子の声をご担当されたTARAKOさん、ご冥福をお祈りしいたします。
早く後章が観たい!
第一印象は、とにかく絵が丁寧に描かれていること。
助けた宇宙人が何やらキーだということ。
物語後半、おんたんが宇宙船に呟き、少年の皮を被った宇宙人と遭遇。その際に過去の回想と思われるシーンに。
おんたんは、実は苛められっ子で、カドデの方が賢く、そして活動的。物語当初の行動が意味不明のおんたんとは真逆であり、カドデとも違う。
塾の夏期講習で、カドデとおんたんが助けた宇宙人から、それぞれ貰った道具を、おんたんは、自分の正義のために使い闇落ちしていく一方で、おんたんは引っ込み思案な性格を治すための薬のような道具を貰うも使わず。
その後、カドデの暴走を止めようと、おんたんと歩道橋で喧嘩。カドデが引っ越し、おんたんが届け物をしにいったときに、カドデが飛び降りて、また、現実に戻る。
何とも後章が、気になる終わり方。
原作は、一部分だけ見た程度なので、全く物語の展開を知らないので早く観たいです。
あと、余談ですが、青い猫型ロボットのパクリのイソベやんの声を当てていたTARAKOさんが亡くなったのが残念でならないのと、映画の前に流れる宣伝で同じく亡くなられた鳥山先生のSAND LAND、少し前に亡くなられた杉山先生のドラクエ10が、ひと時代が終わった感じがして個人的には何とも切なかったです。
原作ファンの感想が知りたい、ほど
出来はいいと思った。いや、まだ、前編だからわからないけど、ここまでは、すごく、いい。
当然原作未読、予備情報なしで鑑賞。正直「タイトル買い」ってやつ。CDなんかの「ジャケ買い」と同じ笑
あの&りらの声もよさげ。サブキャラ?との絡みもいいし、友達キホのエピソードも「えっ?」ってなって良かった。
単純にこれからどうなるのか気になる。でも原作は読まない。映画の後編を観てからだな、あーだこーだ言うのは。
アニメとして観た時の全方向的なバランスは良い。いやー、⭐️5、続くなあ。
でもキャラによって絵のタッチが極端に変わるのは原作寄せなのかな?個人的には「おんたん」の兄さんがいいね。あと、過去パートは幻想なのか、あれが真実でリセットされたのか、、、う、げ、原作は読まないぞ!
奇抜なタイトルと話題の声優陣に興味を惹かれ視聴。後章が気になります。
他作品を鑑賞時の予告編と、表題の通り奇抜なタイトル(通称「デデデデ」というらしい)と話題のアーティスト二人が声優を務めるとのことで公開日に鑑賞。個人的には前編・後編やPart.〇〇といった続編ありきの作品は敬遠していたが、本作は何か気になったので先の考えはお構いなしに視聴。原作はコミックらしいが、原作も未読で特に前情報なしでの鑑賞である。
あらすじとしては、突如として東京の上空に巨大な球体の未確認飛行物体が出現。球体からは所謂UFOみたな母船も出現し・・・と聞くと「インディペンデンス・デイ」的なエイリアン侵略モノが頭に浮かぶが、そうではなく、出現時に事故や米軍の攻撃で5千人程の死傷者が出たものの、特に侵略等がはじまることとなく3年が経過。異物が上空にあるのが「当たり前」の感覚となった日常での、女子高生のお話。
序盤は上記の流れがストーリー展開され、友人の死から、徐々に未確認飛行物体の生命体(劇中では「侵略者」と呼称)との過去(?)の関りが掘り進められていく。全くの前情報無しのため、この「ループものなのかな?」「『寄生獣』みたいにすり替わっていくのかな?」といった憶測させるストーリー展開に引き込まれる。
なお、主人公の二人(でいいのかな?)、眼鏡の女の子「門出」役をYOASOBIのボーカルikura(幾田りら)さんが、ツインテールの女の子「おんたん」役をあのちゃんが務められていたが、個人的には本業ではないのに上手いものだと感じ、なかなか良かったと思う。
過去の出来事がどう現代に繋がっていくのか、侵略者の目的は?など、後章がとても気になる作品。恐らく5月上映の後章も鑑賞すると思う。楽しみに待っていたい。
最後にイソベやん役のTARAKOさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
デデデ砲撃にやられました
原作もあらすじも見ずに鑑賞しましたが、十分楽しめました。
現実世界と、反対の夢の世界(こんなこといいな、できたらいいな、〇〇〇〇ン♪)の痛烈批判。
正義だ、悪だ、簡単に言うなと。
戦争が勃発している世界に生きながら、見て見ぬ振りして、
コレが美味しいとか、アレが欲しいとかわちゃわちゃ言って食事してたら、頭とお皿の上に、戦艦の破片と宇宙人の遺体が降ってきて、血だらけになった気分です。
子供は世界の闇の縮図に一方的に落とされて必死で生きてる。
想像以上に色んなことが見えてて、素直で、故に残酷で、傷だらけ。
可愛いキャラと残酷な現実のギャップがシュールすぎて、夢に出そう。
あのちゃん、はまり役です。
後半の回想パートが重く(比重も内容も)、バラバラな二つのストーリーのまま、伏線も回収されず、後編の予告になっちゃった印象。構成がイマイチに感じました。
後編は、5月末なんですね。
こんなモヤモヤをかかえて、楽しいGWが過ごせないじゃないですか。
絶対見ちゃうけど。
第9地区
劇場で見た予告CMで面白そうな設定のお話だなと思ったので観ましたん。
若い女子高生風の会話をおっさんが聞く。聞き続ける映画。
いちいちシニカルで必要以上にツンツンな返しをするのが あのちゃんが声優を務めるキャラ。その言い回しが引っ掛かって気になるが、逆に他はあまり興味を引かれず気持ちが離れてゆく中、あのちゃんキャラもキャラ徹底を頑張り続けるのでクドく感じてくる。
非日常が当たり前になった平凡が続くだけなのかと思ったら、途中で話が幼少期に移行し、門出っていう子がデスノートやってたヘビー展開へ。
でも、なんかあまりハマれず、次回作も気にならないかも🤔(また次作のCMを目にしてショッキングな展開そうだったら観てしまうのかな?)
昔、愛読してたスピリッツで今こういうのやってるんですね~ (追記:5chで原作画を目にしましたが、映画と雰囲気が違って、もろにスピリッツっぽかった)🧐
これはお祭りです。楽しみませう。
内容は、単行本12巻原作者、浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のアニメ映画化。女子高生の日常と非日常を中心に、舞台は3年前の8月31日に突如東京上空に現れた謎の未確認巨大円盤の存在を日常的に感じる違和感のある社会で、主人公のオウランとカドデと世界が確実に破滅に向かっていく物語。2人の少女の運命やいかに!という話。
印象的な台詞は、『絶対だから・・・』2人の信念にも思える絶対だからが、すれ違いの未来を想起させる様で切なく面白い。なぜなら信念は、容易に呪いに変わるからだ。それを分からず必死でもがき正解を見つけ出そうとする若い2人の苦悩がよく伝わる台詞でした。
印象的な立場は、いそべやんの中にある侵略者の立場です。個を個と認識する限り調和は侵略と同義かもしれない。との台詞には共感せざるを得ません。何故なら救うと言って殺したり、大切にすると言って傷付けたりするのは人の特性であり詭弁だからです。端的に言うと意味が曖昧になり分かりづらく感じますが、これも人間の性質の一部と感じるからです。
印象的な場面は、やはり冒頭の東京上空に浮かぶ直径5キロの母船でしょう。あのインパクトは非常に強く感じます。そして最後には、空から降ってくる侵略者にも驚きです。漫画でも緻密に描いてありますが動画であの場面が見れるとは眼福ものであります。
全体的に、大きな脚本の変更があり独自性のある『デデデ』になりそうですが、漫画のイメージを大切に保ちつつ頑張っていこうとする気概を感じます。個人的には、終始音楽がうるさ過ぎて物語に緩急が無かったように感じました。浅野いにおの世界観は性的描写にあると思ってますのでスパイスが効かず少し残念です。映画の第九区+デスノート+ドラえもん+女子高生の様な構成は独特で面白いと感じます。
門出と凰蘭の行動原理は同じで、お互いがお互いを思い合うが故の行動の細やかなすれ違いが劇的に運命を変える。『絶対だから・・・』のバトンリレーが伏線めいて面白い。凰蘭兄→凰蘭→門出に渡される信念の様な言葉。その時々に2人の少女の心の機微が、伝わるからこそ悩める若者の支持を集めたのではないかと分析します。しかし残念なのは、パンフレット。内容は薄かったですが後半も楽しみにしたいです。
考察しがいがある前編
デデデデというマンガが伏線の回収が見事でおもしろいとは聞いてはいたが、原作は未読。
映画になるということで敢えて原作は読まずに劇場へ行ってみた。
前半はほのぼのとした話。
まぁ、女子高生の日常ってことなんだろうな。
過去の回想(小学生時代)でいそべやん(侵略者?)を助ける辺りから話がきな臭くなるのだが、どう考えても、これまで描かれてきた日常パートと繋がらない。
そもそも日常パートにはいそべやんがいないし、秘密道具(?)も出てこない。
『日常パートにもいそべやんがいる?』
『主人公の壮大な妄想?』
『まさかの夢オチか?』
なんて思いながら観ていたが、また、日常パートに戻ってもやっぱりいそべやんは出てこないし、回想シーンについてなんの説明もない。
意味がわからないと少し混乱したが、ここでSFマンガだと言うことを思い出し、タイムトラベルものか並行世界ものの話なんじゃないかと気付いた。(当っているかはわからんが…)
回想の方の主人公がいそべやんの力を借りて
過去に戻り、門出の闇堕ちを防いだ。
もしくは過去の回想ではなく、闇堕ちは並行世界で起きたまったく別次元の出来事だった。
SFマンガってことを考えると並行世界の方が可能性は高いのかな?
別次元ではあるが、並行世界の出来事が日常パートに影響を与えているみたいな。
(本当は門出が死ぬはずだったが、助かってしまったので代わりにシホが死んだとか)
ただ、そうなると時間軸が狂ってくるんだよな〜
作品の評価は後編を観ないとなんとも言えないし、原作ファンには『このエピソードはカットして欲しくなかった』とかはあるかもしれないが、じゅうぶん楽しめる前編だったと思う。
後編も観てみたいと思わせる出来だった。
カニカニサイン。
3年前の8月31日東京上空に突如現れた巨大な宇宙船(母艦)、その母艦が浮遊してるのが当たり前の日常となった住人達と小山門出とおんたんの話。
小学5年の頃、未確認飛行物体を目撃し異星人と交流のあった門出とおんたんの過去と現在。
冒頭のストーリーは引き込まれず中盤手前の飛行物体墜落が原因で友人の死あたりから楽しめた。
とりあえず率直に観てて思ったのは原作者の方って昭和生まれの方?(笑)
門出とおんたんが使う日常ワードが何か古臭くて絵とセリフが何かミスマッチ、いやっいいんですけどね懐かしい感じで。
とりあえず前章を観てしまったいじょう後章も気になる!
むむむふわー
門出やおんたん、その友達たちとの掛け合いや、その他の主要キャラ全員、原作の雰囲気そのままでとても良いと感じました。
あのちゃんの演技が想像以上にハマっていたのもいい驚きでした。
ただ、少し気になるのが、「ここを今やるんだ...!」という話の流れ。
コミック既読なのでてっきり後編でやるであろうと思っていたらまさかの前編にぶち込んでくるとは...!
そこまでの流れが原作に忠実で個人的にものすごく良かっただけに、あの場面から少し中弛み的な印象があったけど、それは私が原作を知っているからで、初めて見る方々にはこの流れがプラスに働くのかもしれませんね。
(中弛みと感じてしまった私は、そのせいで後編への引きが弱くなってしまい、前編しか観てくれなくなってしまうのでは...と僅かな不安を抱きましたが、杞憂でありますように!)
でも、コミックでの流れをあえて崩すシナリオのおかげで、後編にどんな見せ方をしてくれるんだろうという期待も湧きました。
全体的に原作愛をとても感じるので、むしろ期待の方が大きいかな!
原作未読の方へは言わずもがな、既読の方も最終的に満足できる映画を期待しています!
全61件中、41~60件目を表示