デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のレビュー・感想・評価
全60件中、1~20件目を表示
見事な作品でした!
(ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
※映画レビュー未記入が膨らんでいるので、短く一言
登場人物の会話の切れ味と、強大な宇宙船が空を覆う不穏な日常と、陰謀論の空気と、理念の暴走の震撼が、現在のメタファーとして見事に描かれた傑作だと思われました!
仮に後章でストーリーの着地が納得あるものになっているのであれば、おそらく2024年の邦画の代表作トップになると個人的には思われています。
詳しくは後章を見てから書きたいと思われますが、セリフ内容含めて現在理解の解像度が素晴らしいと思われました。
特に日本映画の実写の監督の皆さんが見た方が良いとは僭越思われました。
素晴らしい映画だったと思われます、後章も期待です。
若者の焦燥感とデストラクション妄想
何か起きそうで起きない非日常、それでも日常は続くし大学受験もせなあかん。例えUFOが上空に居座っても。
何者かであるかもしれないがまだ何者でもない自分、自分無しでも回るだろう世界。否応なしに参加を求められる世界がこんなにも壊れやすく儚い物にみえてるんだね、コロナ後の世界の住人さんからは。
ということでやはり世相を反映させてくるがいにおぶしは健在。怒涛の如くにポイ言語で埋め尽くしたかと思うとそのまま駆け抜けてしまう力には拍手。SF小ネタとイソベヤンに惹かれて観たが、後編の店じまいも観に行きます。
あと、ドラえもんオマージュのタケコプター風道具で空飛ぶところ、おんたんの髪巻き込まれてるよーって気になったのは自分くらいか?まあそれくらい映画全体的なメカ描写がある意味リアルな描写と書き込みだった。
余談ですが隣で観てた小学年低学年くらいの女の子が彼女の母親に、怖いからもう先帰ってて良い?とか話しているのが聞こえた。そうそうキャラは幼女風なのにGANTSばりに怖〜いお話に仕上がってしまったよな、ターゲット顧客どこだ⁉️
完成度の高い今時分のアニメ
日常パートとSFパートが代わる代わる繰り返し話は徐々に不穏な方向へ向かう
最後は後篇への強い引きで終わります
浅井いにおは初期の作品の少し拗らせたイメージが苦手で避けてましたが面白かったです
キャラデザと相まって一見すると茶化したような描写をしつつ思春期の危うい内面を丁寧に描いています
時々超然とした所もありますが舞台設定やキャラクターの背景がわかると違和感はなくなります
主人公の声優も話題のようですが
幾田りらは声優の方かと思うほど自然
あのちゃんは軽快な前半のセリフは違和感がありましたが
後半の不安定さと剥き出しの感情が現れる場面からすっと入ってきました
どちらもハマり役だったと思います
主題歌のタッグも熱かった
BGMも作品は食わない絶妙な塩梅で印象的でした
心の機微や異常な物語を日常とリンクさせる技は原作者らしいと思いますが
萌えやSFといったアニメで一段と映える要素が映画では功を奏してました
前編は非常に完成度が高かったので後編も楽しみにしています
コレはヤバイ、トンデモない傑作❗️かも 前編までのところは。
浅野いにお氏の漫画は苦手で、読むと何と無く嫌な予感がする(おやすみプンプンとか)ので避けてきた。
当然、本作原作も未読だがSF設定なので気にはしてた感じ。
映画館で、ポスター見るまでアニメ化も知らなかった。
ポスター見てコレは観なきゃいけないヤツかもって気になり出し、あのちゃんが声優?で観るぞっとなったのだが、やはり浅野いにお効果で中々決断できず、後編始まるからそろそろ終わりそうなので、ギリ鑑賞。
観て良かったって言うか、コレはヤバい。
前編なので基本、風呂敷を広げる作業なのだが、広げ方が絶妙で面白い。
3年前の突然の巨大飛行物体襲来と沈黙、その後現在まで続くやんわりとした終末感を帯びつつ余り変わらない日常の2つの時間軸をカットバックして繋げていく。
その間に観客に感情移入や理解を誘う、各キャラ描写や背景が心地よい情報過多で流れ込む。
徐々に日常が崩れだし、もう一つの時間軸が描かれ出した時、頭の回転が加速する快感で、おおーっとなった。
一つ一つの設定や描写は、既知なモノ(ただ浮かんでる巨大飛行物体、ドラえもん擬き、ニート、いじめ、夏休み、過大な力を得て暴走ナドナド)なのだが、その編集から醸し出すグルーヴにヤバいもの見てる感が半端なかった。
(ノーラン監督も見た方が良い!おすすめっ❗️)
原作がどのように表現してるのか読んで無いので分からないし、漫画はそもそも受け手のペースで読み進められるメディアなので、この快感が得られるのかも分からない。
しかしこの魅力的な世界は、原作からきてる部分なのだろう。
それを咀嚼や再構成して、受け手を拡げるアニメーションの作り手の手腕に脱帽した。
所謂セカイ系だし前編なので、この大風呂敷をどう畳むかに後編はかかっているし、待ちきれないし楽しみだ。
本来、後編公開は4月末だったみたいで(知らんかった予定通りなら間違いなく見逃してる)、どうもギリまでリテイクしてるとか、原作と違う結末なのかとか(原作の結末も知らんけど)色々噂がある様で、益々楽しみです。
あのちゃん違和感なし。 あの独特な声と今回のキャラがかなりマッチし...
あのちゃん違和感なし。
あの独特な声と今回のキャラがかなりマッチしてて不思議だった。
最初っから未確認飛行物体のデザインが刺さって既に面白い判定してました。
いにお先生の作品多分見るの初めてかも。
他の作品も見たい、かな。
周りの声優陣豪華すぎん?
聞いたことある声めちゃめちゃ出ててびっくり。
2部作は前編忘れちゃうので早く見たい。
すでにおんたんの昔の記憶部分忘れかけてる………。
宇宙人くんかなり可愛くて虐殺かなり心が痛い。
後半も楽しみです。
非日常が日常になっていく空気感
デデデデ二部作第1部。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは未読。
非日常がそばにあっても変わらぬ日常を謳歌する女子高生の物語なのかと思いきや、全く違っていて引き込まれました。
非日常もいつの間にか日常になる。この空気感、不思議でもなんでもなく、今の日本そのものだと感じ怖くなりました。
幾田りらとあのの声の演技が最高に上手過ぎます。元々当て書きされていたかの如くキャラに命を吹き込んでいました。
【ある意味で漫画やアニメの歴史が変わる作品】
原作は未読なのですが、浅野いにお先生の別作品『おやすみプンプン』は愛読させて頂いておりました。なので、浅野いにお先生が創り出す世界観、登場人物の個性表現を知っていましたが、この映画は割と世界観や登場人物がポップめに改変されているものの、浅野いにお先生の持つ独自の世界観は汚していない。なんなら見やすくなってる迄あります。アニメとして素晴らしい改良が施されていて、2時間丸々見入ってしまいました。
この映画の真新しさ、映像作品のロジックをハンマーで叩き壊すかのような演出や、技法。この映画を見た若者や創作活動者が全員影響を受けるのではないかと思ってしまう程の感動を受け、評論タイトルにもある通り、自分はこの映画により今後の漫画、アニメの歴史が変わると、素人ながらに思いました。
前後編に分けてしまうと、どうしても前編のハードルがあまりにも高くなってしまいがちですが、嫌にならない伏線の張り方、謎の生み出し方、絶対に後編が見たくなる様な物語編成が美しすぎてウットリしてしまいます。
終盤あたりのおんたんの覗かれた記憶。色々な方が考察されていたので目を通しましたが、個人的にはパラレルワールドでは無いのかなと思いました。拙い考察になりますが、あの回想シーンと高校時代の門出とおんたんの思想が逆になっている印象を持ちます。中身が入れ替わっているのか?とも思いましたが、それでは辻褄が合わない所が多過ぎるので、門出の記憶は諸々消されたが、おんたんは侵略者から貰ったキューブを使い、思想が攻撃的になったのではと、自分の中で解釈しました。
色々な解釈ができる最高の映画です。
いろいろ突っ込みどころはあるが、後半が楽しみ
ドラえもんとのび太君のオマージュ(ただしこちらはかなりブラック)があったり、
宇宙人から借りた武器を、自分の幼い正義感のために使い、暴走してしまったり
(ここらへんは、超能力を得てしまった高校生が、能力を使っていくうちに自滅していってしまう映画「クロニクル」を彷彿とさせる)、何のメッセージも送ってこない宇宙母艦と小型船(ドローンのような探査船?)に対して過剰防衛とも思われる攻撃をしてしまい、後半は一体どうなってしまうのか、見なきゃならなくなってしまった。
先日突然亡くなられてしまったTARAKOさんが登場人物の一人の声をあてている。もう聞けなくなってしまったのが寂しい。
宇宙船がやって来てから3年が過ぎた。街の上を宇宙船が浮いているのだ...
宇宙船がやって来てから3年が過ぎた。街の上を宇宙船が浮いているのだが3年も経って日常になっている。たまに宇宙船から小型の飛行船が出てくるが目的は不明。宇宙人たちは攻撃してこない。
小山門出と中川凰蘭の二人がメインで女子高生。仲良し5人グループなのだが1人は事故で死んでしまう。
小山門出は小学生の時にイジメられていて、いつも助けてくれたのが中川凰蘭だった、という設定だったのに、また小学生時を振り返った時には、中川凰蘭は内気な女の子で小山門出は宇宙人からもらった道具でイジメを克服していた。?よくわからない?
二部に期待したい。タイトル勝ちだと思う。
前半では評価不可だけど
取りあえず、人類滅亡まであと半年!で終わるところまでの内容だったけど、良かった。叫ぶシーンにあのちゃんの中身が出てる部分があったけど、おんたんの人物像と同期出来ていて、原作ファンとしても許せる範囲だったと思う。原作改編部分の評価は後半を見るまで評価不可だけど、前半の内容としては十分良かったと思う。
けっこうよかった
スピリッツの連載で全部読んでいたのでネタバレしているのだけど、漫画では誰がどうかをよく把握できてないまま読んでいたため、非常に輪郭がくっきりしてなるほどと思う。しっかりSFだ。主人公の女の子らが美少女ではないところがポイントだが、どういう意図なのかつかめない。
この気色悪さはある意味才能
友人に誘われて見に行きました。かつてその友人から同作者の「おやすみプンプン」という漫画を借りて読んだのですが、あまりの救いのなさとまとわりつく不安感に一巻も読み切ることができませんでした。漫画でそんなことがあったのはこれが最初で最後です。そのときのイメージを持っていたので同作者の作品とあって(本作は未読だったのもあり)見るのが少し不安でした。まあでも予告は楽しそうな感じだったし、年齢制限もないしな...と腹をくくって映画館へ。結果、全然グロい。露骨なエロシーンや肉体損傷表現が見られるわけではないんです、全く。でもストーリーがこれでもかってくらいグロい。年齢制限ものだろ...って途中からずっと思っていました。自分の善意に追い詰められて自殺する小学生とか、空から大量に落下してくる宇宙人(?)の死体とか、血が流れなくてもこんなにグロいものがかけるのかと感心しました。また、この作者が作り出す特有の気色悪い空気感は今回も健在で、彼は不自然を現実世界の中にとても自然に溶け込ませることが上手なんだろうなと感じました。例えば宇宙船が浮遊する中、皆の置き場のない不安が汚染物質といった形に昇華されてカルト的な流行を見せるのも、今までそんな状況考えたこともありませんが、実際に起きたら普通にありそうだと容易に想像できます。作者のこの特殊能力故、作品内は淡々と日常が過ぎていくのに観客の脳内だけ「ちょっと待ってよ、なにかおかしくない!?」と警鐘が鳴る。それでもなお進んでいく世界に自分だけがおかしいのか?と一人おいていかれるような不安感が残る、のかもしれません。結論として、こういう雰囲気が好きな人にとってはこれ以上なく楽しい作品だと思いますが、私は映画館で後編を見切る勇気がないのでアマゾンプライムになると思いますね...
後章も見よう
原作未読で観たが、なんといってもまだ前章なので総評はまだ出来んけど、面白かった。
浅野いにお先生の漫画はソラニンとかおやすみプンプンとか読んでて、爽やかで青春ででも妙にリアルで黒くて落ちる感じ。今回の映画も途中からそんな雰囲気が出てきて、ストーリー的には後章からどうなるのか楽しみ。
映像がとても漫画通りの感じがして良かった。
おんたんの知ってるよってシーンはもう少し間合いが欲しかったと思った。音楽もわかりやすくドーンと入ってきたから少し涙が引っ込んじゃった。
あのちゃんの声がとてもおんたんという感じでとっても良かった。おんたんの消極的な時の声の出し方とハイな時のおんたんの声に違いがあって、いい演技だなと思った。幾多さんもあのちゃんも途中から本人のことを忘れて、物語に入り込めたので上手だなと思った。
迷っているけど 失われるではない!
あのちゃんのファンだから オウランがすごく可愛いと思って グッズを買ったんだ。
物語も面白いと思う。今の日本と似ている感じ 青少年が将来がどうなっているか迷っている。未来の未知数を心配しているとか 環境が変えないから 自分で落ちていく現象もあり 例えば 中川ひろしは元々いい大学に入ったのに 何もしないまま昔の自分と全く違う人になった。小山たちも実に将来を迷っているそうだ。社会学専門の方なら それらの現象がもっと詳しく共感できると思う。
唯 後半の部分はちょっと違和感がありそうな感じ 凰蘭の世界観が変わった時から 二人の性格などが交換したみたいな違和感があった。それは個人的にそう思うかどうかわからないけど 前の部分と比べておかしい感じがある。でも それは小山が救われない可能性だから 無駄な部分ではないと思う。その他の内容はとても面白いと思う。
そして 飛行機で誠さんと女の子の二人はこれからどうなるかも期待している。
後編も映画館に行くつもり!!!
面白い。非リアルな世界に浮かび上がるリアル。
面白かった。面白くて可愛くて切なくて、そしてめちゃくちゃ恐ろしかった…
巨大円盤を空に置くだけで、ありふれた日常がリアルに、そして特別なものとして浮き上がってくるのがすごい。原作未読だから展開読めなくてびっくりの連続。
ただ、あの教師は気持ち悪すぎたな。気持ち悪い最低教師として描かれてないのも気持ち悪かったな。そこだけかな。
まあ、そういう醜悪な気持ち悪さや少女の無防備な危うさすらリアルな社会には内包されてるでしょ?という発信ならわかる気もするが…
謎の円盤は震災やコロナ禍の暗喩でもあり、ネットや政治、群衆心理とかがほんとリアル社会と重なっているという恐ろしさ。ありえないことが起きているんだけども、そこに描かれる社会や少女たちの日常、青春や友情、家庭の問題…それらはとてもリアルに感じられぴりぴりと来る。
「大いなる力」を手にした少年は当初独善的に「正義」を行い失敗もする…スパイダーマンとも重なって見えたり。
とにかく後章たのしみ!
「おんたん」のキャラが印象的だった!!
前章というか、恐らくは異星人の総攻撃が始まるであろう前日譚という感じでした。「おんたん」のキレのある台詞を楽しむ、非日常の日常系アニメという独自性がありました。政治も悪く、クソみたいな現実を明るく過ごす為の、ヒントが「おんたん」にあるような気がします(適当)。おんたんのお兄さんと小比類巻、イソベやん(過去エピソードの異星人)の三人は、話が合いそうなのに巡り会えなくて何だかなあという感じでした。私には希望がないので、お兄さんが希望について話したシーンは印象的でした。主題歌が良くて毎日聴いていますが、エンドロールで歌詞を表示して欲しかったです。「あの」の身長が166もあって萌えました。生活パートとニュースパートの切り替えがスムーズで自然でした。教師が気持ち悪いです。ストーリーの全貌を見せた時どれだけヤバいのか、後章も楽しみです。
後半まで見ないとわからないのだろうが、違和感が残る
門出とおんたんの軽妙な言葉遊びは、この映画の独特な雰囲気を作っていて面白い。彼女らの強い絆の背景がしっかり描かれていて、なるほどと思った。
未確認物体が浮かんでいても、日常は続くというのは実際に起こったとしてもその通りだろう。「この世界の片隅に」でも描かれていたが、太平洋戦争中でも生活は続いていたように。
後半まで見ないとわからないのだろうが、やはり設定に違和感が残る。
先ず、3年もの長い間、侵入者は何も反撃しないで自衛隊に殺され続けるところは「ついていけない」と感じてしまう。
演出なのだろうけど、前半の最後で“侵入者の雨”が降るところは「乗っていた物体の破片がほとんど混じっていないのはなぜ?」と思ってしまう。
S.E.S社の兵器で小型物体を撃ち落し続けるところも「誰がそんな意思決定をしているのか?」「都心で撃ち落としたら、落下物で被害が出るのは当然」「近くに旅客機が飛んでいる時に撃つのはあり得ない」と思う。
門出とおんたんのキャラクターがイマイチつかみきれなかった。門出が自分の正義感で暴走してしまうエピソードは、どこまで信用して良いのか迷った。電車が脱線したら死傷者が出て、大きな犯罪になるので。その後、マンションから飛び降りたのも回想なのか空想なのかモヤモヤが残るし、門出の性格がわからなくなる。(これも後半まで見ると回収されるのかもしれないけど) 小学生の時のおんたんが門出がいじめられているのを傍観していたシーンも、おんたんのキャラクターをわかりにくくしていると思う。
それから、メガネはキャラクターの重要な部分だと思うけど、メガネの一部をシースルーに描くと、場面場面で印象が変わってしまう。一部を消すのは顔をアップにした時だけの方が良いと思った。同じように、おんたんの眉毛も見える時と見えない時で大きく印象が変わる。
後半も見てみようとは思うけど、前半を見た時点では評価は「2.5」です。
突然街の上空に円盤がやってきた世界で生活する女子高生たち。日常と非日常が普通に同居する生活の中、過去と未来はどう繋がるのか。後半の展開が気になります。
原作があることと作者の名前は知っていますが、この作品は
読んだことがありません。・_・; 浅野いにお
他の作品(※)を読んだ限りでは、絵柄に多少クセがあり、
ストーリーにはもっとクセがある作家 @∇@ ; との印象を
持っていました。 なので (※ おやすみプンプン )
事前知識無しで観て大丈夫なのか? と、鑑賞を躊躇っていまし
たが、ふとスタッフ一覧を見ると脚本担当に「吉田玲子」の名
を発見。その瞬間「観ましょう」に気持ちが切り替わり、気が
ついたら座席の上。・_・
そんなわけで鑑賞です。
◇
予備知識の無い鑑賞者がどんな風に感じたか という視点でまと
めています。また、この作品は「前章」ということで5月下旬に
公開の「後章」と合わせて一つの作品と考えるべきか? とも
思うのですが、これを独立した作品として見たときには果たして
どう感じたのか ということでの感想です。 …前置き長い
◇
登場人物、特に女の子二人を中心とした女子グループの性格付け
が良く表れていました。
仲良さそうな感じを受ける導入部が、まずは好印象 ・_・♡
ヒロイン二人(小山門出・中川凰蘭)は女子高校生。
3年生(には見えない気も…)なので進路も気になるお年頃。
この二人と仲の良い3人を含め、計5人で学校帰りに寄り道
したりしています。楽しそうです。 …遠い目
# この5人の醸し出す雰囲気が、どことなく「けいおん」
に似ているような気がして観てました。脚本が同じく
吉田玲子さんですね。これも好きな作品。・-・♪
お話は
・町の上空に円盤が飛来。直径5㎞。 でかい
・攻撃してくる訳ではないようだが。 邪魔だ
・時折、中型小型の円盤が飛び出す。 偵察?
・あるとき小型円盤が電線に接触。 墜落~
・政府は無人と発表。ところが実は… ??
宇宙服を着用した宇宙人(?)の死体が発見されていて
政府(アメリカ?)が秘密裏に持ち出していたらしい。
・この宇宙人? 数年前にも来ていたようだ。 へぇ
・当時まだ小学生だったヒロイン二人が保護。 ふんふん
”いそべやん” というキャラの着ぐるみを着せる。
・” いそべやん ” の宇宙人は便利グッズの持ち主なのか?
・「かどで」はそれを使用し困った人を助けようとするが…
何をする訳でもなく、ただ空に浮かんでいるように思える円盤。
そこにいるだけで「目障り」に思う地球人もいる。 …当然か
ある日、円盤(大)から円盤(中)が飛び出した。
何をする気だ? 攻撃される前に迎撃だ。
円盤(中)を攻撃する地球軍(?)。
新兵器のビーム攻撃が円盤をつらぬく。
バラバラに壊れる円盤(中)。 そして…
バラバラと地上に落下する、数えきれない程の「宇宙人」。
…。
(前章終わり。後章に続く)
◇
いやいやいや。
ここで終わるのか と、” やられた ” 気分です。
「後章」 を 観ない訳には…
※ ハン・ソロを冷凍づけにされて攫われて終わった
スターウォーズ2作目(帝国の逆襲)の鑑賞後の
気分です。 とほほ (※)
(この時は続編を2年か3年待ちました…)
というわけで前半を鑑賞した感想は
「面白かった + 続きが気になる」 です。
早く後編が観たい。待ち遠しい ・_・☆
※スターウォーズのように数年待ちにはならない
と分かっているので5月下旬までガマンです。
◇あれこれ
■宇宙人
丸いヘルメット。
みんな小さい人なのかな?
顔の部分に丸い覗き窓。連想したのは
「ワンダー 君は太陽」のオギー君。
イヤな宇宙人でなければいいなぁ…
■いそべやん
っていうのが重要キャラみたいですが
キノコ頭をしたドラえもん?
これ主人公の作品があるのか?
けだるい雰囲気が「ゲバゲバおじさん」みたいだ と
思ったりもしましたが、良く見ると似てないです…。
※1970年ころのバラエティ番組に登場したキャラ
「良い子」は見せて貰えませんでした…
■小学生パートと高校生パート
単純な「過去と未来」では無さそうなのですが
どんな繋がりがあるのか、とても気になってます。
パラレルワールド的な展開があるのでしょうか。
ドキドキ。
◇最後に
TARAKOさんのお名前がテロップにありました。
さらに「ご冥福をお祈りします」 とのメッセージ画面が流れました。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
後章への期待大!!!自分的、今年NO.1作品で決定!!!
デデデデは原作未読ですが、浅野いにおさんの作品は「おやすみプンプン」を全て読んだのでどんな絶望が待ち受けているか心を躍らせてずっっと待ってました!(笑)
まず自分の大好きな不穏な空気が初っ端から始まり、楽しく普通に生活している中でも常に母艦が上にあるという異常の中で進む物語がもう、、、既に最高😂
キャラクターも個性的というか、モブや犬ですら個性的過ぎる(笑)
どこを見ても面白いし言い回しもずっと面白い!顔も面白いw
特にひろしは声も良い上にガチガチの害悪ネット民な感じが凄く好きですww
声優は詳しくないですが、豪華な声優陣なんだなということはわかりました。
中盤まではホンワカな日常な感じだったのに、急激に門出が超鬼畜正義マンになって急展開で驚きました!
幼少期からの侵略者と出会った世界線
出会わなかった世界線があるのかな??
パラレルワールドなのか、妄想なのか、世界の書き換え?そんな所を予想しつつ後章を楽しみに待ちます(原作は絶対に映画を観てからだ、我慢我慢…)
でんぱ組好きで昔聴いていたので
コラボ曲の「あした地球がこなごなになっても」のメロディ流れて!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚ウワァァァァ!!!ってなりましたww
侵略者はそもそも攻撃をしてきた訳でもないのに
人間側が拒絶し一方的に攻撃してきた分の逆襲が今後どう来るのか…
初めから受け入れていたら侵略者とも共存できたのではないかと、思ったり。
けど、母艦が来たせいで犠牲になった人々もいる訳で…
終盤で、「私は偏見で決めつけない」と言っていた女性が乗った飛行機が政府の兵器によって撃たれてしまったり
何もかもがうまく噛み合わない感じが、よりリアルさを増してとても良いです。
当たり前に今生きている幸せを噛み締められます…
声優&主題歌はあのちゃんと幾田りらさんという超BIGアーティスト
声優の方はどうなのかな〜と思ったけど
本当に違和感を感じない演技で感動しました!!
キャラクターそのままというか、本当に門出とおんたんが喋っているような感じがします👍👍👍
主題歌も2つとも鑑賞前から毎日聴いています、最高です。
既にデデデデのガチファンになったので原作からグッズまで自分が満足できるだけ楽しませて頂きます🙏🙏
こんな最高の映画をつくってくれたことに感謝。
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