劇場公開日 2018年3月3日 PROMOTION

  • 予告編を見る

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス : 特集

2018年2月19日更新

いま一番、映画.comが《“大切な人”と一緒に見てほしい映画》
オスカーノミネート実力派2人が紡ぐ、つつましくも温かい“夫婦のきずな”
カナダで最も有名な画家のシンプルな生き方が「本当の幸せ」を教えてくれる

カナダの風景や動物をかわいらしく、鮮やかに描いた画家モード・ルイスの人生をつづる
カナダの風景や動物をかわいらしく、鮮やかに描いた画家モード・ルイスの人生をつづる

カナダを代表する画家と、彼女を支えた夫の姿を描いた愛の物語「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」が、3月3日から公開される。絵を描き、愛に生き、共に歩んだ夫婦の旅路を美しくつづった、心温まる一作。つつましくも寄り添って生きる夫婦が、つい見失いがちな“本当の幸せ”に気づかせてくれる。サリー・ホーキンスとイーサン・ホーク、英米の実力派が醸し出す味わい深い演技の合奏に身をゆだね、ご自身にとっての大切な存在を思い浮かべながら、豊穣な世界に浸ってみませんか。


映画.comが“いま”見てほしい──《モード・ルイスの生き方》
“愛する人”“大好きなこと”その2つだけで幸せな人生を送ることができる

サリー・ホーキンスとイーサン・ホークが、持ち前の卓越した演技力で夫婦役を妙演
サリー・ホーキンスとイーサン・ホークが、持ち前の卓越した演技力で夫婦役を妙演

人を愛することは、どこまでも美しく尊い――。本作の主人公モード・ルイス(サリー・ホーキンス)と夫エベレット(イーサン・ホーク)は、映画を通して私たちに“愛の本質”を教えてくれる。裕福でなくても、周りに理解されなくても、愛する人が隣にいるだけで人生に喜びが芽生え、輝きをまとうようになる。余計なものに囲まれず、本当に大切な存在だけを見つめ続けた、なんとも豊かな人生。愛すべき夫婦を描いた本作を、夫婦や恋人同士で、もちろん1人でも、じっくりと味わってほしい。

喜びを全身から放出させて絵を描くモード。家の壁も窓も、すべてが彼女のキャンバス
喜びを全身から放出させて絵を描くモード。家の壁も窓も、すべてが彼女のキャンバス

描くことと、愛すること。モードの人生を構成しているのは、この2つ。天性の絵画の才能を持ちながらも内向的で孤独な生活を送っていた彼女は、エベレットによって居場所を与えられ、真実の幸せに出合った。本当に好きなもののためだけに生きる彼女は、私たちに“愛する喜び”を教えてくれる。

ぶつかり合いながらも、互いを大切に思い2人きりで生きていったモードとエベレット
ぶつかり合いながらも、互いを大切に思い2人きりで生きていったモードとエベレット

家政婦と雇い主として始まったモードとエベレットの生活は、夫婦になり、モードが画家として成功してからも、つつましさを失わなかった。自分たちのペースを保ちつつ、淡々と生きていく。“晴耕雨読”を体現した究極のシンプル・ライフからは、しなやかな“人生の意義”が伝わってくる。

感性のままに生きた妻と、不器用さを貫いた夫。欠点を認め合うことが、幸せにつながる
感性のままに生きた妻と、不器用さを貫いた夫。欠点を認め合うことが、幸せにつながる

モードが描いた絵画は、現在500万円以上で取り引きされ、ニクソン元米大統領もとりこになったほど。彼女が創造性豊かな作品を生み出せたのは、自らの感性に従い、自分らしさを貫いたから。そして、エベレットが理解者として、傍らで支え続けたからこそ。まさに、夫婦の愛の賜物といえる。


映画.comが“いま”見てほしい──《実力派2人の“心にしみる”共演》
注目度No.1女優S・ホーキンス&E・ホークの新境地がとにかく素晴らしい

ホーキンスとホークは本作が初共演ながら、2人が距離を縮めていくさまを絶妙に演じた
ホーキンスとホークは本作が初共演ながら、2人が距離を縮めていくさまを絶妙に演じた

カナダの港町の片隅で、2人だけの宇宙を作り出したモード&エベレット夫婦に扮するのは、共にアカデミー賞ノミネートを誇るベテラン俳優、サリー・ホーキンスとイーサン・ホーク。はみ出し者の2人がぶつかり合いながらも愛を育んでいくさまを、絶妙なハーモニーで奏でる。さらに、良質なドラマを多数手がけてきた女流監督アシュリング・ウォルシュが、自然光を巧みに取り入れつつ、森や林、雪、海といった風景を美しくも温かく切り取った映像で、夫婦のドラマを情緒豊かに彩る。

2度のアカデミー賞ノミネートを誇る実力派ホーキンスが、圧巻の演技でモードに“変身”
2度のアカデミー賞ノミネートを誇る実力派ホーキンスが、圧巻の演技でモードに“変身”

本年度のアカデミー賞最多候補作「シェイプ・オブ・ウォーター」では主演を務め、米批評サイト「Rotten Tomatoes」で史上最高評価を記録した「パディントン2」にも出演する、まさに今が旬の演技派ホーキンス。持ち前のかわいらしさと本人が乗り移ったかのような圧巻の演技で、モード・ルイスその人になりきった。

どんな役柄もこなす名優ホークが、昔かたぎの無骨な猟師を熱演し、新たな領域に到達
どんな役柄もこなす名優ホークが、昔かたぎの無骨な猟師を熱演し、新たな領域に到達

名優ホークが、これまでの役柄とはひと味違う無骨な男に扮し、新境地を開拓。モードと出会い、エベレットのかたくなな心が氷解していくさまを抜群の演技力で表現しているほか、自身の気難しい性格と葛藤しつつ、エベレットが不器用な愛情を注ぐ姿を愛らしく演じており、見る者の心を温めてくれる。

柔らかな映像と豊かな色彩センスで、モードの感性を育てたカナダの風景を美しく描いた
柔らかな映像と豊かな色彩センスで、モードの感性を育てたカナダの風景を美しく描いた

ホーキンスと組んだ「荊の城」や、芸術家を描く作品を多く手がけ、類まれな構成力と映像力を披露してきたウォルシュ監督が、今作でも手腕を発揮。感情の機微をすくい取ると共に、セピア色の映像の中にモードのカラフルな絵画を入れ込むことで、夫婦の人生が色づいていくさまを色彩豊かに表現している。



映画ライターよしひろまさみちが“いま”見てほしい──《幸せのかたち》
あなたが見てきた“大切な人とのきずな”を描いた名作リストに加えてほしい

描くことを決して止めず、夫をまっすぐに愛し続けたモードの人生は、輝きに満ちている
描くことを決して止めず、夫をまっすぐに愛し続けたモードの人生は、輝きに満ちている

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」「やさしい嘘と贈り物」「ラビング 愛という名前のふたり」「人生フルーツ」「愛、アムール」――夫婦のきずなを温かく、真摯に描いた名作リストに、新たな1本が加わった。本作が教えてくれる“夫婦のあり方”は、きっとあなたの心に深く永く残り続ける。さらに、人気映画ライター、よしひろまさみち氏が、本作の独自性と、モード&エベレット夫婦ならではの魅力を解説。こんなにも人間らしく愛おしい夫婦に会いに、ぜひ劇場に足を運んでほしい。

夫婦の実像を描いた名作映画の新たな1本は、きっと本作になるはず――ぜひ劇場へ
夫婦の実像を描いた名作映画の新たな1本は、きっと本作になるはず――ぜひ劇場へ
画像13

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」の作品トップへ