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北原里英、“ペラペラな衣装”に恥じらい 初主演映画公開には「寂しい思い」

2018年2月17日 17:10

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意外と真面目に締めた大人2人
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[映画.com ニュース] 4月にAKBグループを卒業する「NGT48」の北原里英が主演した映画「サニー 32」が2月17日、全国40スクリーンで封切られ、北原をはじめ共演のピエール瀧、リリー・フランキー門脇麦、メガホンをとった白石和彌監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。

凶悪」の白石監督と脚本・高橋泉が再タッグを組んだオリジナル作品。中学校教師の赤理(北原)は、24歳の誕生日に突然誘拐されてしまう。柏原(瀧)、小田(リリー)と名乗る誘拐犯2人は、ネットで「犯罪史上最も可愛い殺人犯」と神格化された11歳の少女サニーの信奉者であり、赤理をサニーと呼んで監禁し、いたぶっていく。

映画初主演で拉致監禁など壮絶シーンに挑んだ北原は、「撮影からは1年、映画の話が生まれてから3年半ほど。かかった年月分、愛情のある作品」と笑顔。一方で「公開して嬉しいですが、公開したらここで終わってしまう、自分にできることがほとんどなくなってしまうという、寂しい思いもあります」と惜別の胸中を吐露し、続く白石監督は「僕にとっても大切な、渾身の1本」「大好きなシーンばかり」と思い入れを明かした。

さらに劇中で北原が着せられた衣装について、リリーは「あんなペラペラな衣装着せられたこと、1回もないでしょ。ドンキで400円くらいで売ってるやつ」とバッサリ。北原は「『AKB』の衣装は裏地もしっかりしているので、いつもよりだいぶ薄っぺらい衣装でしたね(笑)。あの衣装を着て、間抜けではありますが、安くっぽくならないのは、瀧とリリーさんのおかげだと映画を見て思いました」と健気に応じたが、リリーが「雹(ひょう)が降っている新潟で、ペラペラ衣装と生足でウロウロしているんだから、よくぞ。俺と瀧なんて、ものすごく着込んでいるのに乳首カッチカチだったからね」「あと男性はテカりものの生地、好きだよね。下着とか」としみじみ語ると、恥じらう様子で沈黙を貫いていた。

また舞台挨拶は終始、瀧&リリーが「記事にしにくい」過激なトークを展開。瀧は「出ている僕も初号試写を見て、白石さんに『何の映画ですか、これ』と聞いた」と冗談めかして笑い、リリーは「客席は『戦争映画やってたのか』というくらい、おっさんばかり」といじり倒した。それでも、最後の挨拶では「今、起きそうで起きない事件が、先に映画になっている気がする。北原さんのお芝居に対する情熱を見せてもらったし、きつい部活の合宿だけど、あれはあれで楽しかったね、という気がします」(リリー)、「登場人物は皆、誰かをものにしたいとか主観ばかりで、客観性がないんです。皆さん感想をつぶやいたり書いたりするでしょうが、感想は主観ですよね。一方で、実はこの映画で大事なことは客観性。そういうところが、後からじんわりくる映画」(瀧)と真面目に結んでいた。

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