20世紀フォックス元会長、パラマウント・ピクチャーズのトップに
2017年4月22日 07:00

[映画.com ニュース]米メディア大手のバイアコムは、傘下であるパラマウント・ピクチャーズの新会長兼最高経営責任者(CEO)に、昨年まで20世紀フォックスを率いていたジム・ジアノプロス氏を任命したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
バイアコムは、パラマウントの経営不振を理由に今年2月、2005年からCEOを務めてきたブラッド・グレイ氏を解任。直ちに後任探しに入っていた。ジアノプロス氏は20世紀フォックスの会長を16年に渡り務めた業界の大ベテランで、スタジオ運営は順調だったものの、親会社21世紀フォックスの組織改革の影響で昨年9月に退任を余儀なくされていた。
バイアコムにとっては最初から最有力候補だったものの、親会社の干渉を嫌うジムノプロス氏は興味を持たないと思われていた。しかし数回にわたる交渉の末、ジムノプロス氏は製作費1億ドルまでの映画作品にゴーサインを出す権利を獲得。自立性が約束されたことで、パラマウントのトップを務める決意を固めたという。
また、パラマウントを成功に導くことで、自らを解雇した21世紀フォックスを見返す狙いもあると見られている。21世紀フォックスは、ジアノプロス氏の後任にスティーブン・スピルバーグ監督の右腕として知られるステイシー・スナイダー氏を任命している。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
ヤバすぎる世界へようこそ
【この映画がすごい】“最弱の青年”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ