ロード・オブ・ザ・リング IMAX上映 : 特集
【映画.comも観に行く!「LOTR」IMAX®“初”上映】
あの名シーンやセリフを、極上環境で観られるなんて!
《旅の仲間》に再び会える──ワクワクが止まらない!!
“あらゆるファンタジーの頂点に立つ”といっても過言ではない映画「ロード・オブ・ザ・リング」(以下「LOTR」)シリーズ。日本公開20周年を記念し、9月16日から期間限定で映画館に復活する。
しかも、ただ上映されるだけではない。なんと三部作がIMAX®シアターで上映される。つまり超高精細の映像と大迫力の音響により、作品自体が“進化”と“深化”しているのだ(なお同三部作がIMAX®上映されるのは日本初)。
シリーズファンはもちろん、そうでない人もこの機会に「LOTR」を映画館で体感してほしい。ひと足先にIMAX®版を堪能した“旅の仲間たち”からは「一生に一度の事」「全国民観て」「意味わからんくらい泣いた」など、信じられないくらいの絶賛評が飛び出している――。
この特集記事では、「LOTR」はそもそもなぜ偉大なのかの解説や、ひと足先にIMAX®版を体感したユーザーの感想、映画.comが劇場で体感したい名シーン・名セリフなどを紹介していく。
自宅で擦り切れるほど観た「LOTR」三部作。IMAX®の極上環境で鑑賞し、中つ国に没入できる機会は楽しみでしかない。
【偉業を振り返る】三部作すべてアカデミー賞!
この傑作三部作のIMAX®上映は二度とないかも…!?
映画史に燦然と輝く「LOTR」。IMAX®版の公開スケジュールは、第一作「ロード・オブ・ザ・リング」は9月16日から、第二作「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」は10月7日から、第三作「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」は10月28日からとなっている。
●偉業①:三部作すべて、アカデミー賞“作品賞”にノミネート
ピーター・ジャクソン監督がJ・R・R・トールキンのファンタジー小説を実写映画化した「LOTR」シリーズは、掘れば掘るほど偉業だらけ。シリーズ三部作は世界中で観客、批評家、そして映画人を熱狂させ、世界最高峰の祭典であるアカデミー賞をも席巻した。
第一作から第三作まで、すべてがアカデミー賞の作品賞(その年の最も優れた映画を選出する)にノミネート。これはあの「スター・ウォーズ」シリーズでも成し遂げていない快挙である。
●偉業②:アカデミー賞では計30回ノミネート → 17回も受賞
そのアカデミー賞でのノミネート回数もすさまじい。三部作通じて、なんと合計30回もアカデミー賞の各部門候補となった(1回ノミネートされるだけでも素晴らしいのに……)。
ただ候補となっただけでなく、もちろん受賞もかっさらっている。その数、実に17回。特に「王の帰還」は目を疑うほどのノミネート&受賞数を記録している。
●偉業③:「王の帰還」は11部門ノミネート → “11部門で受賞”の偉業
シリーズ完結編にして最大の傑作となった「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」。第74回アカデミー賞では11部門にノミネートされ、なんとその11部門すべてで受賞を果たした。
部門を並べてみよう。
作品賞、監督賞(ピーター・ジャクソン)、脚色賞(フラン・ウォルシュ フィリッパ・ボウエン ピーター・ジャクソン)、編集賞(ジェイミー・セルカーク)、作曲賞(ハワード・ショア)、衣装デザイン賞(ナイラ・ディクソン リチャード・テイラー)、美術賞、視覚効果賞、音響録音賞、メイクアップ賞、主題歌賞
11部門受賞は映画史において、今作と「タイタニック」「ベン・ハー」しか達成していない。もはやすごすぎて笑えてくるほどの偉業。このことは物語の強度、演出の巧みさ、視覚効果や美術など技術面の素晴らしさなど、すべての要素が飛び抜けていることの証といえるだろう。
●偉業④:世界興行収入がとんでもない…三部作合計4000億円超!
映画業界の人々のみならず、世界中の観客をも広く興奮させ、熱狂させた「LOTR」。世界興行収入は三部作合計で約29.91億ドル(約4187億円/1ドル=140円換算)を稼ぎ出し、世界各国で社会現象と化した。
日本でももちろんヒットを記録。第一作が90.7億円、第二作が79億円、第三作が103.2億円を叩き出している。「10億円を超えれば大ヒット」とされるだけに、いかに「LOTR」がすさまじい作品であるかがよくわかるだろう。
●偉業⑤:評価も異次元…辛口批評サイトで平均94%の最高級スコア!
受賞歴、そして興行収入に加え、批評家の評価も異次元。辛口で知られるアメリカの批評サイト「ロッテントマト」では、三部作の平均スコアが94%支持となっている。
同サイトでは多くの場合、90%以上の支持は“本当に素晴らしい、映画史に残る作品”にしか与えられない。その点、「LOTR」第一作は91%、第二作「二つの塔」は95%、第三作「王の帰還」は93%をそれぞれ記録。シリーズ三作すべてが歴史的傑作とされているのだ。
●偉業⑥:結果、後世に与えた影響も偉大
どこをどう切っても偉業にぶち当たる映画「LOTR」。本シリーズの興行的・批評的成功と、ハイクオリティなVFXの開発が、後世の作品に与えた影響は尋常ではない。
「LOTR」が大ヒットし高く評価されたたからこそ、続く製作者たちはファンタジー作品を企画しやすくなった。「LOTR」の物語展開やVFXを研究し、踏襲し、あるいはアレンジすることで、また異なる素晴らしき作品を生み出すことができた――。
本シリーズがあったからこそ、映画「ナルニア国物語」や大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」などは世に放たれたのではないか。さまざまな作品への影響もみてとれる。その点で言えば、私たちは意識的にせよ無意識的にせよ「LOTR」をその身に刻みながら生きているのだ。
【感想投稿キャンペーン実施中】
ひと足先に“参加”した《旅の仲間たち》の声!
では実際のところ、IMAX®で観られる「ロード・オブ・ザ・リング」の“体験”は、どれほど素晴らしいものなのか? 9月6日に実施されたプレミア試写会(第一作を上映)で鑑賞した旅の仲間たちから、興奮の声が続々と押し寄せている。
●「全国民に観てほしい」「意味わからんくらい泣いた」
「まさにIMAX®シアターで観るべき作品」と多くの観客が感じたようで、「一生に一度の事だと思ってぜひ全国民に観てほしい…あの中つ国の光景を大画面で見るとホントにこちらの世界に戻るのが大変になります」と絶賛する人も。
ほか「血が沸き立つような映像体験」「そこら中から息を呑む声が聞こえた」など、圧巻のひと時を味わい尽くしたツイートも多数。さらに「まるでそこにいるかのような臨場感! 他にも見るべき理由が110個はある」「皆の瞳が美しすぎるし、サウロンの目の恐さマシマシだし、サウンドも敵陣の曲の時の太鼓の音が身体に響いて最高」など、全身で堪能した観客もいた。
そして「こんなに泣ける映画だったっけ……?」と、時を経ての鑑賞ならではの驚きも! 「ホビット村が映っただけで泣きました」「20年前に泣いたところでまた泣く。旅の仲間、なんという素敵な響き!」「泣いた、意味わからんくらい泣いた。もうセリフ全暗記する程DVDや配信で繰り返し見てるのに!」などなど、感情を爆発させるツイートが滝のように流れていた。
●公式Twitterアカウントでは「感想投稿キャンペーン」実施中!
「ワーナー ブラザース ジャパン」公式Twitterアカウントでは、旅の仲間たちのIMAX®版を観たアツい感想を募集中。
また、Twitter上では今もなお感想があふれ続けているので、ぜひともその熱気に触れてみてほしい。きっと、今すぐ映画館に行きたくなるはずだ。
【IMAX®でもう一度】再体感したい名場面、セリフ…
“あの興奮”が極上の環境でよみがえる!
記事の最後に、「ロード・オブ・ザ・リング」のワクワクと興奮をさらに思い出してもらうために。
IMAX®版を観たくて仕方がない映画.com編集部が「期待するあのシーン、このシーン」をピックアップしてみた。試写を堪能した旅の仲間たちのように、我々も可能な限り早く「むちゃくちゃ面白かった」とむせび泣きたい……!
●観たい――指輪を葬るための旅、仲間たちの絆を●聴きたい――ゴラムが囁く「いとしいしと」をIMAX®の音響で●震えたい――“サウロンの目”の禍々しさと恐ろしさに●共感したい――指輪の魔力に取り憑かれたフロドの葛藤に●興奮したい――アラゴルンの“死者の軍勢”と、ローハン6000騎の援軍に●浸りたい――中つ国、旅の仲間たちが大草原を駆ける風景、壮大な音楽●映画.com編集部も絶対に観たい――なので、今から観に行きます。
始まりと絆の第一作。恐れに打ち勝つ「二つの塔」。そして壮大なる伝説の完ぺきなフィナーレ「王の帰還」。IMAX®版は少なくとも、一作品につき2回は観に行きたい。さて、あなたは何回観に行く予定だろうか?
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