全米映画ランキング : 2024年6月21日~2024年6月23日

全米映画ランキング:2024年6月24日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2024年6月21日~2024年6月23日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 インサイド・ヘッド2

Inside Out 2
「インサイド・ヘッド2」

Walt Disney
(ディズニー)

2 100,000,000 355,183,116
2 2 バッドボーイズ RIDE OR DIE

Bad Boys: Ride or Die
「バッドボーイズ RIDE OR DIE」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 18,775,000 146,910,891
3 ザ・バイクライダーズ(原題) 1 10,000,000 10,000,000
4 4 ねこのガーフィールド

The Garfield Movie
「ねこのガーフィールド」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 3,600,000 85,142,251
5 3 猿の惑星 キングダム 7 3,600,000 164,396,089
6 6 ブルー きみは大丈夫

IF
「ブルー きみは大丈夫」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

6 2,775,000 106,613,104
7 The Exorcism

The Exorcism

Vertical Entertainment

1 2,439,000 2,439,000
8 Thelma

Thelma

Magnolia Pictures

1 2,212,350 2,212,350
9 5 ザ・ウォッチャーズ

The Watchers
「ザ・ウォッチャーズ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 1,940,000 17,748,281
10 GHOST: Rite Here Rite Now

GHOST: Rite Here Rite Now

Trafalgar Releasing

1 1,521,550 2,647,702

「インサイド・ヘッド2」24年公開映画で興収1位に! 「バッドボーイズ RIDE OR DIE」も好調継続

6月第4週の北米映画市場では、「インサイド・ヘッド2」(ディズニー&ピクサー)が興行をリードし続け、新作4本が週末3日間の興収ランキングトップ10に入ったことで、2024年で2番目に好調な結果となりました。

首位の「インサイド・ヘッド2」は、週末3日間で興収1億ドルを記録。累計興収は3億5500万ドルを超え、公開わずか2週目にして、24年公開映画のなかで興収トップとなりました。

大ヒットバディアクションシリーズの第4弾「バッドボーイズ RIDE OR DIE」(ソニー)は、公開3週目で2位をキープ。週末3日間で興収1800万ドルをあげ、好調を維持しました。累計興収は1億4600万ドルを突破し、24年公開映画のなかで興収6位にランクインしています。

オースティン・バトラー(「デューン 砂の惑星 PART2」)とジョディ・カマー(「キリング・イヴ Killing Eve」)が共演したクライムドラマ「ザ・バイクライダーズ(原題)」(フォーカス・フィーチャーズ)は、3位に初登場。写真家ダニー・ライアンがバイカーたちの日常を記録した、1967年の写真集に着想を得たオリジナルストーリーで、米シカゴを舞台に、“ヴァンダルズ”と呼ばれるモーターサイクルクラブを描いています。バトラーは、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りのベニー、カマーはベニーに惹かれていくキャシーを演じました。急激に規模を拡大させていくクラブ内の治安は悪化し、やがて敵対クラブとの抗争が勃発。ある日、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こります。トム・ハーディ、マイケル・シャノン、マイク・ヘイスト、ノーマン・リーダスらが共演。「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズが、監督・脚本を務めました。4000万ドル足らずの製作費に対し、週末3日間で興収1000万ドルをあげています。

ラッセル・クロウ主演のホラー「The Exorcism(原題)」(Vertical Entertainment)は、7位に初登場。「ヴァチカンのエクソシスト」も話題となったクロウが、さまざまな問題を抱えた俳優アンソニー・ミラーに扮しました。彼はホラー映画のなかで、何かに取り憑かれた聖職者を演じますが、その撮影内で、奇妙な出来事が連続します。サム・ワーシントンが共演し、ジョシュア・ジョン・ミラー(「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」)が監督を担当。製作費400万ドルに対し、週末3日間で興収240万ドルを記録しました。

8位は、アクションコメディ「Thelma(原題)」(Magnolia Pictures)。現在94歳のジューン・スキッブが主演を務めました。ロサンゼルスに住む93歳の主人公テルマ・ポスト(スキッブ)は、孫のふりをして電話をしてきた詐欺師に、1万ドルを騙し取られます。彼女は、お金を取り戻すべく、街を横断する危険な旅に出ることに。週末3日間で、興収220万ドルをあげました。10位は、スウェーデンのメタルバンド「ゴースト」のコンサート映画「GHOST: Rite Here Rite Now(原題)」(Trafalgar Releasing)。週末3日間で、興収150万ドルを記録しています。

2024年6月24日更新 Dan Knighton

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